冬用はなぜ必要? 冬用のマラソンシューズが必要な理由とその選び方

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マラソンシューズには、実は冬用のマラソンシューズなるものもあります。

なので、出来ればマラソンシューズは冬用と夏用の2種類持っていた方が良いと言われています。

でも、なぜ冬用のマラソンシューズが必要なのでしょうか?

ここではそんな、冬用のマラソンシューズが必要な理由と、そんな冬用のマラソンシューズの選び方について紹介します。





夏用のものは通気性が良すぎるから

冬には冬用のマラソンシューズが必要な理由としてまず言えるのは、夏用のものは通気性が良すぎるからということになります。

一般的に夏用のマラソンシューズというのは、通気性に優れているという特徴を持ちます。

それはやはり、夏ではなくとも、冬以外の時期というのは、マラソン中にすごく足に汗をかくからということがあります。

足の裏は、人が汗をかく箇所の中でも特にたくさん汗をかく箇所として知られています。

それだけたくさん汗をかく箇所が、靴の中、さらには靴下の中というすごく蒸れやすいところにあるのです。

せめて靴だけでもその群れを発散させてあげるようにしないと、蒸れ蒸れですごく不快になるでしょう。

その蒸れというのは、ただ不快なだけではありません。

ただ不快なだけなら、それはそれで別段我慢することも出来るでしょう。

でも、群れがひどくなるというのは靴擦れやマメにも繋がっていってしまうのです。

だから、夏用のマラソンシューズでは通気性を良くしないとならなかったのです。

靴擦れやマメがおこってしまうと、どうしても走る気はなくなりますから。

でも、冬場にはそんな通気性があだとなります。

冬というのすごく寒いです。

特に日本の冬は寒いです。

それなのに通気性が良いと、足が冷えすぎてしまうことがあるのです。

北風もダイレクトにうけることになる

特に1月2月という時期は、北風もすごく強く吹きすさびます。

そんな時に通気性のよい靴を履いていたらどうなるでしょうか?

まず間違いなく足が冷たくなってしまうでしょう。

足が冷たくなるということも、いずれ痛みに繋がります。

身体の一部が冷えすぎると、人はそこに痛みを覚えるのです。

足先は特に冷えやすい個所であるのにもかかわらず、そうして強烈な北風をダイレクトに受けたら、当然痛くなるくらいまで冷えてしまうでしょう。

そうなったら、当然走る気もなくなります。

だから、それを防ぐためにも、冬には冬用のマラソンシューズを用意しないとならないのです。





悪条件でも走りやすいというのもある

冬用のマラソンシューズを用意した方が良い理由として、悪条件でも走りやすいからという事もあります。

冬用のマラソンシューズは、夏用のマラソンシューズに比べて、悪条件でも走りやすいというようなものが多く出ています。

たとえば、雪道でも滑らず走れるようなマラソンシューズです。

冬の道というのは、雪が積もっていたりすることもあります。

そんな時にそれを問題なくすることが出来るマラソンシューズがあれば、それはすごく心強いのではないでしょうか?

ランニングを続ける事にもつながる

それは、ランニングを続けることにもつながると言えます。

もちろん、意思がつよければ、そういう悪条件の日には走らないようにして、また別の日にその穴埋めをしようとする事も出来るでしょう。

でも多くの場合、走ろうと思っていた日に、そうして自分の意志とは関係なく走ることが難しくなったら、そこでパタッとやる気がなくなったりするのです。

自分の意志で今日はやめようと思っている日であれば、また別の日に埋め合わせる事も出来るでしょうが、意図せぬところで休みになると、どうしても気持ちを盛り返せないのが人間なのです。

ましてやそれが、楽しいというよりは多少面倒なことであればなおさらです。

これが遊びの予定などであれば、誰でも問題なく別の日にすることが出来るでしょう。

でも、ランニングは、それなり面倒で、かつ疲れるものです。

もちろんやり始めてしまえば、そこに多少の楽しさや気持ちよさを見出すことは出来るでしょう。

ですがどうしても先にしんどい思いが勝ってきてしまうものです。

だから、意図せぬところで休憩になるとモチベーションがなくなってしまうのです。

無理して走ってもやる気はなくなる

では、冬用のマラソンシューズがない状態で、そういう悪条件の道を無理してはしったらどうなるでしょう?

まず一つ言えるのは、怪我をしてしまう可能性があるということです。

滑って転んだりして怪我をしてしまうと、それから結局しばらく走ることは出来なくなります。

それは、予期せぬところでの休憩ということになります。

だから、結果的に走ることを続けることが難しくなります。

怪我をしないとしても、濡れた路面で足が冷えて過ぎてしまったりして、走ることをいつもより数段辛く感じてしまうでしょう。

そうして走ることをツラく感じてしまったら、また次に走る時にもその辛いイメージが出てきてしまって、走る気がなくなります。

だからその場合にも結局走ることを続けることが難しくなるでしょう。

つまり、冬用のマラソンシューズが無いと、どう転んでもやる気がなくなってしまうのです。

冬用のマラソンシューズにはどんな種類があるのか

では、そもそも冬用のマラソンシューズにはどんな種類があるのでしょうか?

それが分からないと冬用にマラソンシューズを買おうと思っても何を選べばよいのかわからないでしょう。

一つは防寒性に優れたもの

まず一つは、防寒性能に優れたマラソンシューズです。

当たり前ですが、防寒性能に優れていないと、通気性が良くなくなっても意味がありません。

ただただ蒸れてしまうだけになるでしょう。

それでは売れるはずもありません。

だから、冬用のマラソンシューズには、防寒性能に優れているものがあります。

そしてそれが一番多いと言えるでしょう。

一つは雪でも滑らないもの

もう一つは先述でも軽く触れてきました、雪道でも滑らないようなものです。

雪道でも滑らないようなものがあれば、雪が降った後でも走ることができますし、雪が降っている中でも走ることができます。

もちろん、雪道でも滑らないような仕様だからといって必ず雪道でも問題なく走れるかというとそうではありません。

それでも結局滑る時には滑ってしまうでしょうが、それでもまず間違いなく、一般的なマラソンシューズを履いている時よりは走りやすいでしょう。

そしてもう一つ、水を通さないもの

冬用のマラソンシューズとしてよく見られるものがもう一つあります。

それが、水を通さないようなものです。

冬の路面というのは、雪が解けて水たまりになっていたりすることも多いです。

そんな時、それで靴が濡れてしまったらまず間違いなく足が冷たくなってしまうでしょう。

でも、こうして水をはじいてくれたらどうでしょうか?

水をはじいてくれるのですから、そのせいで足が冷たくなることがありません。

だから、問題無く走ることが出来るようになるでしょう。

防寒性は高いが中からの通気性は良いものが吉

そんな色々な種類のあるマラソンシューズですが、その中でもどんなものを選んだら良いか分からないという方も多いでしょう。

そこでここでは選び方も紹介していきます。

まず防寒性の高いマラソンシューズを選ぶ場合です。

防寒性の高いマラソンシューズを選ぶ場合には、防寒性は高いけれど、それでいてかつ中からの通気性は高いものを選ぶのがおすすめです。

冬でも蒸れることは蒸れる

なぜなら、冬でも蒸れることは蒸れるからです。

しっかりと防寒性が高いマラソンシューズを履いていれば、中で汗をかくこともあります。

そうして中で汗をかいた時、靴の中の通気性が悪いと、そこで靴擦れを起こしりしてまうでしょう。

でも、外からの風は防いでくれるけど、中からの群れは発散してくれるという類のマラソンシューズであればどうでしょうか?

そうした靴擦れを起こすリスクを軽減してくれて、かつ、冬の寒さにも対抗してくれます。

それはまず間違いなくベストなチョイスだと言えるでしょう。

だから、防寒性の高いマラソンシューズを選ぶ際には、中からの通気性ということをキーワードにして選んでいくと良いでしょう。

ただ間違っても外からの通気性が良い物は選ばないように気をつけないとなりません。

それではわざわざ冬用のマラソンシューズを買う意味がなくなりますから。

撥水性が高いものは、やわらかいものを選ぶ

撥水性に優れているマラソンシューズを選ぶ場合には、それでいてなるべくやわらかい素材の物を選ぶようにすると良いでしょう。

撥水性に優れているマラソンシューズは各メーカーがそれぞれ独自に開発した素材で出来ていることが多いですそうして各メーカーが独自に開発している素材で出来ているということは、それぞれ質感などに特徴があるという事です。

質感に特徴がある中で走りやすいものを選ぶためには、なるべくやわらかいものを選ぶ方が良いに決まっています。

柔らかいものは、走っている時の足への負担が少ないです。

つまりそれだけ楽に走ることが出来るという事です。

楽に走れることはすごく大切

冬用のマラソンシューズとはいえども、それがマラソンシューズであることには変わりはありません。

それがマラソンシューズである以上、楽に走れるということはすごく大切です。

楽に走れるというのは、何も悪天候や悪条件で楽に走れるという事だけをさすわけではありません。

まれにある穏やかな冬晴れの日にだって、楽に走れるようになっていないとならないのです。

それが、マラソンシューズというものですし、そういうものでないのであれば、あえてマラソンシューズを購入する意味もないと言えるでしょう。

走ることが楽にならないのであれば、ただの撥水加工や防寒性に優れた靴を履けば良いことになりますから。

せっかくそれなりに値段もするマラソンシューズを買うのですから、走りやすいという原点のポイントも、見逃さないようにしていきましょう。

滑らないものは雪が降る地域の人におすすめ

雪道でも滑らないということに特化しているようなマラソンシューズは、特に雪国地方に住んでいる人におすすめになります。

つまり逆に言えば、雪国地方ではない地域に住んでいる人には、そういうことに特化したマラソンシューズはあまりおすすめではないということです。

一般的に他の2つの機能のどちらかに特化しているようなマラソンシューズであっても、多少の滑らない機能はあります。

たとえば東京などの首都圏に住んでいる人であれば、それくらいの機能で十分なことが多いのです。

首都圏などではそこまで雪も降らない

なぜなら、首都圏などではそこまで雪も降らないからです。

首都圏で雪が降るというのは、せいぜい1年のうちに4日とか5日くらいなのではないでしょうか?

そしてその量も、たとえば日本海沿いの地域や北海道などにように、とんでもない量が降るという事はありません。

路面の凍結だって、そこまで長い時間おこっているわけではありません。

とんでもなく滑るというほど凍ることもほとんどないと言えるでしょう。

つまり、首都圏地方の人がそういうマラソンシューズを購入しても、あまりその力は発揮させてあげることが出来ないのです。

それなのにそれなのに高いお金を払うことになります。

それは間違いなく無駄でしょう。

どうせお金を払うのであれば、その分のお金は他の機能にかけるべきです。

逆に雪が多い地方ではこれは必須

逆に、雪が多い地方では、とにかくこの機能が必須だと言えます。

だから、そういう地方に住んでいるランナーの方は、特に滑らないことに力を入れているマラソンシューズを選んでいってください。

雪が多い地方では、やわらかい雪の下に固くて滑りやすいような雪があることもありますし、滑りづらいマラソンシューズを履いていないとすごく危険だと言えます。

色々と試着してみて、特に滑りづらそうなマラソンシューズをさがしていきましょう。

まとめ

冬のためにマラソンシューズを買うなんてもったいないと思う方もいるかもしれませんが、このように冬用のマラソンシューズを買う事には確かに意味があり、ランナーにとっては非常に頼りになる存在だと言えます。

だから、是非自分にあった冬用のマラソンシューズを購入して、一年中快適に走ることが出来るようにしていきましょう。