初心者向け 電子辞書を買う前に参考にしてほしい4つのこと

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皆さんは電子辞書を使ったことがあるでしょうか。

最近では高校などでも電子辞書が必須だったりして、手にする機会も多くなってきているかもしれません。

では、この電子辞書は今まで使っていた紙の辞書と比べて、どのような利点があるのか比較してみましょう。

また、最近の電子辞書はどんな新しい機能を持っているのでしょうか。

電子辞書と紙の辞書を比較してみよう

最近では紙の辞書ではなく、電子辞書を使うという方も多いのではないでしょうか。

実際に高校生用のモデルや社会人の方を対象としたモデルのような幅広い世代の方が利用できるように商品も発売されています。

ではこの電子辞書は、紙の辞書と比較してどのような点で優れているのでしょうか。

電子辞書のメリット・デメリットを考えてみましょう。

電子辞書のメリット

電子辞書の一番のメリットは、たくさんの辞書がその中に取り込まれていることです。

紙の辞書はページ数も多く、複数の辞書を所有するとかなりのスペースを取ってしまいます。

ですが電子辞書では、小さなサイズにいくつもの辞書のデータが取り込まれています。

また、機種によっては別途SDカードなどを使うことで、新しい辞書を増やすことができます。

そのため、1台持っていると幅広く活用することができます。

また、言葉を打ち込むことで、探すことなく素早く目的の単語を調べることができます。

外国語の場合には、意味だけでなく音声で発音を確認できるものもあります。

文字の大きさも変更できるため、辞書と違い、見やすくすることもできます。

検索を行った言葉は履歴に残るため、一度調べた単語を確認したりすることもできます。

これらは、搭載されていない電子辞書もあるため、当てはまらない場合もあります。

電子辞書のデメリット

電子辞書のデメリットは、紙の辞書とは違い、自分で探すということがない点です。

これはメリットの方にも素早く探せると書きましたが、逆にたくさんの言葉の中から目的の単語を探す、という行為を行うことがなくなってしまいます。

目的の単語を探しながら別の単語を目にすることで、目的のもの以外も記憶に残っていたという側面からデメリットにもなってしまいます。

英単語などの場合は、すべての文字を打ち込まなくても単語が出てきてしまうことがあるので、辞書を使うのを通して単語の綴りを覚えたりする機会がなくなってしまいます。

また、丁寧に使えばいつまでも使える紙の辞書と異なり、壊れてしまう場合があるという点もあります。

電子辞書の機能を比較しよう

電子辞書界では、2大メーカーが主流となっています。

一つはカシオ計算機の「EX-word(エクスワード)」。

もう一つはシャープの「Brain(ブレイン)」となります。

ではこの2つはそれぞれどのような機能を持っているのでしょうか。

ここでは、2019年に高校生向けに発売された電子辞書を比較していきます。

共通の機能

まずは、どちらも搭載している機能を紹介します。

まずは、手書き入力機能です。

どちらも付属のタッチペンで実際に文字を書くことにより検索をかけることができます。

また、発音に関してもどちらも電子辞書から音声で確認することができます。

また、どちらもマーカー機能を備えており、気になる部分をマーキングすることもできます。

カシオ計算機「EX-word(エクスワード)」

カシオ計算機の「EX-word(エクスワード)」の2019年に高校生向けに発売されたのは、「シャープ Brain(ブレーン) PW-SH6」です。

国語(11) 英語(11) 英会話・トラベル(64) 学習(57) 生活・実用(2) その他(3)の合計215の辞書が収録されています。

単3乾電池2本か別売りのUSBアダプターの給電によって使用できます。

実際に言葉を検索し、言葉の説明の中で意味が気になる部分があった場合、その言葉をタッチすると、その言葉の意味を左下に小さく表示してくれます。

手書き入力に関しては、Brainと比較すると枠が小さくなっています。

シャープ「Brain(ブレイン)」

シャープから2019年に高校生向けに発売されたのは、「シャープ Brain(ブレーン) PW-SH6」になります。

国語(56) 英語(164) 学習(27) 旅行(9) 教養(4)の合計260の辞書が収録されています。

リチウムイオン充電池が使用されていて、付属のUSBアダプターで直接充電することができます。

マーカー機能はEX-wordが3色に対し5色と色をよりわけることができます。

また、手書き検索はこちらの方が枠が大きく、書きやすくなっています。

電子辞書を選ぶ際のポイント

では実際に電子辞書を購入しようとしたとき、種類がたくさんあるため迷ってしまうかもしれません。

その値段上、簡単に買い替えることはできません。

機種によって搭載している機能も異なりますし、収録されている辞書も違います。

では、電子辞書を選ぶ際に参考にしてもらいたいポイントを紹介します。

どの外国語の辞書が収録されているか

基本的に電子辞書には、どの機種を購入しても国語(日本語)と英語関係の辞書は収録されています。

ですが、機種によってそれ以外の外国語が収録されているかが異なってきます。

旅行などで使いやすいように、会話集などが収録されているものもあります。

もし英語以外の外国語を調べることがあるという方は、この点に注意するといいでしょう。

外国語では英語以外に、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語などが収録されていることがあります。

生活知識が収録されているか

電子辞書の中には、海外での会話集であったり、マナー辞典などのような生活に役立つような辞書や本が収録されていることがあります。

こういったことを日常で調べる機会があるという場合や、海外旅行に行くために会話を知りたいという方には、これらが収録されている辞書を選ぶと、日常的に役立つでしょう。

専門知識が収録されているか

電子辞書には、ビジネス用語や医療関係の知識などが収録されているものもあります。

これらの知識は専門書などには及ばないでしょうが、ふとした時に検索するのに便利な機能です。

興味があるような方は、これらが収録されているものを選ぶと、勉強になるでしょう。

おすすめの電子辞書

最後に、おすすめの電子辞書を紹介します。

先にカシオ計算機の「EX-word(エクスワード)」とシャープ「Brain(ブレイン)」は機能を紹介してしまっているので、ここではキャノンの商品を紹介します。

キャノン「IDP-700G」

7000円と安価な価格設定で、国語、英語の辞書を合わせて6種類収録しています。

漢字などを検索する際に、読み方がわからない場合に向けて、部品検索をすることもできます。

電卓機能もついており、計算機としても使用できます。

キャノン「IDP-610」

こちらの辞書は先ほどのものよりも高齢者向きに作られています。

国語、英語合わせて6種類の辞書を収録しています。

折り畳み式ではなく、一面にキーボードと液晶がついています。

液晶部分は字が大きく表示されており、高齢者でも使いやすいようなシンプルな機能をしています。

まとめ

電子辞書は気軽に辞書を使えるという点で便利なものになりました。

手元に一台あると、何かわからない言葉を目にしたり耳にしたりしたときに、すぐに調べることができます。

子供から高齢の方まで、気軽に持ち、使うことができます。

ですが、紙の辞書にも良い点もあります。

使う場面や用途によって電子辞書と紙の辞書を使い分けていけるといいですね。

参考URL・参考文献・根拠など

https://gakunentop.client.jp/dictionary.html
https://joshinweb.jp/mobile/dbattle/
https://kakaku.com/kaden/ic-dictionary/guide_2075/
https://cweb.canon.jp/wordtank/lineup/idf-idp/simple/700/index.html
https://cweb.canon.jp/wordtank/lineup/idf-idp/simple/610/index.html