マットレスが合わない時には横向き?腰痛対策で横向きに寝る時の注意点

マットレス・敷き布団

マットレスが合わないと、どうしても腰にそのあおりがくる事が多いです。

腰というのはすべての行動に繋がるところでもありますから、腰痛が起こるとすごく辛いです。

なので、出来ればそうならないように対策したいものです。

そんな腰痛対策には、横向きで寝るというのがありますが、それには注意点もあります。

ここではその注意点について紹介していきます。



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いつも同じ向きで寝ないようにする

マットレスが合わない時に横向きで寝るというのは、確かに腰痛対策としては効果的です。

でも、それが逆効果になる事もあるのです。

そしてそんな、それを逆効果にしてしまう事が、いつも同じ向きで寝るということです。

いつも同じ向きで寝ていると、どうしても人の体は自然と歪んでいってしまいます。

そしてその歪みは、腰痛をさらに悪化させてしまう事が多いものなのです。

身体がゆがむと負荷が変にかかるようになる

いつも同じ向きで寝ていて身体がゆがんでしまうと、負荷が変な風にかかるようになります。

たとえば右の腰にすごく強く負荷が掛かるようになり、左にあまり負荷が掛からなくなったりするのです。

すると当然右の腰ばかりが痛くなるでしょう。

右の腰が痛くなったら、今度はそれをカバーしようとして、右の腰になるべく負担がかからないようにして行動するようになるでしょう。

でもそれでも当然右の腰に負担がまったくかからなくなるということはないので、右の腰は痛いままになるでしょう。

ですが、左の腰に掛かる負担はそれはそれで増えるので、左の腰は痛くなります。

そんな風にして両方ともひどい痛みを感じたりするようになるのです。

また、そうして歪んだ身体はなかなか治らないので、その痛みからはなかなか解放されなくなるでしょう。

ましてやマットレスがあわないせいで、その痛みも日々蓄積していくわけですから、すごく辛いことは間違いありません。

そうならないようにするためにも、いつも同じ方向を下にして寝るというのは避けないとなりません。

日々向きを変えるのが吉

では、横向きで寝る際には、向きはどのようにするのが最適なのでしょうか?

おすすめなのはやはり、毎日向きを変えるようにするということです。

左側を下にして寝たら、次の日には右側を下にするようにして、そしてまた次の日には左側を下にして寝るようにするのです。

そうして日々変えていけば変な風に歪んでしまうということはなくなるでしょう。



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気持ち高めの枕を使う

マットレスが合わない時に腰痛対策として横向き寝をするのであれば、出来ればそれ専用の枕を用意した方が良いでしょう。

横向きで寝る際には、基本的にはやや高めの枕が必要になります。

もちろんそもそもある程度高めの枕を使用しているという方は、それをそのまま利用するのでも良いでしょう。

でも、マットレスが合わなくて腰痛になって悩んでいたという方は、枕はあまり高くないものを使用していることが多いのではないでしょうか?

だから、その場合にはある程度高めの枕を用意した方が良いです。

でも、なぜ横向きで寝る時にはやや高めの枕が必要だと言えるのでしょうか?

肩が入る分頭の位置が高くなる

それは、肩が入る分だけ頭の位置が高くなるからだと言えます。

仰向けで寝ている時には、特別頭の高さを変えるものもありません。

しかし、横向きで寝ている時には、頭の下に肩の分だけの空白のスペースが出来てしまうのです。

ということは、枕が低すぎたら、最悪その枕に頭が届かないという事が出てくるでしょう。

すると、それに頭を乗せる為に変に身体をひねったりして、結局腰痛が悪化するような体勢をとってしまうことになることもあります。

あるいは、枕まで頭が届かないで、頭が空中椅子のような状態になる事もあるでしょう。

そうなれば当然肩こりが起こるようになります。

肩こりが起こると、今度はそれをカバーしようとして変な体勢になり、結果腰痛が悪化することが多いです。

肩こり持ちの人は腰痛持ちの人が多いですし、腰痛持ちの人は肩こり持ちであることが多いのが、それを証明していると言えるでしょう。

いずれにしてもそういうことがあるので、そうならないように、気持ち高めの枕を入れるべきなのです。

高めの枕であれば、肩の高さの分頭の位置があがったとしても、しっかりと頭を支えることが出来て、肩こりが連動しての腰痛を防げるようになるでしょう。

しっかりと片方の膝を曲げて寝ること

横向きで寝る時に大切なのは、片方の膝を曲げて寝るようにする事です。

横向きで寝ると言っても、何も横向きにまっすぐになって寝るわけではありません。

それで寝る事が出来るのであればそれもナシではないでしょう。

しかし、それで寝ることが出来る位のバランス感覚の人はまずいないでしょう。

だからそうではなく、片方の膝を曲げてその膝で地面との支えを作って寝るようにするのがベターなのです。

膝に負荷が行くようにもなる

そうして膝を地面につくことで、その膝に体重の負荷が行くようにもなります。

体重の負荷がそうして膝に行くようになれば、マットレスについている側の骨盤のあたりや肩のあたりにばかり負荷がくるということはなくなります。

そんな風に上手く体重を分散できるようになれば、その分だけ腰痛になりづらくなるのは当然です。

確かに横向きに寝れば、仰向きで寝ている時に比べると腰に掛かる体重の負荷は軽くはなるでしょう。

でもマットレスに腰がつかないわけではないですから、腰に負荷がかからないということはありません。

だからその負荷を少しでも減らしてあげることが出来れば、それに越したことはないのです。

そしてそれは、膝を曲げてしっかりとつけることで叶うのです。

なので、是非そのようにして寝るようにしてください。

曲げる膝は、基本的に横向きになった時に上側にある方の膝です。

その方がバランスがとりやすいでしょう。

手は顔の下に入れないように

腰痛対策として横向きで寝る時には、手は顔に下に入れないようにするのが正解にあります。

横向きで寝る時には、ついつい手を顔の下に入れてしまう事もあるでしょう。

確かに手を顔に下に入れると、なんとなく安心感もありますし、そうしてしまう気持ちはわからないでもないです。

でも、手を顔の下に入れるのは良くないのです。

なぜそれがよくないのかわかりますでしょうか?

首の角度がおかしくなるから

その理由はやはり首の角度がおかしくなるからです。

手を首の下にいれた分だけ顔の角度は変わります。

枕を気持ち高めにして、せっかく頭をきちんと支えられるようにしていたのに、顔の下に手を入れて首の角度を変えてしまって、そのせいで肩がこるようになったりしたら意味がなくなってしまいます。

なので、それは避けるべきなのです。

血行も悪くなる

またそうして手を顔でつぶしてしまうことで、手のあたりの血行も悪くなるでしょう。

なんなら顔の血行も悪くなる可能性があります。

血液は全体が繋がっていますから、手や顔の血行が悪くなると、やはり全体の血行も悪くなります。

そうして腰痛が悪化することもあるのです。

だから、手は顔の下に入れずに、膝の様にマットレスにつけて寝るようにしていきましょう。

まとめ

マットレスが合わない時に腰痛対策として横向きで寝る時の注意点としては、以上の事が言えます。

このように、意外と細かく色々な注意点があります。

それだけ横向き寝というのは難しいということです。

そしてそれは、腰痛対策がいかに難しくて面倒かということと同義でもあります。

一番簡単なのはやはり、適切なマットレスに変えることではあるでしょう。