ランニングタイツを着けてランニング運動の効率を高めよう

運動

ランニングタイツの着用は、陸上競技者やトレーニング目的のアスリートだけでなく、趣味でランニングをしている方の間にも広まってきています。

スウェットパンツやジャージパンツよりも動きやすいので、1枚持っていると何かと重宝しますが、でも「動きやすい」だけがランニングタイツの意義ではありません。

高機能・多機能になった最近のランニングタイツの効果をまとめました。



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1.関節への負担を軽減する

ランニングというのは小さなジャンプを繰り返す運動ですから、腰や膝にどうしても負荷がかかります。

わたしたちの関節は自立しているわけではなく、周りの筋肉に支えられて形状を保っています。

そのため、普段はある程度の負荷が加わっても筋肉が支えるのですが、ランニングで筋肉が疲労してくると衝撃を受け止めきれなくなります。

そうなると、関節に直接力が加わってしまうため、走ると膝や腰が痛んだり、転んで怪我をしてしまったり、また長くランニングを続けることで軟骨が磨り減るという症状も起こってきます。

ランニングタイツは伸縮性の強い生地でできており、着けることで関節周りを支えます。

つまり、タイツの生地が人工筋肉になって関節を支えてくれるわけですね。

怪我の防止だけでなく、すでに膝にトラブルを抱えている方にも、痛みの軽減などの効果があります。

テーピング機能があり、関節だけでなく筋肉の収縮をサポートするタイプもありますね。



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2.筋肉の振動を抑えてエネルギーロスを減らす

ランニングで生じる筋肉の振動は、たくさんのエネルギーを消費させます。

ランニング中は全身の筋肉が文字通り数え切れない回数振動しますから、それによるエネルギーロスも大きなものになります。

これは、体に細かい振動を与えるタイプのダイエット機器があることでもなんとなくわかるのではないでしょうか。

ランニングタイツは余分な筋肉の振動を抑えるため、エネルギーロスを小さくすることができます。

ロスが減るとランニング中の疲労も小さくなりますから、より長時間のトレーニングが可能になりますし、怪我の防止にもつながります。

ちなみに、最近マラソンランナーの方が、長いアームサポーターを着けて走っているのをよく見かけますが、これも腕の筋肉の振動を抑えるためです。

3.加圧機能で疲労回復を早める

わたしたちは二足歩行するため、重力に引っ張られて血液がふくらはぎにたまりやすくなっています。

長時間立ち仕事をしていると足がむくむのも、ふくらはぎがうっ血して血流が悪くなるためですが、これはランニング中でも変わりがありません。

ランニングタイツの中には、足首部分を少し強くしめつけることでうっ血を軽減させ、足の血流を促進させる機能がついたタイプがあります。

血流が滞らずにスムーズに全身を流れると、疲労物質である乳酸が筋肉中にたまりづらくなり、そして乳酸の代謝も早めることができます。

ランニング中に疲れにくくなり、走ったあと疲労回復も早くなります。

また、翌日の筋肉痛も乳酸が原因ですから、筋肉痛の軽減にも効果的です。

4.体温の調節

ランニングは体力を使う運動ですから、体温を適切に維持することはとても大切です。

暑すぎるとばててしまいますし、寒いと筋肉がこわばって怪我につながります。

マラソン中継を見ると、レース中の気温について必ず話題にしますよね。

ランニングタイツは体に密着して冷たい外気を遮断するデザインですから、保温機能はスウェットパンツなどよりもずっと優れています。

また速乾機能もほとんどのタイツについていますから、夏の暑い季節には汗をすばやく蒸発させることで体温が上がりすぎるのを防ぎます。

ただ、生地には注意してください。

夏用と冬用では生地の厚さが違いますから、間違って着けると逆効果です。

購入する際はよく説明を見て買いましょう。

ちょっと見ただけでは生地の厚さがわからないこともあるので、夏・冬でデザインを変えたり、別々の引き出しにしまうなど、工夫するといいかもしれませんね。

まとめ

ランニング運動には、体の機能を高める側面と、体にダメージを与える側面とがありますが、ランニングタイツはその、ダメージの側面をできるだけ小さくしてくれるサポート用品といえます。

製品によってさまざまな機能があり、また最近はカラーバリエーションも増えて、ファッション性の高いタイツも増えています。

ご自分のニーズに合った一枚を探してみてください。