包み込んでくれて軽量、靴底がキャタピラーのような突起の連続しているマラソンシューズ”on”

[オン] On Cloudracer Men's クラウドレーサー 74306M (シルバー/ライム/8)

マラソンをやり始めて6年目に突入しました。

これまでマラソンシューズは1種類をずっとではなくいろんなメーカーやシリーズを試す感じで購入していました。

走行距離が800kmごとに買い替えるのが理想だそうです。

というのもインソール、アウトソールともに摩耗してしまうからです。

機能も落ちるためにパフォーマンスにも影響するとのことでなるべく800km~1000kmあたりで買い替えるようにしていました。

都市マラソン大会に出る機会がよくあったのでそこのスポンサーになっているメーカーの靴で走るように心がけていましたので様々なメーカーのマラソンシューズを持っています。

練習時からそのマラソンシューズで走るので本番もいつも通り走れていました。

しかしメーカーによってインソール、幅、アウトソールと完璧にフィットするものにはあまり出会えませんでした。

自分が適応しながら履いているという感じで走っていましたが、あるサイトのプレゼントで偶然に当選しいただいたマラソンシューズがありました。

それが’on’というスイスのメーカーのもので履き始めは驚きの履き心地でした。

次にその魅力について語らせてください。





履いてみないと分からない’on’の魅力

今までのマラソンシューズの概念を覆す

小さい頃から走ることが好きでしたのでいつも靴選びには慎重になっていました。

靴の中での遊びがあるのが苦手だったのでフィットしてしかも靴紐でしめて固定できるのがいい靴だと思っていました。

’on’というマラソンシューズに出会ってから考えが変わりました。

というより、変えられました。

まず履いた感じ緩いかもと感じましたが、走り出すと緩い感じは全くなく足を包み込んでくれている感じで締め付け感もなく足の遊びもなくぴったりフィットした感じでした。

今までにない形だったのであまり期待もしていなかったのでこの感覚は驚きでした。

次に靴底なんですが、突起が何個かゴムで出ていてキャタピラーの様な形になっています。

こちらも初めての形だったので期待もしていなくて走ると靴底にジャンプ台がついたような感覚で地面を跳ねて走っているような感覚でした。

今までの靴底はベタっと一枚のゴムで作られていました。

その靴で走ると道に着地したときにもベタッと着地して地面を強く蹴らないと進みませんでした。

と言うことは‘on’は楽に走れるということです。

1足目の’on’

’on’との出会いは不意なことからで、とあるホームページサイトのプレゼントに当選し、送られてきたものでした。

シリーズはon cloudsurferウィメンズモデル23.5センチ黒色ベースに黄緑色のポイントラインでかっこいいです。

気になるお値段はネットで調べたところ当時5000円相当でした。

今のcloudsurferは17000円ほどしています。

当時とても嬉しくて運をここで使い果たしたか?

とも思いました。

あまりにも走りやすいので月間の走行距離が伸びたのも確かです。

めんどくさがり屋さんなので靴を履く度に紐を結びなおすなどせずに履きたいので、すっと履けると何度でも脱いだり履いたりできます。

本当はこの靴も毎回紐を結びなおすのが理想なのでしょうが、ボディが伸縮する感じなのでスッと履けてしまいます。

どれくらい走ったのでしょうか靴底の突起が摩耗して踵のところがなくなってしまったのは1000km以上走ってからだったと思います。

思ったより長持ちしたのでお得感いっぱいでした。

レースでの’on’の活躍

Onのマラソンシューズでフルマラソンのレースに出てみたこともあります。

なんとタイムは今までのベストが出ました。

Onのおかげで練習量も増えていたのもあって調子もよかったのもあります。

名古屋ウイメンズマラソンに出たときのことです。

スタート直後から紐がほどけてブラン、ブランとしてくくり直しました。

しばらく行くとまたほどけてくくり直しました。

普段練習の時は履くときに紐を締めたりしないのに本番でスタート前に紐を締めなおしたのがダメだったみたいです。

2回紐を締めなおしたのがなければタイムがもう少し良かったのかもと思えば履くときにいつも通りにしておけばよかったなと思いました。

それでも自己ベストがでたのでonのマラソンシューズがどれほど走りやすかったのかが分かります。

長距離を走って感じたのですが靴底の突起がクッションになってかなりはじいてくれるので脚や膝への負担も軽減されていたように思いますのでフルマラソンや長距離を走られる方にはおすすめです。

雨の日のon

一度大雨のマラソン大会にonのマラソンシューズで走ってみました。

底が突起の連続でその突起が丸くなっているので滑るだろうと予想していましたが、丸いところにも引っかかりが作ってあって滑らないようになっていました。

雨で靴が重くなるだろうということも予想していたのですがメッシュのような生地で雨水はさほど含みませんでした。

雨で気分は重かったですが、onの底が跳ね上げてくれて嬉しそうに見えたかもせれません。





onの世界に浸っていく

onが手放せない

私はマラソンシューズを沢山持っているのですが、ある日練習に出かける時に間違えてonではないマラソンシューズを履いて行ってしまいました。

仕方ないので間違えた靴で走りましたが、どうもいつもより地面を蹴らないと進めない感じがありました。

いつもどれほどonに助けてもらっていたんだろうと思いました。

走り終わり体への負担もあったのか脚の付け根に痛みを感じました。

そんなに違うのか?

と疑問を持たれると思うんですがそんな人にこそおすすめしたいonです。

スイスで走りについて追及し続けて出来上がったマラソンシューズ。

どんどんonの魅力に浸ってしまってます。

2代目onリピート購入

1代目のonの底の突起がパカっと割れてしまったので2代目を考えました。

amzonが比較的に13,800円ほどで安かったので決めました。

2代目on.はOn cloud women’s 23.5cm色グレー生地にピンク色のポイント、ラインで女子っぽいデザインです。

靴底は前回と同様キャタピラーの様になっているのですが、突起の大きさが前回よりも小さく突起の間隔も狭めですが履いた感じは突起の数が多いのでフラットのように見え履いた感じもフラットっぽく感じるのですが、走ってみると前回よりも軽量になっているのか走ってみると軽く感じクッション性も変わりませんでした。

後、これは本当におすすめなのですが、靴紐のところがゴムになっており脱いだり履いたりするときは全く結び直ししなくていい状態で私の理想とする靴になっていました。

トライアスリートに好まれているマラソンシューズon

偶然のお揃いでラン練習

フルマラソンも無理なく走れるようになり次はトライアスロンに挑戦してみようと思いトライアスリートの方にいろいろ練習を一緒にやってもらいながらトライアスロンで使うものも色々と教えてもらいました。

なんと「トライアスロンやろうと思ってそのonのシューズ揃えたのか?」と聞かれ、以前から履いていたことを伝えると驚かれ偶然にもトライアスリートが好んで履くマラソンシューズであったみたいで自分も偶然に驚きました。

と同時にトライアスロンも頑張りたい!

という気持ちも高まりました。

今練習を一緒にやってくれている人とお揃いで不安なく走れています。

トライアスロンはトランジションといって種目をチェンジするために着替えのゾーンがありその着替えの時間短縮することを問われます。

Onは靴紐を締め直しせずに履けるのでこれからトライアスロンをやろうとしている人におすすめです。

素足でもOKなon

トライアスロンは泳ぐ、自転車、走るという3種類のレースです。

泳ぐのが裸足なのでそのまま自転車も走るのも裸足という人がいます。

トランジションでのロスタイムを減らすためです。

そんな時もonは生地がメッシュっぽく乾きやすいので裸足でもOKです。

onリピートします

新しくマラソンシューズを買い替える方へ

スイスのメーカーというのもあって日本での認知度はあまり高いとは言えませんが、昨今履いている人をよく見かけるようになり徐々に広がっています。

新しくマラソンシューズを買い替える方へおすすめです。

フルマラソンで30キロ以降に脚や膝が痛い人にはとてもおすすめしたいマラソンシューズです。

また2代目onに暇を与えないといけないくらい酷使した場合には必ず私はonをゲットします。

まとめ

マラソンシューズとしては今までにないタイプのもので使ってみないと分からない人がほとんどだと思いますが、履いていない人にも一度履いてみてとおすすめできるマラソンシューズです。

私も履いてみて実感しました。

足を包み込んでくれてクッションで自然と脚を前へ押し出してくれます。

楽して走りたい人リピート続出!

是非お試しあれ。

マラソンシューズ’on’