ランニングタイツの劣化を防ぐ方法は?長持ちさせるための6つのポイント
ランニングタイツは、筋肉や関節のサポート、疲労の軽減、日焼け防止など、さまざまなメリットがある優れたアイテムです。
ただし、その効果をしっかり引き出すためには、正しい方法で使う必要があります。
適当に使っていると、すぐに劣化してしまうため、せっかくのメリットを長く持続させることができません。
では、劣化を抑える方法について、詳しく説明していきましょう。
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強く引っ張らない
ランニングタイツは、体に張り付くようなぴっちりとしたアイテムです。
体に密着し、適度に締め付けることで、関節や筋肉を支えてくれます。
しかし、そうしたフィット感の強いものは、履くときに少しコツがいるものです。
適当な方法で履こうとしても、なかなかうまく身につけることができません。
あまり履きにくいようだと、ついイライラしてしまい、無理に引っ張るような履き方になることがあります。
それが、ダメージを与える原因のひとつです。
強い力で引っ張ったりすると、生地が傷み、破れやすくなります。
そんなことでは、長持ちさせることはできません。
長く使っていくためには、強引に履いたりせず、ダメージの少ない正しい履き方をしてください。
座って履く
履くときに破かないためには、まず座るところから始めてください。
普通のズボンなどは立ったままでも問題ありませんが、体に密着するランニングタイツだと、立った状態で履くのは無理があります。
途中で足が引っかかった状態を無視して、強引に最後まで引き上げようとした場合、生地を痛める可能性が高いのです。
余計なダメージを防ぎ、ランニングタイツを上手に履くためには、座ってじっくり取り組むことが大切です。
必ず椅子を用意して、座った状態で始めるようにしてください。
一気に引き上げない
なるべくダメージを与えないように履くなら、少しずつ足を通すことも大切です。
いくら座っていても、ぐいぐい引っ張って一気に履こうとすれば、破れやすくなってしまいます。
それを防ぐには、段階を踏んで履く方法がおすすめです。
足先から始めて、まず膝まで上げ、ずれていないか確認してください。
そのあとで、やはりずれないように注意しながら、腰まで引き上げるようにしましょう。
この方法なら、生地を劣化させずに履くことができます。
ゆっくり丁寧に
きちんと座って少しずつ履いていけば、生地へのダメージは防ぐことができます。
しかし、慌てて行動したときは、うまくいくとは限りません。
焦りがあると、つい無理な引っ張り方をすることも多くなります。
失敗しないためには、ゆっくりと丁寧に履いていくことが大切です。
多少時間がかかっても、雑な方法を避ければ、敗れるようなことはありません。
焦らなくても済むように、なるべく余裕のあるときを狙い、落ち着いて履くようにしてください。
フィットしやすい
無理に引っ張らないで丁寧に履く方法だと、タイツをうまくフィットさせることができます。
乱暴な方法で履いていると、一応足は通っていても、途中でよじれたり、曲がったりすることが多くなります。
それでは、ランニングタイツの効果を引き出すことができません。
筋肉や関節をサポートする効果は、正しく履くことで得られるものです。
せっかくの効果を弱めないためにも、慎重に履くことをおすすめします。
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爪を立てない
爪は、ランニングタイツを傷つける原因のひとつです。
丁寧な方法でゆっくり履いていたとしても、無駄に爪を立てたりすると、劣化を防ぐことができなくなります。
爪を立てたところが破れてしまい、すぐ使えなくなってしまうのです。
そのため、扱いには十分注意してください。
優しく引き上げるだけでなく、爪を立てないでつかむことも忘れないようにすると、確実に破れを防ぐことができます。
洗濯機に入れるときはネットを使う
ランニングタイツが劣化する原因は、洗濯の方法にもあります。
最も注意しておきたいのは、他の衣類と一緒に洗濯機で洗ってしまうことです。
これは、摩擦によるダメージがあるためです。
他の衣類と一緒に洗濯機の中で回ると、どうしても擦れることになります。
それを繰り返していれば、どんどん劣化が進んでしまいます。
摩擦のダメージを与えないためには、必ずネットに入れてから洗うようにしてください。
直接触れないようにしておけば、摩擦を避けることができます。
優しく押し洗いする
ネットを使えば摩擦のダメージは軽減できますが、より確実に劣化を防ぐなら、他の衣類と一緒にしないことが大切です。
そのためには、洗濯機を使わない洗い方もおすすめです。
ランニングタイツだけを別にして、優しく押し洗いをしてみましょう。
その方法なら、他の衣類とはまったく接触しないことになるため、摩擦を防ぐことができます。
ただし、「優しく押し洗い」という部分は必ず守るようにしてください。
力を入れすぎたり、ゴシゴシと擦るような洗い方をしたりすると、生地を傷つけることになります。
それでは、他の衣類と分けた意味がなくなってしまいます。
常に丁寧な扱いを心がけ、しっかりとダメージを防いでいきましょう。
脱水は短く
ランニングタイツは、脱水の時間が長いときも劣化しやすくなるので、なるべく短く設定しておいてください。
少し長めの方が、より水気の少ない状態にできそうですが、そこまで念入りに脱水しなくても、乾きにくくなることはありません。
なぜなら、スポーツで使うことを想定して、高い速乾性を備えているからです。
軽く水を切るだけでも、簡単に乾かすことができます。
したがって、脱水をするなら、1分以内の短い時間で素早く済ませてしまいましょう。
それくらいなら、余計なダメージを与えることはありません。
乾燥気を使わない
ランニングタイツを洗ったときは、乾かし方にも注意してください。
洗い方に注意していても、そのあとに乾燥器を使ってしまうと、熱で寿命を縮めることになります。
劣化を防ぐためには、必ず自然乾燥を行いましょう。
速乾性の高い生地なので、乾燥気に頼らなくても、それほど時間はかかりません。
直射日光はNG
自然に乾かすといっても、日光が強く当たる場所を選んではいけません。
直射日光の熱があると、乾燥器を使わなくても劣化する可能性があります。
普通の洗濯ものは日光で乾かすものですが、ランニングタイツの場合は、安易に天日干しにしてはいけないのです。
干すなら、なるべく日の光が当たらない場所を選択しましょう。
日陰であれば、生地が傷む心配はありません。
風通しのよい場所で
ランニングタイツのような速乾性の高いものは、日の光が届かない場所でも、十分に乾燥させることができます。
ただし、風通しのよさだけはしっかり押さえておくべきです。
密閉された部屋の中に干したりすると、いくら速乾性が高くても、乾くのは遅くなります。
風通しの悪い場所は湿度が高いことも多いため、どうしても乾きにくくなってしまうのです。
それを避けるためには、なるべく通気性のよい場所を選んでください。
空気の流れがある場所なら、日光なしでも乾きやすくなります。
きちんと空気が動いていれば、湿気も逃げていくため、短時間でしっかりと乾燥させることができるのです。
まとめ
お気に入りのランニングタイツを長持ちさせたいときは、ここで紹介したポイントをしっかり押さえておいてください。
履き方や洗い方が間違っていると、劣化を促進させるばかりであり、とても長く使うことはできません。
ダメージを与える要素を確実に潰していけば、寿命を縮めるようなことはなくなります。
常に大切に使い、快適に体を動かせるようにしましょう。