ほとんど初ランニングだけど、ランニングタイツって履いたほうがいい?

ある程度走り込んでいる人の場合、ランニングタイツについても充分に知識を持っていることでしょう。

しかし走り始めたばかりの人や、何となく家の周りを走っている程度と言う人の場合、ランニングタイツまで揃えることはないのではないかと思われるかもしれません。

何となく、ランニングタイツまでウエアを揃えなくても、と思ってしまいがちですね。

しかしランニング初心者さん、初めてのランニングの方にこそ、ランニングタイツの使用はおすすめなのです。



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ランニングタイツは普通のタイツとは違う?

普通のタイツでも勿論、1枚履いておくと保温や汗止めとしても有効です。

なのでできれば、その辺りを10分位走るだけ、と言う人にも履いておいくのがおすすめです。

今はファッションアイテムとしても、タイツやレギンスはお店でいくらでも手に入ります。

女性だと1枚位は、チェストに入っているかもしれません。

これもランニングタイツとして利用できます。

勿論スポーツ専門店で売られているランニングタイツの場合、その機能性で大きく普通のタイツを引き離しています。

脚の故障やサポートに特化したテーピングタイプのものは、関節に対しての負荷を和らげてくれますので、故障中の人にはお助けの逸品です。

また筋肉に負荷をかける着圧タイプのものは、筋トレに適しています。

どれも勿論、速乾性や通気性に優れていることは勿論、保温性にもかけることはありません。

まあ何でもそうですが、お値段だけの事はあるということですね。

ただし、最初からそこまで頑張らなくてもいいというのも、憶えておいてください。



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ランニングタイツの主な役割は?

格好がいいからという事も勿論無いではありません。

しかしこのランニングタイツ、多くの役割を持って役立ってくれるウエアなのです。

寒い時期には保温のため

走っていれば暑くなるので、とつい考えがちですがこれは誤りです。

たしかに体温は上がりますがそれをコントロールしようとして、発汗するのが身体です。

汗は表皮の体温を奪って、上がりすぎた体温を下げてくれます。

しかし寒い時期は、素肌にかいた汗をそのまま外気に晒すのはあまりに危険です。

筋肉が急激に冷えることで、故障にもつながります。

1枚のランニングタイツが、寒さからの怪我を防いでくれることもあります。

普通のレギンスでもいいので、特に冬は1枚履いておきましょう。

上にトレーニングパンツを履いて走る人も、下にはランニングタイツの装着をおすすめしたいです。

こちらはトレパン着用で、かく汗が増えたのを吸収するのにも有効です。

暑い時期にも冷えを防ぐために

暑い時期は素肌で風を感じたいと思うのは、仕方のないことです。

とは言え、冬に比べて発汗は段違いに多いことも忘れてほしくありません。

気温が高いということは、それだけ体温も上昇も早いということです。

体温を下げようと汗の分泌も多くなります。

しかしこれが場合によって、冷えにつながってくることもあるのです。

特にランナーの場合脚全体の筋肉は、冷えは避けておかなくてはなりません。

勿論走らない人の場合も、下半身の冷えは大敵です。

その下半身を大きく使用して走っているのですから、脚の冷えは故障につながっていくことになります。

安全に走るためにも、冷えは防ぐのが一番なのです。

暑いからと安心せずに、1枚履いておくことが怪我の回避につながるのです。

転んだときなどの怪我の軽減に

人間である以上、疲れとは無縁で入られません。

走っているうちに疲れは溜まっていくものです。

そして疲れが溜まれば注意力はどうしても、下がっていくものです。

こういった時、ちょっとした段差で躓くと言う事故が起きたりします。

軍隊などでは必ず、下着の着用が義務付けられているようです。

たかが1枚の下着でも、あると無しでは何かのときの身体に伝わる衝撃が、大きく違うからだそうです。

同じことがランナーにも言えます。

特に走っている時というのは、歩いているときよりもスピードが出ていますので、そこに転倒という要素が加わると衝撃が激しいのは当たり前です。

膝がむき出しだと直接、その衝撃が皮膚に引いては関節部に伝わります。

1枚のランニングタイツが、この衝撃を和らげてくれます。

初心者の人ほど、この1枚が必要なのではないでしょうか。

普通のタイツならどういったものを選べばいい?

出来れば専用のランニングタイツの使用がおすすめですが、普通のタイツでも無いよりずっとマシです。

まあ少しだけ、注意して選んだほうがいいので、代表的なことを上げておきましょう。

ストレッチのよく利くもの

今売られているレギンスやタイツなど、ストレッチ性はかなり上がっています。

量販店のPBでも、かなり優れた製品が出ています。

しかし普通に歩いたりするだけでの使用ではないので、中でもストレッチ性の高いものを選ぶのがおすすめです。

ちょっと面倒かもしれませんが、素材のストレッチ方向も把握しておくといいでしょう。

これは実体験なのですが、このストレッチの方向性が原因で、動いているうちにタイツが下がってくることがあります。

そうなると走りづらいどころか、走ることが困難になってしまいます。

上下左右に引っ張ってみて、ほぼ均等にストレッチが利く素材のものを選びましょう。

タイツを引っ張り上げつつ走るというのは、正直筆者だけの経験にしておいていただきたいものです。

通気性と速乾性のあるものを選ぶ

スポーツ用のランニングタイツなら、この2点は必須なのでまず問題ありませんが、普通のタイツを使用する場合はチェックが必要です。

特に速乾性は、汗で体を冷やさないために必要な条件ですので、注意してください。

素材的には、綿の入ったものは避けるといいでしょう。

肌触りがよく水分吸収に優れた綿ですが、速乾性には欠けるので運動関係の衣服としては適しません。

登山の装備で、綿の衣服は避けるという注意がありますが、これも同様の問題からの注意点です。

ポリエステルなどの化学繊維の素材のものが、おすすめになります。

スポーツ用のランニングタイツを購入したい場合

普通の品でも間に合うけど、やはりここはきちんとした専門のタイツを購入したい、と張り切る方もいるでしょう。

そんな場合、最初からあれこれ機能の付いた品を選ばなくても大丈夫だと、申し上げたいです。

まだまだランニング初心者で、故障もなくまっさらな脚の場合は、それほどサポート機能なども重視しなくても保護と保温を考えれば、まず問題ありません。

とは言え、例えば病後のリハビリを兼ねてジョギングをなどという、特殊な場合もありますね。

こういった、筋肉がちょっと弱っているのでそのために筋トレを、という場合はサポート機能の付いたランニングタイツを使用しましょう。

とは言え、別に身体に問題なくでも運動は久しぶりという人の場合、状況に応じて機能を選ぶといいでしょう。

と言いますのも、あまりに最初からサポートしすぎては、鍛えるべき筋肉が甘えてしまうこともあるからです。

また逆に、無理しすぎてあっという間に壊してしまっては、これまた元も子もありません。

もしコーチやインストラクターなどがついていれば、そういった人達に相談するのが一番いいでしょう。

またお店の専門スタッフに、現状を話してアドバイスを貰うのも一つの手です。

普通のタイツと違ってそれなりのお値段のものですから、それも考慮に入れての購入をおすすめします。

まとめ

初心者だから特にあれこれウエアを用意しなくても、と思っている人も出来ればランニングタイツだけは履いて走って欲しいものです。

この1枚が、大きな怪我を軽減してくれる可能性を秘めているからです。

ウエア全部揃えるのは無理、と言う人でもタイツ1枚なら手持ちのものでも、また量販店での購入での割りと手軽にできるはずです。

初ランニングの時は、タイツを1枚着用の上お出かけくださいね。