季節や気候気温によって使い分けようランニングタイツ

(ミズノ)Mizuno BG8000 バイオギアタイツ(ロング) A60BP270 A60BP270 92 ブラック×ブルー M

ジョギングやマラソンが趣味のランナーさんも増えて、マラソンウエアも充実してきた昨今です。

昔は普通のレギンスなどで代用していたタイツも、筋肉サポートも出来るようなマラソンタイツの登場で、すっかりポピュラーになりました。

しかしこのランニングタイツ、1枚だけでなく季節ごとにフィットしたタイツを用意してみるのはどうでしょう。

季節によって気候も変化します。

うまく使い分け、してみませんか。



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暑い季節のランニングタイツの役割

暑い夏の日のジョギング、出来れば素足で涼しく走りたいと思っている方も多いでしょう。

でも夏だからこそ、ランニングタイツが必要になってくることもあるのです。

怪我を軽減するために

暑いのでランニングパンツだけで、後は素足で走ると言うのは涼しいという点では満点ですが、安全の面からはあまりおすすめ出来ません。

と言うのも、転んだり躓いたりした場合の怪我を軽減するためにも、素足の上に1枚薄くても履いておく必要があるからです。

特に夏の場合、脱水症状などで足がふらつくと、転んだりする危険もあります。

そんな時に、薄くても1枚履いているといないとでは、怪我の程度がかなり変化するのです。

暑いから素足でと言うのも最もですが、出来れば膝下くらいの長さのランニングタイツを1枚、履いておきましょう。

転んだ場合一番怪我しやすいのが膝ですので、膝が隠れる程度の物がおすすめです。

汗を吸い取るために

ランニングに限らず他のスポーツでも、またバレエなどでも同じことですが、夏場に身体を動かすと言う事は、汗を滝のようにかくと言う事でもあります。

勿論全身に汗をかきますし、かいた汗は下に流れることになります。

ランナーさんの場合移動しているので汗も飛び散ってくれますが、まだスピードの出ない初心者の場合はそれこそ、足元に向かって流れていくわけです。

これが素足の場合、直接流れてシューズにまで流れ落ちていく事もあるのです。

脚のためにもシューズのためにも、これは避けたいところです。

この汗止めのためにも、1枚ランニングタイツを着用しておきましょう。

薄くてもかなりの汗をしっかり含んでくれますので、シューズに汗が流れ落ちると言う事態も避けられます。

脚を冷やさないために

近頃の夏の気温は異常なほどに上がってきました。

それに対応して、どのお店も交通機関も冷房がかなり強くなっています。

ランニングで気をつけたいのは、屋外から屋内に入った時の温度差です。

特に夏場はこの冷房で、いきなり汗が冷えてしまいます。

身体自体も、暑い中走って体温も上昇していたのがいきなり冷えるわけで、下手をするとヒートショックまで起こします。

出来れば夏場のランニング中は、冷房の効いた屋内は避けたいところですが、それでもトイレを借りになどと言う事もあります。

なので軽い上着などの用意も必要になりますが、加えてランニングタイツを着用していれば、素足をいきなり冷やさずに済むわけです。

夏だからこその冷えを回避するために、ランニングタイツの着用をおすすめしたいですね。



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寒い季節のランニングタイツの役割

冬のランニングは、冷たい空気の中を走るのが気持ちいいものですが、やはり何と言っても冷えには注意しなくてはなりません。

その為にも、ランニングタイツの用意はしておきたいものですね。

脚を冷やさないために

勿論と言っては何ですが、冬場の寒い時のランニングタイツの一番大きな役割は、脚を冷やさないことにあります。

走り始めはどうしても、まだ身体が温まっていませんので、着衣でカバーして上げることが必要です。

その為にも、ウインドブレイカーの下にはランニングタイツを着用しておきましょう。

今では裏起毛などの加工のされた、冬用のランニングタイツも多く出ています。

まだ走ることに自信が無くて、途中でどうしても歩きになってしまうと言う初心者の方には、こう言った加工のされたタイツが冬場は必需品です。

一旦温まった脚の筋肉を冷やしてしまっては、何もしないよりも筋肉には悪影響を与えてしまいます。

保温と言う面では足首まである、十分丈のものが最も適しているでしょう。

正直な話、ランニングの中上級者にはこの手の保温加工のされたタイツだと、ちょっと暑すぎるかもしれませんね。

関節部の保護のために

走っている人なら誰でも、1度や2度の故障は当たり前です。

長時間走ればどうしても、関節部などに無理を強いてしまいますから、それが故障に繋がっても不思議はありません。

そしてこの故障、気温の低い時にはやはり過敏に感じてしまうものです。

なので寒い時期のランニングには、テーピング加工のされたランニングタイツがお役立ちです。

走り出す前にすでに少々、膝や脚の付け根に痛みを感じたりしたら、テーピング加工のされたタイツを着用しましょう。

出来ればこういう故障がある時は休む方がいいのですが、でもそれでは身体がなまってしまうと考えるのがランナーですので、せめてタイツ着用で手助けしてあげましょう。

幸い今では、膝も付け根も足首もサポートしてくれるタイプのランニングタイツも、手に入るのですから。

暑くもなく寒くもないそんな時期のランニングタイツの役割

さて戸外で運動するには一番適した時期が、春や秋です。

この時期にランニングタイツを着用する意味は、あるのでしょうか。

疲労軽減のために

春と言うのは、寒い冬を乗り切った時期で、寒さに緊張していた身体がほっと緩む時期でもあります。

秋はと言うと、暑い夏を乗り切って暑さと戦っていた身体が、やっと休める時期です。

運動には最も適した気候の春と秋ですが、実は身体はかなり疲労しているのも事実なのです。

寒さで縮こまっていた身体を、暖かくなったからと一気に走り出す。

また、暑い間どうしても全力疾走できなかった欲求不満を解消。

どちらもランナーとしては当たり前の行動ですが、実は疲れている身体にこれはある意味負担をかけることになります。

なのでここでランニングタイツで、多少なりともヘルプして上げましょう。

機能性のランニングタイツなら、筋肉サポートしてくれますので、疲れている筋肉への助けになってくれます。

また怪我からも遠ざけてくれますので、大事な脚のためにも着用がおすすめです。

温度差軽減のために

春も秋も気温的には大変に運動に適しているはずですが、実は寒暖の差が激しい季節でもあります。

と言うよりも、日によっていきなり気温が逆戻りしたり、陽が落ちた途端に気温が激しく変化したりする季節なのです。

特に夕方近くに走っている場合、陽が落ちたらいきなり寒くなるのが秋や春の特徴です。

暖かいからと無防備に出かけると、帰路で寒さに震えることもあります。

ランニング中は特に、汗の冷えの問題もあるので注意が必要になります。

タオルなど1枚首に巻いておけば、かなり暖かいものです。

同じくランニングタイツ1枚履いておくだけで、身体的にも感覚的にも暖かさが違ってきます。

薄手の十分丈のランニングタイツで、軽く保護して上げるといいでしょう。

身も心も軽々と走る前に、ちょっと注意しておきたいところですね。

まとめ

ランニングタイツは最初は1枚で充分ですが、走り慣れてきたらこんな風に季節によっても使い分けして、一層便利に使用できます。

十分丈、八分丈、五分丈の物をそれぞれ1枚ずつでも用意しておくと、季節や気温によって使い分けできますので、脚の保護に保温にと役立ててください。

長く楽しく走るためにも、脚の保護は充分にしておきましょう。