腰痛になったら改善したい行動④ 家の中の腰痛に悪いものを捨てる
無駄なものを捨てることと腰痛対策には何の関係がないように思うかもしれません。しかし、普段の生活では、物があるほど気を使うことが増えているのです。気を遣えばその分腰への負担は増えます。
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負担の少ない生活は、物が少ない生活から
机の上に物があれば、物を片付ける必要があります。物を片付けなくても、使えるスペースは減ります。このようにものがあれば、あった分だけ何か作業や気を使うことが発生します。
問題は、そのとき、少しであっても腰に負担がかかるということです。作業であっても気遣いであってもです。
想像して見て下さい。何も乗っていない机で手紙を書く、玄関に靴が1足しかない状態でその靴を履く、お皿が1枚しかない食器棚でその1枚をとる。なんてことはない作業です。
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物がいっぱいあれば、腰への負担が増える
しかし、机の上にほかの書類が乗っていたら?玄関に10足も靴が出ていたら?食器棚に10枚積んである皿から1枚を取ろうとしら?
思いのほか手間が増えます。そしてそれは毎日・毎回のことなのです。
物はあればある分だけ管理したり整理したりする必要があります。その一つ一つの作業や気遣いが腰に負担をかけ、積み上げていくのです。
腰に良い生活を考えよう
腰痛になったら、腰に良い生活を最優先にすべきです。なぜなら、すでに健康な時のようには、物事をやり過ごせないからです。
腰痛は腰への負担にとても敏感です。負担が増えればすぐに痛みとなって現れます。腰痛の人は、そうゆう体になってしまったということです。
ですから、何事においても、腰に負担をかけないこと・腰痛を悪化させないことを考えていく必要があります。
まずはリビングから腰痛に悪いものを捨てる
普段最も頻繁に生活するスペースから対応しましょう。通常はリビングが対象と思います。
最近1ヶ月で使っていないものを床に出して行きましょう。小さなものでは、ペンや消しゴムや定規などの文具類、中くらいでは、雑誌や本や置物、大きなものでは、パソコンや机や椅子。ランニングマシーンなんかもあるかもしれません。
似たような機能のものが複数ある場合もあるでしょう。シャーペンや赤ペンが5本も10本もあっても使いません。
どんどん床に出すと、宿便のように出てきます。これらは、ただそこにあるというだけで手間が発生しているのです。
使っていなくても、そこにあることを維持するために手間が発生しているのです。
どんどん捨てて、腰への負担を軽減しましょう。
捨てられない場合は、使わない部屋に移動でもOK
どうしても捨てる判断ができないものは、使用頻度の少ない部屋or押入れに移動でもOKです。
一度捨てたら手に入れにくいものもあるでしょう。薬などいざという時にないと困るものもあるでしょう。無理に捨てる必要はありません。
ただ、普段の生活で手間が発生する状態は腰への負担が増えますので、普段生活する範囲には置かないようにしましょう。これだけでも気持ちも負担も軽くなります。
まとめ
意外なものが腰に負担をかけている場合もあります。物があるだけでも知らず知らずのうちに腰への負担が増えます。
ゴミ箱の位置が悪かった、絨毯の端が浮いていた、延長ケーブルが部屋を横断していた・棚に置いた植木鉢を倒しそうになった、などとにかくものがあればある分だけ、作業が発生し、その都度腰に負担がかかっています。
腰痛になったらいらないものは生活から排除し、腰によい生活を心がけましょう。