夏のランニングタイツで気をつけることは? 失敗を防ぐ5つのポイント
ランニングタイツは、走ることをサポートしてくれる優れたアイテムであり、季節に関係なく重宝されています。
とはいえ、夏にランニングタイツを使うなら、注意点があることも忘れてはいけません。
どの季節でも使われるアイテムですが、気温の高い夏は、適当に使っていると失敗することが多くなります。
では、夏の注意すべきポイントについて、詳しく説明していきましょう。
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通気性のよいものを使う
夏にランニングタイツを履くなら、通気性の高さは外せないポイントになります。
通気性の悪いものを履いていると、蒸れやすくなってしまうのです。
そうなれば、常に不快感がつきまとい、快適に走ることができません。
定期的な運動を継続させるには、ストレスの原因になる要素は、できるだけ排除しておくべきです。
そのためにも、適当なものを使ったりせず、通気性のよさを必ずチェックしておきましょう。
メッシュやマイクロファイバーを使った製品なら、蒸れを防いで気持ちよく走ることができます。
熱を逃がす
通気性のよい製品は、熱の逃げ道がしっかり確保されています。
これは、涼しく走るためには重要なことです。
空気の通り道から中の熱を放出してやれば、暑さを軽減することができます。
体を動かせば温度は上昇していきますが、夏は周囲の気温も高いため、余計に暑くなってしまうものです。
あまり暑いと、強いストレスを感じてしまうため、運動を継続できないこともあります。
そうした失敗を防ぐためにも、通気性の高い素材を選んでおきましょう。
冬用はNG
通気性を確保するなら、冬用と夏用を同じにしてはいけません。
冬用の製品は、保温性の高さを重視しているため、通気性の方は低くなっています。
そのため、冬用を夏に使ったりすると、蒸れて熱がこもり、不快感がどんどん強くなっていきます。
快適に走るためには、横着して兼用にしたりせず、必ず夏用を購入してください。
季節に合った製品を選らんでおけば、履くたびにストレスを感じるようなことはありません。
毎回きちんと履いて、ランニングタイツの効果を確実に得られるようにしましょう。
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吸汗速乾ができるものを使う
夏にランニングタイツを履くときは、汗をしっかりと吸収し、なおかつ素早く乾く製品を使うべきです。
汗を吸い取ってくれないものは、常に体が濡れた状態になるため、冷えやすくなります。
吸い取ってくれるものでも、乾くのが遅いと、いつまでも濡れたままになってしまい、気持ちよく走ることができません。
汗を吸い、その水分を早めに蒸発させるタイプであれば、ランニング中のストレスを防ぐことができるのです。
風邪をひかないためにも、吸水性と速乾性はしっかりチェックしておいてください。
べたつきを抑える
夏のランニングでは、大量の汗をかくことになります。
そこで何も対策をしなかったりすると、べたべたした不快感を拭うことができません。
汗のべたつきを軽減するには、速乾性の高い製品を使ってください。
乾きやすいものなら、吸収した汗がいつまでも残ることはないため、べたつきも少なくなります。
少しでも走りやすくなるように、きちんと汗の対策ができるものを選びましょう。
長く走っても快適
汗の対策がしっかりできるランニングタイツは、長く走るときにもおすすめです。
長く走るとき、汗の不快感が強い状態だと、かなり辛くなってしまうものです。
最初は長めに走るつもりだったはずが、やる気を削がれ、途中で諦めたくなることもあります。
そのような失敗を回避するなら、吸汗速乾性は必ず押さえておいてください。
夏にぴったりな機能を備えた製品なら、長い運動も気持ちよく行うことができます。
薄いものを使う
夏に使うランニングタイツは、薄さも重要なポイントになります。
薄いタイプの製品は、通気性のよいものが多いため、夏は涼しく使うことができるのです。
吸汗速乾性も高くなっているので、気温の高い時期にはぴったりです。
そのため、夏用に購入するなら、薄さのチェックを忘れないようにしましょう。
厚みがあるものは、夏ではなく、秋や冬に合う製品が多くなっています。
季節に合ったものを使っていれば、余計なデメリットをなくすことができるのです。
丈の長いものを使う
ランニングタイツを夏に履くときは、暑さを軽減するために、丈の短いものを使いたくなることがあります。
暑い季節は、普段の服装も半袖や短パン、七分丈などが多くなるため、走るときも、できるだけ短いものが欲しくなるのです。
確かに、膝下までの長さしかないものは、涼しく使えるようになっています。
肌の露出が多くなるため、見た目にも暑苦しさがありません。
しかし、初心者には合わないことも多いので、丈の長さには十分注意してください。
短いタイプの製品には、デメリットもあるのです。
サポート力の高さ
足全体を覆うことができない膝下までの製品は、サポート機能が少し落ちることになります。
これは、圧迫できる範囲が狭いためです。
ランニングタイツはぴっちりしたアイテムであり、体を適度に圧迫することで、筋肉を安定させてくれます。
運動時の筋肉の揺れが大きいと疲れやすくなりますが、圧迫で抑制してやれば、デメリットを防ぐことができるのです。
ところが、膝下までの短いタイプは、ふくらはぎの方まで圧迫することができません。
そのため、疲れを軽減する効果も弱くなってしまうのです。
足をしっかり圧迫するためには、なるべく長い丈の製品を使うようにしましょう。
ふくらはぎまでカバーできるものなら、高い効果を得ることができます。
初心者にはおすすめ
まだ走り慣れていない人は、フォームをうまく安定させることができないため、筋肉の揺れも大きくなりがちです。
そうなれば、かなり疲れやすくなり、あとに引きずることも多くなります。
初心者がなるべく疲れないように走るためには、ぜひロングタイプを使ってみてください。
ふくらはぎまでぴっちり覆うものなら、圧迫によるサポート効果をしっかり得ることができます。
涼しさも必要ではありますが、最も優先すべきポイントがどこなのかよく考え、適切なタイプを選ぶようにしてください。
ダメージの少ない洗い方をする
夏は汗を大量にかくので、洗濯も重要になってきます。
汗で汚れたものは、しっかり洗濯をして、また気持ちよく使える状態にしておくべきです。
ただし、洗い方には十分注意してください。
安易に洗濯機に放り込むと、他の衣類との摩擦で劣化することがあります。
傷みを防ぐなら、ランニングタイツだけ別にして、自分の手で洗う方法がおすすめです。
押し洗い
余計なダメージを与えないためには、洗面器などに水をため、そこで押し洗いをしてみてください。
それなら、洗濯機で洗うよりも劣化しにくくなります。
ただし、強い力で洗うのはNGです。
押し洗いをするなら、むやみに力を入れず、優しく行うようにしてください。
丁寧に扱っていれば、長持ちさせることができます。
乾燥器も避ける
優しく洗濯をしても、乾かすときに乾燥気を使ってしまうと、生地を傷めることになってしまいます。
乾かすときは、日陰に干して自然乾燥させましょう。
夏用の製品は速乾性が高いので、乾燥器を使わなくても、乾くまでに時間はかかりません。
すぐ使えるようになれば、次に履く分を心配して洗濯を躊躇するようなこともなくなります。
夏の汗をしっかり洗い流し、常に清潔な状態で使うようにしてください。
まとめ
ランニングタイツを夏に使うなら、ここで紹介したポイントを忘れずにチェックしておきましょう。
暑い季節に向かないものを選んだり、間違った洗い方をしたりすると、思わぬデメリットが発生し、困ってしまうことがあります。
重要なポイントをしっかり押さえておけば、そのような失敗は防ぐことができるのです。
便利なアイテムを上手に使い、どんどん体を動かしましょう。