効果的? 腰痛対策でバランスボールを椅子にすることの是非

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腰痛対策に、椅子の代わりにバランスボールを使うと良いという事は、昔からマレに言われることです。

でも、腰痛対策にバランスボールを使うことは、本当にいいのでしょうか?

わざわざ導入して、いまいち成果が出なかったら勿体ないです。

そこでここでは、腰痛対策としてバランスボールを導入することの是非を見ていきます。



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バランスボールでは集中しづらい

腰痛対策としてバランスボールを椅子代わりにすることには、まず大きなデメリットがあります。

それが、集中できなくなるという事です。

なんとなく想像は出来るかもしれませんが、バランスボールの上で座ってバランスをとるのは、慣れるまでは大変です。

だからこそバランスボールと呼ばれているのですから。

バランスをとりつつ筋肉を鍛えるのが本来のそれの用途なのです。

バランスを保ちづらいのも当然でしょう。

でもそうしてバランスが保ちづらいと、仕事に絶対に集中できません。

まず間違いなく作業ははかどらないでしょう。

椅子に長く座るのはだいたい仕事の時

それは確かにプライベートでテレビを見る時の椅子の代わりとして、バランスボールを使うのであれば効果的かもしれません。

それならば、バランスボールを椅子とすることもおすすめできます。

でも腰痛対策として椅子の代わりにしたいということは、ほとんどの人が長時間椅子に座ることを想像しているはずです。

そして、長時間椅子に座る時は、ほとんどの場合で仕事をしている時になるでしょう。

だから、腰痛対策としてバランスボールを椅子がわりにするのはおすすめできないのです。

仕事に集中できない椅子に座っていたら、結果的に椅子に座る時間も長くなるでしょう。

それではいくら腰痛になりづらいといっても、結果的に腰痛になる可能性も高くなります。



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意外と普通に腰も疲れる

バランスボールに座ると腰が疲れないから、バランスボールを椅子代わりにすると腰痛対策に良いと言われています。

でもそれはあくまでもそんなに長く座らない場合です。

長時間座る場合は、バランスボールでも普通に腰は疲れます。

つまり、普通に腰痛になったりするのです。

普通に腰痛になるのであれば、あえてソレを腰痛対策として使う意味もなくなります。

だからおすすめできないということもあります。

背もたれが無いと疲れる

でもなぜ、バランスボールに長時間座っていると腰が疲れてしまうのでしょうか?

自然と姿勢は良くなるので、一見すると長時間座っていても疲れないように思えるものです。

でも、長時間すわっていても疲れない椅子には、背もたれが必要なのです。

つまり、綺麗な姿勢をキープすることを助けてくれるアイテムが要るという事です。

それが無いと、力を入れて良い姿勢をキープしないとならなくなります。

力を入れて良い姿勢をキープするのが長時間続いて疲れないという方はまずいないでしょう。

だからバランスボールに長時間座っていると疲れてしまうと言えるのです。

姿勢も変えられない

また、バランスボールでは姿勢を変えることもできません。

たとえば背もたれのある椅子であれば、ちょっと疲れたなという時や、椅子の上で少し休憩をしようかなと思う時には、後ろに体重をかければ良いでしょう。

でも、バランスボールの上ではそれも出来ないのです。

つまり息抜きのリラックスもしづらい環境になってしまいます。

そんな環境で腰痛にならないはずもないと言えるでしょう。

当然邪魔にもなる

仕事をする時にバランスボールに座っていたらどうでしょうか?

当然他に人は邪魔に思うでしょう。

もし椅子であれば、すこしくらい足や荷物が当たってしまったとしても、特別大きな問題にはならないでしょうが、バランスボールの場合は少しでもそれに触れてしまうとバランスも崩れるでしょうし、その周りを通る時にはすごく注意して通らないとなりません。

その時点でまわりの方は邪魔くさいと思う事でしょう。

そして当然ながら、場所もとります。

だから本当に邪魔にもなるのです。

腰痛の対策にもあまりならない上に、周りの人に迷惑までかけてしまうのですから、それは当然避けるべきなのです。

一人仕事だったらどうか

では逆に、一人仕事だったらどうでしょうか?

一人で仕事をしている時にバランスボールに乗れば、少なくとも人の邪魔にはなりません。

でもそれは、自分の邪魔にはなります。

たとえば何かを取りに行った時にはコロコロと転がっていってしまい、邪魔くさく思うでしょうし、転がりはしなくともそれは間違いなくワークスペースをかなり埋めてしまいます。

だから、なにか資料をさがしたりする時にも確実に邪魔になります。

会社でみんなで仕事をしている時だけではなく、一人で仕事をしている時にも邪魔になるのですから、それはやはりあまり良い椅子代わりとは言えないでしょう。

バランスボールはトレーニングに使うべき

バランスボールは、そもそもがトレーニングのために作られたものなのですから、仕事用の椅子として使えるはずもないのです。

腰痛対策にも、仕事をする上ではまずなりません。

だから、もしバランスボールを購入してしまっていたら、それはこれからはトレーニングに使うと良いでしょう。

もしまだ購入していない場合は、特別購入することはありません。

でも、トレーニングの為に購入するのは悪くないです。

腹筋が弱いと腰痛も起こりやすくなる

なぜなら腹筋を鍛えることが、腰痛の改善に役立つことがあるからです。

というのも腰痛は、腹筋が弱まり、椅子の上での姿勢をキープできなくなるから起こることがあるのです。

つまり逆に言えば、腹筋をしっかりと鍛えていけば、それによって姿勢をキープできるようになり、椅子に座っていても腰痛にならなくすることが出来る可能性があるという事です。

そしてバランスボールを使えば、自然と腹筋を鍛えることができます。

ただ座っているだけで腹筋を鍛えることが出来るので、運動嫌いな人でも手軽に腹筋を鍛えることが出来るでしょう。

腹筋の運動は久しぶりにやると大変

腹筋が弱ってきていて姿勢がキープできないということは、普通の腹筋をすることは難しいかもしれません。

よく中学生くらいの時にやったような、寝そべって上半身を起こす腹筋運動は、意外と腹筋への負荷が大きいです。

だから久しぶりに腹筋をしようとしてその運動をしても、それができないかもしれないのです。

もし腹筋を鍛えようと思ったのに、いざやってみたら全然できなかったとなると、どうしてもその後でまた腹筋をする気はおこらなくなります。

そうしてまた腹筋をやらなくなってしまうでしょう。

でもバランスボールがあればそうなることはありません。

そこまで強い負荷がかかるわけではないので、地道に鍛えることができますし、そして何よりゲーム性があります。

バランスボールに乗るのは、何を何回やるというような試練性の物ではなく、トライするゲーム性のある行為です。

だから、あまりできなくてもそれからもトライしやすいですし、何より最初のとっつきやすさが違います。

なので続けやすいと言えるでしょう。

まとめ

腰痛対策としてバランスボールを椅子代わりにするのはおすすめしませんが、バランスボールをトレーニングの使うこと自体はおすすめできます。

だから、購入してしまっている人も、それをあえて処分するという必要はないでしょう。

身体を傷めない為にはある程度の筋力が必要なので、是非日々それを使って身体を鍛えていってください。






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