何をすればよいの?マラソンシューズのお手入れ方法
マラソンシューズも、当然使用したりしばらく放置していたらお手入れをしないとなりません。
でも、マラソンシューズのお手入れと言われても何をしたらよいのかわからないという方もたくさんいることでしょう。
そこでここでは、マラソンシューズのお手入れ方法について紹介していきます。
これらを参考に丁寧にお手入れしていってください。
使用後はクリーナーで磨く
マラソンシューズは、使用後は基本的に毎回磨くと考えて置いた方が良いです。
お皿だって、使用したらその都度きちんと洗うでしょうし、歯だって食事の後には毎回磨く人が多いです。
洋服だって、洗う事でダメージが深刻になるようなもの以外は、毎回きちんと洗うという人が多いでしょう。
ということは当然、靴だって使用後には毎回お手入れをするのが普通なのです。
マラソンシューズの場合は特に、あまり良い使用環境とは言えないでしょうからなおさらです。
走るにしても、土埃の多いようなところを走るという人も多いでしょうし、そういうところを走らないという人でも、走ることによって汗が染みついたりする可能性は高いと言えます。
汗をかかないのであれば、なんのために走っているのかもよく分からなくなりますし、汗はかくはずです。
だったらソレをしっかりと洗わないとだめです。
毎回、使用後には靴用のクリーナーで磨いてください。
それは別段マラソンシューズ用のものでなくとも問題ありません。
スニーカーを普段よく履くという人の中には、そうしたスニーカー用のクリーナーを持っている人も多いでしょう。
そういう方は、そうしたスニーカー用のクリーナーで靴を磨いていけばよいです。
それでもしっかりと表面の汚れを落とすことができるでしょう。
表面の汚れでも機能を奪ってしまう
たとえ表面の汚れでも、それをそのままにしておくとそのマラソンシューズの機能を奪ってしまうと言えるでしょう。
ソールもダメージを受けやすくなりますし、通気性などもうばれていきます。
ソールが早くダメになると、その分マラソンシューズの寿命が短くなりますし、通気性が失われると、その分マラソンシューズの利点が少なくなります。
だから、汚れはマラソンシューズにとって大敵だと言えるのです。
なので、毎日きちんと磨くようにしていきましょう。
月に一度は水洗いする
マラソンシューズの多くは、水洗いしても問題ない事が多いです。
だから、毎日表面の汚れを落としていたとしても、月に1度くらいは水洗いをした方が良いでしょう。
というのも、いくら表面の汚れを落としたとしても、中に染み込んだ汗までは落とすことができません。
だからそれが次第にすごくきつい臭いを放つようになることがあるのです。
なので、たまにはしっかりと中まで洗って汚れを落としていく必要があります。
マラソンシューズのお湯洗いの仕方
洗い方としては、まずマラソンシューズ全体をお湯につけるようにします。
そして、靴用の洗剤でしっかりと中までブラッシングしていきます。
ただそれだけのことです。
においがきつかったりする場合は、そのまましばらく漬け置きしておくと良いでしょう。
しかし大切なことは、そうして洗う際ではなく、流すことに時間をかけるという事です。
流すことに時間をかけるというのは、何を洗う時にも言えることです。
洗うための洗剤が残ってしまっていると、それがダメージを与えてしますのです。
肌だって洗顔がのこっていたら荒れてしまいますし、洋服だって洗剤が残っていたらかびたり変色したりします。
マラソンシューズだって、それと同じようにカビたり変色したり、ひび割れをしたりしてしまう事があるのです。
だから、たっぷりと時間をとってお湯で流すようにしてください。
感覚的には、倍以上の時間をかけるように意識していけば概ね問題ないと言えるでしょう。
干す場所も重要
そうしてしっかりと水洗いをしたら、それを干す場所も大切になります。
マラソンシューズを干すのであれば、まず確実に日陰にしてください。
そして干す時間はそこまで長くなくても良いようにしておいてください。
つまり、干す前にしっかりとタオルなどで水気を落とすようにするのです。
しっかりと水気をおとすといっても、完全に落とすことはまず難しいでしょう。
だから、ドライヤーを当てたりして、完全に落とすようにすることはありません。
陰干しすることにも消臭効果がありますから、陰干しをして完全に乾くようにすればよいです。
ただそれが長すぎると、変色したりする元となってしまいますので、ある程度は水気を落としておきたいというわけなのです。
はいた後には新聞紙を詰めておく
マラソンシューズを履いた後には新聞紙を詰めておくというのも、一つのおすすめのお手入れ方法と言えます。
何故、マラソンシューズを履いた後に新聞紙を詰めておくのがおすすめになるのでしょうか?
新聞紙を詰めることには、2つの良いポイントがあります。
まず一つは、消臭効果があることです。
新聞紙には消臭効果があります。
だから、はいた後に直ぐにソレを詰めておけば、中があまり臭くならずに、水洗いするまでの間もきちんと良いにおいに保つことができるようになるのです。
水洗いはあまりに頻繁に行うとやはり生地が傷んだりしますから、せいぜい月に1回です。
したがってそれまでの間になるべく臭くならないようにする工夫は、外せないと言えるでしょう。
もう一つのポイントが、形をキープするという事です。
新聞紙を入れておくと、マラソンシューズをしっかりと綺麗なかたちでキープすることができます。
だから、いつまでも走りすい靴でいさせることができるようになるでしょう。
靴の形は崩れやすい
マラソンシューズに限らず、靴の形は崩れやすいです。
でも、そうしてかたちが崩れてしまうと、靴の重心が崩れたりしてはいた時に違和感が出やすくなりますし、そのせいで走る重心もおかしくなったりするでしょう。
そうして変に力が入りソールがすり減りやすくなっていったりします。
また、形が崩れる際に靴の生地に変な負荷がかかり、縫い目が弱くなっていったりしてしまいます。
それでは長く履くという事は難しくなるでしょう。
なので、しっかり新聞紙を入れて形をキープしないとならないのです。
濡れた後にはクリームを塗る
たとえば雨の日に走って濡れてしまった時や、あるいは全体をお湯洗いした後等、靴を濡らした後には、きちんとクリームやオイルを塗るようにしていきましょう。
クリームやオイルを塗らないでいると、乾燥していってしまい、固くなってしまいます。
固くなると当然走る際にも走りづらくなるでしょうし、そもそも履くときにすごく嫌な感じがするでしょう。
濡れた後に保湿をしないとならないというのは、人間と同じです。
人間だって、洗顔をした後などには必ず化粧水やオイルやクリームで保湿をするでしょう。
そうでないと肌が固くなり、皮脂が過剰にでたりします。
靴は皮脂を出すことは出来ないので、そのまま固くなってしまうのです。
そうならないように、濡れた後にはオイルなどでケアして下さい。
まとめ
マラソンシューズの為にするべきお手入れは意外とたくさんあると言えます。
そしてその中には毎回やるべき事もあるので、意外と面倒だと言えるかもしれません。
でも、それをずっと続けていけば、それをすることが当たり前になり、面倒でなくなります。
面倒なのは最初だけだと言い聞かせて、是非日々丁寧にケアしていってください。