慢性的な腰痛に効果が期待できるツボ

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急な動作によって出現した腰痛から、慢性的に腰が痛い、常に腰が重苦しい感じがする等、人の腰痛の感じ方はそれぞれです。

そして、その腰痛が椎間板ヘルニアによるものだったり、分離症によるものだったり、一時的な椎間板の炎症によるものだったりと、原因も様々考えられます。
そんな時、自宅で簡単に腰痛を和らげる事が出来たら良いですよね。腰痛の程度によっては病院を受診する必要もありますが、病院を受診するまでもない腰痛の場合、ツボを押して腰痛を緩和させる方法もありますよ。

今回は、腰痛緩和が期待出来るツボをご紹介します。



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腰痛緩和のツボその1:腎兪(じんゆ)

腰痛を緩和させる効果が期待出来るツボに、腎兪(じんゆ)というツボがあります。

位置は、両手で骨盤を掴みます。イメージ的には仁王立ちのような偉そうなポーズをする際の両手の構えです。
その時の両手の親指の高さのまま、背骨から指2本分外側の位置にあるツボです。自分でも触る事が出来るツボですので、自分一人の場合でも行う事が出来ます。

腎兪(じんゆ)のツボを押す事によって、血流を促進し筋肉の緊張を和らげる効果があります。さらには、腎兪(じんゆ)周囲を、ホッカイロ等で温めることによって、女性特有の生理痛や、生理痛による腰痛にも効果が期待出来ます。

直接腰周囲を刺激するツボなので、痛みが強い時には無理をして行わないようにしましょう。



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腰痛緩和のツボその2:合陽(ごうよう)

さらに腰痛を緩和させる効果が期待出来るツボに、合陽(ごうよう)というツボがあります。

位置はふくらはぎになります。
膝の裏の真ん中から指3本分程下に位置しているツボです。

足を伸ばしたままの体勢では辛いので、膝を曲げた状態で行い、片方ずつの足から両手で包み込むようにして親指でツボを押しましょう。
グイグイと強くツボを押すのではなく、優しく、筋肉の緊張をほぐしてあげるようなイメージで行ってください。

さらには、お風呂の中で行うとより効果的です。
お風呂に入って血流が良くなり、筋肉の緊張がほぐれている状態で、ツボを押してあげる事で筋肉への強い刺激も緩和され、緊張もほぐれやすくなりますよ。

腰痛緩和のツボその3:腰腿点(ようたいてん)

さらに簡単な腰痛を緩和させる効果が期待できるツボがあります。
腰腿点(ようたいてん)と呼ばれているツボです。

腰腿点(ようたいてん)は手の甲に位置しています。手の甲の人差し指と中指が交わるV字になっている部分と、薬指と小指が交わるV字になっている部分です。だいたいは、手の甲の上から約1/3程にある2つのツボです。

もし腰痛が左右どちらかに分かれているのであれば、腰の痛みが出ている方の手のツボを刺激するとより効果的です。
ここでも、あまりグイグイ押すのではなく、揉みほぐすようなイメージで優しくツボを刺激しましょう。

ツボを押す際には注意も必要

腰痛のツボ押しをする際には注意も必要です。

それは無理にグイグイと押さない事です。
ツボを押す事によって、血流が良くなり筋肉の緊張がほぐれますが、強く押しすぎてしまうと、筋肉が受ける刺激が強くなり、逆に筋肉が硬直してしまう可能性もあるのです。そして筋肉が硬くなってしまうのです。

特に、腰周囲のツボを押す際には特に注意が必要です。
腰痛があるからといって、ツボを強く押せば良くなるだろうと考える方もいるかもしれません。しかしそれは逆効果です。
ツボを押す事の目的は、強く押して筋肉に刺激を与える事ではありません。筋肉がほぐれるような軽い刺激を与えて、血流を良くする事が目的です。

さらに、腰痛が強い時には腰周囲のツボは押さないで下さい。
ツボを押す事で、さらに腰への刺激が強くなってしまう事もあります。腰痛が強い時は、ゆっくり安静に横になっていましょう。

まとめ

腰痛の際にツボを押す事で、筋肉の緊張が緩和し血流が良くなります。そうすることで、腰周囲の血流も良くなり、腰痛が緩和され、さらには腰痛再発の予防にもなります。

腰痛緩和の為のツボ刺激は、腰が慢性的に痛い、慢性的に重苦しい、なんとなく腰がハリハリし、筋肉がこわばっている感じがするという人は特に効果を感じる治療です。

また、病院に行かなくても自宅で簡単に行う事が出来るので手軽ですよね。
自分の腰痛の程度は自分にしか分かりません。痛みが強い時には行わず、ご自分の腰痛の程度に合わせてツボ押しをする事をお勧めします。




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