みんなはランニングシューズを何足くらい持っているの?
これからランニングを始めて試合に出場しようと思っている人の場合、ランニングシューズ選びは特に重要です。
1足のランニングシューズをずっと使うのか、それとも何足かのランニングシューズを使い分けるのか気になる方は多いのではないでしょうか。
実際のランナーたちはどのようにしてランニングシューズを使い分けているのかをご紹介します。
ランニングシューズが1足ではいけない理由
ランニングシューズは、1足だけをずっと履き続けるのはおすすめできません。
練習用であれば問題ありませんが、ずっと履き続けたランニングシューズはソール部分や生地部分の消耗が激しく、本番時には適さない状態になっていることが多いです。
これはランニングシューズだけに限ったことではないのですが、基本的に靴は毎日同じものを履くのは避けるべきだと言われています。
靴には足から出た汗がしみ込んでいますから、1~2日は休息させて汗をしっかし乾かしてあげる必要があるのです。
そうすることで生地の傷みや、汗による雑菌の繁殖を抑えることが出来ます。
また、ランニングシューズは基本的に消耗品です。
練習時に使用したランニングシューズで本番に臨んでしまうと、本来持っているパフォーマンスが発揮されない可能性もあります。
これからランニングを始めようと思っている方は、シューズは複数足買う方向で検討するといいでしょう。
実際にランナーたちは何足くらい使っているのか?
・”今はレース用1足。
練習用として4足から5足を使い分けている”
・”月間走行距離400~500キロ、週5~6日で練習して、練習用は今は3足”
・”トレーニングシューズは2種類を使い分けています”
本格的にフルマラソンを行っている人たちは、練習用として最低2足のランニングシューズを使用しているようです。
練習用に新たに買うという人もいますが、本番用のランニングシューズが消耗してきたのを目安に、トレーニング用に降格させるという人が大半。
トレーニング用シューズは履きつぶすという人が大半で、1~2年使う人も多いようです。
本番用ランニングシューズに関しては、1足という人もいますが、万が一のことを考えて予備を含めて2足持っていると安心です。
ただ、1カ月で何百キロも走るというのでなければ、練習用と本番用で各1足ずつあれば十分でしょう。
練習用と本番用はメーカーは揃えるべき?
ランニングシューズを練習用と本番用で分けるときですが、できれば同じメーカーに揃えるといいでしょう。
メーカーによってシューズのフィット感が全然違いますし、インソールの柔らかさ、クッション性、反発の強さはまちまちです。
あまりにも履き心地が違うと本番前の調整が難しいこともあるので、できれば統一しておくのがおすすめです。
長期間ランニングを継続していくのであれば、本番用のランニングシューズの寿命が近づいてきた時に練習用に降格させることになりますから、必然的に同じメーカーのものが増えて効くことになります。
ただし、練習用には負荷が大きめのランニングシューズを使いたいという場合は、メーカーを揃えるのが難しいかもしれません。
この場合には、本番の1週間前くらいから調整の意味を含め、本番用ランニングシューズを使った走り込みを加えておきましょう。
本番の感覚をつかむために有効です。
まとめ
本格的に試合に出ようと思ったら、ランニングシューズは練習用と本番用で使い分けるべきです。
フルマラソンの出場を目標とし、常に何百kmも練習するようなら、練習用シューズは2~4足程度持つ必要がありますが、そこまで本格的に行うわけではないというのであれば、本番用と練習用各1足で十分です。
本番用と練習用のメーカーは揃えておくと感覚がつかみやすく、おすすめですよ。