ランニングタイツの効果を確実に得るためには?外してはいけない4つのポイント
ランニングタイツは、走る動きをサポートしてくれる便利なアイテムです。
体を適度に締めつけることで、筋肉の揺れの軽減や、血流をよくする効果をもたらしてくれます。
疲労や怪我を防ぐには、そうした効果をしっかりと得られるように使うことが大切です。
では、効果を妨げないためのポイントについて、詳しく説明していきましょう。
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自分に合ったサイズを使う
ランニングタイツの効果をしっかりと得るためには、自分の体にフィットするものを使わなければなりません。
これは、適度に体を締めつけるためには、絶対に外せないポイントになります。
締めつけによる効果を正しく引き出すためには、体に合わないゆるいサイズを使うのはNGです。
大きすぎるサイズを選んでしまった場合、締めつけが弱くなってしまうため、本来の効果も弱まることになるのです。
締めつけがきちんとできない状態なので、筋肉の固定が甘くなり、揺れを抑えられなくなります。
血流をよくする効果も、あまり期待はできません。
そのような失敗を避けるためには、まず自分に合ったサイズを選ぶようにしましょう。
ちょうどよいサイズを履いていれば、効果を妨げるようなことはなくなります。
きつすぎるのもNG
ランニングタイツの効果を得るためには、ゆるいものを履くべきではありませんが、だからといって、やたらと小さいものを選べばよいわけでもありません。
あまり小さいものを選んで、ギリギリと下半身を締めつけるようなことになれば、とても走りづらい状態になってしまいます。
きつすぎて、体の動きが制限されてしまうのです。
走りやすくするためのランニングタイツのはずが、逆に走ることを妨げてしまうのでは、履く意味がありません。
したがって、「小さいものなら締めつけられるだろう」という安易な考えで、無理に小さいものを履くのはやめてください。
ランニングタイツの効果は、あくまでも適度な締めつけによって得られるものです。
度がすぎれば失敗してしまうので、気をつけて選ぶようにしましょう。
試着を忘れずに
自分の体に合うサイズのランニングタイツを見つけるためには、見た目や値段だけで決めたりしてはいけません。
購入する前に、しっかり試着するようにしましょう。
実際に履いてみることで、本当にフィットするかどうか確かめることができるのです。
この作業を省略して、安さやデザインの好みを優先してしまった場合、締めつけの効果が弱いものを買ってしまう可能性があります。
そうなると、ほとんど履いていない状態で、また新しいものを購入したくなってしまうのです。
お金を無駄にしないためにも、きちんと試着して、フィット感を確かめてから購入するようにしましょう。
ちなみに、男性はウエスト、女性はヒップを合わせるようにして選ぶのがおすすめです。
試着でそこをチェックしておくと、ちょうどよいサイズを見つけやすくなります。
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ぴったり合わせて履く
自分に合ったちょうどよいサイズを見つけたとしても、それを適当に履いていたのでは、ランニングタイツの効果をうまく引き出すことはできません。
変に曲がった状態で履いていたり、途中でよじれているところがあったりすると、当然フィット感も低下します。
すると、体を締めつけることによる効果を妨げてしまうのです。
ランニングタイツの効果を確実に得るためには、正しい履き方をして、細部まできっちりと合わせておく必要があります。
そのためには、普通のズボンを履くときのように、立ったまま片足ずつ履く方法は避けてください。
ランニングタイツのように体に密着するタイプのものは、そのような履き方で正しく身につけることはできません。
きちんと履くためには、座ってゆっくりと足を通していきましょう。
両足同時に少しずつ
ランニングタイツを履くときは、座った状態で、なおかつ両足を同時に通していくことをおすすめします。
片足ずつだとずれてしまうことも多いですが、少しずつ慎重に合わせながら、両足同時に通す方法であれば、ぴったりフィットさせることができます。
このときに注意したいのは、一気に引き上げないことです。
まずはつま先から始めて、膝まで確実に履いてください。
そこから腰まで引き上げるという、段階を踏んだ履き方をすると、曲がったりずれたりすることは少なくなります。
足の筋肉に沿っていることや、左右が対称になっていることを確かめながら、ゆっくりと作業を進めていきましょう。
最後まで履いたあとは、おかしなところがないか、最終確認をしてから走るようにすると、よりベストです。
力任せに引っ張らない
ランニングタイツを履くときは、一気に引き上げないことが大切ですが、これはフィット感の低下を防ぐだけでなく、長持ちさせるためにも重要なポイントになります。
強い力で強引に引っ張ったりすると、破れてしまう可能性が高いのです。
ランニングタイツは伸縮性がありますが、乱暴な扱い方で無理な力を加えれば、ダメージが大きくなることは避けられません。
そうなれば、効果が得られないだけでなく、新しいものを買うために出費も増えることになるのです。
余計なデメリットを防ぐためには、少しくらい時間がかかっても、ゆっくり丁寧に履くようにしてください。
スマートな下着を履く
ランニングタイツの効果を妨げる原因のひとつには、下着もあります。
下着が邪魔になることで、ぴったりフィットしなくなり、本来の効果を弱めてしまうのです。
特に、男性は注意しなければなりません。
男性がよく着用するトランクスは、ゆったりしているため、ランニングタイツを履いたときに布が偏ります。
そのために、一部分だけ少し盛り上がるような状態になってしまうと、締めつけの効果を100%発揮することができなくなるのです。
これを防ぐには、下着も体にフィットしたものを履くようにしましょう。
ゆったりしたものより、キュッと引き締まるスマートなものを選んでおけば、ランニングタイツをしっかりと密着させることができます。
スポーツ用がおすすめ
スポーツ用の下着は、体を動かすときのことを考えて設計されているため、体にぴったりフィットしてくれます。
それなら、上からランニングタイツを履いても問題はありません。
適度に締めつける機能が正しく働き、常によい効果を得ることができます。
スポーツ用は速乾性も高いので、快適に走るためには、ぜひ使ってみてください。
手入れをしてよい状態を保つ
ランニングタイツは、洗い方によってはすぐに劣化してしまいます。
そうなると、体を締めつける機能が低下するため、効果を得られなくなってしまうのです。
なるべく劣化させないためには、適当に洗濯したりせず、ダメージの少ない正しい手入れを行う必要があります。
そこで注意したいのが、洗濯機で他の衣類と一緒に洗わないことです。
洗濯機で普通に洗濯してしまうと、他の衣類と擦れたり絡まったりすることで、どうしても劣化が早くなります。
ダメージを軽減するためには、ランニングタイツだけ分けて、優しく手洗いする方法がおすすめです。
それなら、他の衣類と接触することによるデメリットは避けられます。
ランニングタイツはデリケートなので、自分の手で慎重に押し洗いをしていきましょう。
まとめ
ランニングタイツは、走るときにはとても便利なアイテムですが、そのメリットを最大限に引き出すためには、ここで紹介したポイントをしっかり押さえておいてください。
自分の体に合わないサイズだったり、履き方が間違っていたりすると、正しい効果を得ることはできません。
常に正しく使い、快適に体を動かせるようにしていきましょう。