私の命綱!電子辞書が手放せない

CASIO EX-word XD-F6600 電子辞書(充実の80辞書内蔵 高精細液晶 )

電子辞書を一度でも使ったことのある人は、この記事を読む皆さんの中にも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私も高校〜現在に至るまで、授業や受験、留学と、様々な場面で電子辞書を駆使してきました。

留学を経験した方はもちろん、英語学習をしたい!と意気込む方にとっても、相棒となる電子辞書はまさに命綱のような存在。

どんな風に選び、どんな風に活用したのか、私自身の体験談を綴ります。

私と電子辞書の出会い

私が初めて電子辞書を手にしたのは、高校2年生の時です。

英語のテストのノルマ点を取ったご褒美に祖母が購入してくれました。

この時購入してもらったのはCASIOの「Ex-word」XD-F6600という型番のもの。

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使い道は主に英語学習のためだったので、英和・和英の時点が搭載されているもので、かつ小さくコンパクトで使いやすいものをと考えて選びました。

またこの時はあまり気にしていなかったのですが、ボタンを押してからの反応の速さも、後々とても気に入った部分です。

電子辞書VS紙辞書

さて、意気揚々と電子辞書を使い始めたものの、当の英語の授業では電子辞書の使用は禁止されていたのです。

当時の私の高校の英語の先生は、高校生の英語学習は紙の辞書を使用するべし、と断固主張している人でした。

いくつか理由はありますが、まずは一つのページの情報量は圧倒的に紙の辞書が多いということ。

例えば「apple」を調べた時にも、紙の辞書であればapple以外の単語やその意味が目に入ります。

一方電子辞書は端的に必要な情報である「apple」の意味を表示するだけ。

また、a,b,c…のアルファベット順を辞書を引きながら徹底的に身につけてほしい、ということも理由の一つでした。

紙の辞書を使うと遠回りするようですが、その分地道に身につく英語力があると、先生は主張されていたんですね。

私とCASIOのXD-F6600

前述の先生のお達し通り授業中は使用できませんでしたが、家での予復習や受験勉強に大活躍していたのがこの電子辞書でした。

最初は当初の目的通り英和・和英を主に使っていたものの、次第に広辞苑や漢字辞典である漢字源、百科事典のマイペディアなど使う辞書の数は増えていき、学校の勉強以外にも、日常ふとした瞬間の疑問を辞書を使って解決するようになりました。

また、高校2年生の時に参加したハワイの学生との交流プログラムにおいては、お互いにわからない単語をこの辞書を使って調べ合い、楽しく会話したことが印象的です。

電子辞書の買い替え

電子辞書を買い換えようと思ったのは、大学の英語の授業がきっかけでした。

私は国内の大学に進学しましたが、私の学部は少し特殊で、英語で授業が進められていました。

周りも留学生や帰国子女が多く、日本の地方高校で「英語が得意科目!」と胸を張っていた私は痛い思いをしたものです。

授業が英語で行われるため専門的な用語もちらほら出てきて、高校で使っていた「ジーニアス英和辞典」ではカバー仕切れなくなってきたこと、そして第二外国語の辞書も搭載したものが欲しかったこともあって、辞書を買い替えることにしました。

辞書の購入は、迷った末価格を比較して大学生協で。

購入したのは同じくCASIOの「Ex-word」XD-SF6350という型番のものです。

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決め手は英語学習ツールが充実していたことと、SDカード入れ替え方式で複数の英語以外の外国語の辞書が搭載可能なことでした。

当時はワンセグテレビ付きの辞書や、ペンタブで書き込みができるものも流行り始めていましたが、あまりたくさんの機能がありすぎてはむしろ集中力を阻害されそうだったこと、そして高価だったこともあり断念。

以降現在に至るまで、この辞書を愛用しています。

辞書でコミュニケーション

SDカード入れ替え方式で、英語の他にスペイン語と中国語の辞書を購入して大学生活を送りました。

もともと第二外国語は中国語でしたが、その後かねてから興味のあったスペイン語の授業もとるようになり、どちらの辞書もとても重宝しました。

また、英語の辞書も、単語によって英英辞書で意味を調べ、もし理解できなかったらさらに英和辞書を引く、というように、徐々にステップアップした使い方ができるようになりました。

私は大学2年の夏から1年間アイルランドに留学しましたが、留学先の大量の予習やテスト勉強、そして友人とのコミュニケーションを時に助けてくれたのがこの電子辞書でした。

まとめ

このように、単に英語学習だけでなく、コミュニケーションのきっかけやさらに自分の視野を広げるきっかけが、小さな電子辞書には詰まっています。

いろんな機能や便利な付属だけでなく、使いやすく持ち運びやすい、電子辞書の真髄の魅力を改めて振り返りながら、それぞれの目的にあった辞書を選び、大事な命綱であり、相棒である電子辞書を愛でていただけたらと思います。