ランニングシューズを長く愛用するためのコツ4選
ランニングシューズは、革靴などとは違って何年も愛用できるものではなく、基本的には消耗品です。
しかし、お気に入りの一足は少しでも長く大切に履いていきたいですよね。
ランニングシューズを長持ちさせるためのコツや、綺麗を保つためのお手入れ方法についてまとめました。
4つのコツを実践して、お気に入りのランニングシューズを大切に使っていきましょう!
ランニングシューズって毎日履いていいの?
ランニングシューズを長持ちさせようと思ったら、一足を毎日履き続けるのはおすすめできません。
というのも、1日中同じランニングシューズを履いていると、目には見えない汗がシューズ内にしみ込んでいます。
ランニングシューズはいくら通気性がいいと言っても、1日履いたままの汗はすぐには乾きません。
そのため、1日履いたら1~2日は休ませてあげる必要があるのです。
休ませてあげている間に汗が乾いて雑菌の繁殖も抑えられますし、生地が傷むのを防ぐ効果も期待できます。
お気に入りのランニングシューズだと毎日履きたくなるかもしれませんが、長く愛用するためには2~3足のランニングシューズをローテーションして履くのがおすすめです。
ファッションや気分によって使い分けてもいいかもしれませんね。
ランニングシューズの臭いはどう対策する?
パンプスやスニーカーと比べると通気性が良く作られているランニングシューズですが、長時間ランニングしていると汗をかきますし、汗や皮脂がシューズに付着すると嫌な臭いが発生しやすくなってしまいます。
ランニングシューズの臭いを防止するためには、まず靴下を履くことです。
素足で履くと汗や皮脂といった雑菌が好む成分がダイレクトにシューズについてしまいますから、必ず靴下を履くようにしましょう。
抗菌作用のある靴下なら、臭いの原因になる雑菌の繁殖を防ぐのにも効果抜群です。
靴下だけでは不十分という場合には、同じく抗菌加工が施されたインソールを使うという手もあります。
インソールを装着しておけば臭いが気になる時には、インソールを外して洗うだけでいいので簡単です。
ランニングシューズそのものが汚れないというメリットもあります。
ランニングシューズは履いた後しっかり乾かそう!
ランニングシューズはローテーションして使用するのが理想的だとお伝えしましたが、休ませているランニングシューズはすぐに下駄箱にしまわずに、しばらく風通しのいいところに出しておくのがおすすめです。
下駄箱にすぐに閉まってしまうと、汗が乾かずに、ジメジメした中で雑菌が繁殖してしまいます。
天気のいい日にはシューズを天日干しするのもいいでしょう。
ただし、夕方以降になると湿度が増してしまうので、カラリと晴れている時間帯にだけランニングシューズを干しておくことです。
ランニングシューズはどれくらい使える?
ランニングシューズは、同じものを毎日使っていると半年も持たないことが多いです。
スニーカーのように、つま先やかかと部分をしっかり補強するのではなく、走りやすさを最優先に作られているので、どうしても耐久性の面では劣ってしまいます。
しかし、複数のランニングシューズをローテーションしながら使う場合には、1年以上もつことも。
お気に入りのランニングシューズを見つけたら、適度に休ませながら履くことをおすすめします。
まとめ
ランニングシューズを長持ちさせるためには、毎日同じシューズを履かないことや、履いた後にしっかり乾燥させることが欠かせません。
それに加えて、臭い対策も行っておけば周囲へのエチケットになります。
ランニングシューズ自体はそこまで寿命の長いものではありませんが、扱い次第では長く愛用できるものなので、まずは今回ご紹介した4つのコツを試してみてください。