理解出来てる? バッシュと運動靴の機能性の違い
バッシュは、運動靴にくらべると割高なものです。
だから、出来れば運動靴で代用したいと考えている人もたくさんいるのではないでしょうか?
でも、運動靴とバッシュは機能的には大きく違うものです。
その違いをきちんと理解していればそういう考えにはならなくなるでしょう。
そこでここでは、バッシュと運動靴の機能性の違いについて紹介します。
バッシュは室内でのグリップ力が高い
バッシュと運動靴ではグリップ力が違います。
性格には、バッシュと運動靴では「室内の」グリップ力が違うのです。
それは、運動靴のソールとバッシュのソールの裏を見比べてみればわかるでしょう。
運動靴の裏は、それなりに深さのあるソールになっているでしょう。
だから、屋外でのちょっとした環境の悪いのところでもしっかりとグリップすることができます。
でも、室内ではそれは逆効果になることが多いです。
対してバッシュは、ソールの裏は細かくなっています。
そういうソールは、環境の整ったところでは高いグリップ力を発揮します。
バスケにはグリップ力が必要
バスケは切返しの多いスポーツです。
左右に揺さぶりをかけ一瞬のスピードで勝負するタイプのスポーツともいえます。
その切り替えしや一瞬のスピードは、しっかりしたグリップなしには生まれていかないでしょう。
滑ってしまうとどうしても最初の一歩を力強く出すことができなくなるので、それによってスピードには大きな差が生まれていきます。
また、グリップ力がないと高いジャンプも出来ないでしょう。
高いジャンプは、前に進もうとする力を、高いグリップ力をばねにして上に向けていくことで生まれると言えます。
高いグリップ力がないと、上には高く跳ぶことは出来ないでしょう。
バスケでは縦に高いジャンプも、一試合中にたくさんしないとなりません。
その度に高く跳べないとなると、どうしても辛くなるでしょう。
グリップできないと怪我することも
しっかりとグリップできないと、怪我する可能性も高くなります。
たとえば、力を入れて切り返そうとした際に、その足場が滑ったらどうなるでしょうか?
力が強くかかっている分、足が変な方向に曲がったりして、大きな怪我をしてしまう可能性も出てくるでしょう。
さらに、止まろうとして止まれないことで、近くにいた他の選手を怪我させてしまうこともあるかもしれません。
自分が怪我をしてしまうだけならまだしも、周りの人にまで怪我をさせてしまうというのは、間違いなく良くないことです。
だから、このグリップ力という違いだけでも、バッシュを履く意味は大いにあると言えます。
クッション性があり、膝や足首にやさしい
先述の通り、バスケは縦に何回も飛ばないといけないスポーツです。
それは、たとえ高さのある選手でなくても言えることです。
それは確かに、ゴール下を任されるような選手と、ゲームメイクを任されるような選手では、ジャンプする回数は全く違ってくるでしょう。
でも、ゲームを作っていくタイプの選手だって、人試合に何回も高いジャンプをしないとなりませんし、ダッシュアンドストップでの膝や足への負担はかかります。
だから、クッション性がないと試合中や練習中に足首やひざなどが痛くなってしまう可能性があるのです。
そうしたところは、一度痛めてしまうとすごく癖になりやすいです。
癖になってしまうと、それから先ずっとそれと付き合わないとならなくなるでしょう。
そうならないようにするためには、クッション性のあるバッシュを履くのがおすすめです。
独自開発しているところも多い
このクッション性というのは、バッシュの中でも一番売りとなるところです。
だから、クッション性については、メーカーが独自開発しているところがすごく多いです。
独自開発したクッション機能で他のところを差をつけようとしているのですから、色々なメーカーやブランドのバッシュをたくさん履いてみた方が良いでしょう。
そして一番負担がかからなさそうなものを探していくのです。
そうすれば、自分にぴったりあったクッション性の物を選べるでしょう。
足首をガードしてくれる
バッシュには、足首をガードしてくれるという機能もあります。
足首までしっかりとおおわれているものが多いので、そういう意味での捻挫予防の効果なども期待できますが、それ以上に、接触による足首の負傷を防いでくれるのが大きいです。
捻挫ほどのけがをしょっちゅうすると言う方はほとんどいないでしょう。
場合によっては、人生で1回2回くらいしか捻挫をしたことがないという方もいるのではないでしょうか?
それくらいにあまりおこらない怪我なのです。
でも、ちょっとした接触があって足首にあざができたりして、力を入れられなくなることはしょっちゅうあります。
だから、それをガードしてくれる機能の方が実は大切だったりするのです。
バッシュは厚みがあるからガードできる
バッシュというのは、意外と厚みがあるものです。
だから、もし足首に相手のつま先があたったりしても、その厚みでしっかりとガードしてくれるのです。
これがもし、ただのハイカットの運動靴だったらどうでしょう。
ハイカットの運動靴でも、しっかりと上部まで紐をとめて足を固定していれば、軽い捻挫予防の効果くらいはあるかもしれません。
でも間違いなく、足首をガードしてくれる効果はありません。
運動靴というのは、基本的にはすごく薄いものです。
すごく薄いのですから、厚みのあるバッシュで蹴られたりしたら、それによって怪我をしてしまう可能性が高くなるのは当然です。
そもそも壊れづらい
バッシュと運動靴の違いとして最後にあげられるのが、その作りの頑丈さの違いです。
運動靴というのは、確かに運動をするための靴です。
でも、そこで言う運動とはいわゆるかけっことか、その程度の運動を想定しています。
だから、バスケットのように、激しく切り替えしたり、激しくジャンプしたりするような運動は想定していないのです。
となると当然、そういう運動の激しさに耐えることができません。
運動靴で真剣にバスケットをしていたら、1ヶ月経たないうちに靴が壊れてしまう可能性もあるでしょう。
対してバッシュは、そうはなりません。
バッシュはそもそも、バスケをするために作られている靴です。
という事はバスケとはどういうスポーツで、どういう運動による負荷がかかるかという事を熟知して作られていることになります。
だから、バスケでかかる負荷に対しては、すごく頑丈に出来ているのです。
真剣にバスケをしていても、半年くらいは持つでしょう。
結果的にコスパが良くなることもある
コストの綿を考えて、運動靴でバスケをしているという方もいるかもしれませんが、そうした頑丈さから考えていくと、実はバッシュにした方がコストがかからないという事もあります。
運動靴を仮に一足2000円で買ったとして、月に1回壊していたら半年で12000円かかります。
バッシュは10000円で買えますから、結果的には半年で2000円くらいは安く済むことになります。
コストを考えるならば、バッシュの方が逆におすすめです。
まとめ
バッシュと運動靴の機能性の違いについてはなんとなくお分かりいただけましたでしょうか?
コスト的にも、長い目でみたらバッシュでやる方がお得になるのですから、もはや運動靴でバスケをやるメリットは、何もないと言えるでしょう。
バスケを最低半年は続けようと思うのであれば、直ぐにでもバッシュを用意した方が良いでしょう。