英和辞典から電子辞書へ、さらに次は電子翻訳機へ(体験談)

進化

50才代の男性です。

我々の学生時代は、選択肢もなく、普通に紙の英和辞典、和英辞典を使っていました。

大学に入ってから、第二外国語としてドイツ語であったりフランス語であったり。

その場合にも、普通に紙の辞典を使用していました。

それが、コンピュータ化されて、今では電子辞書が当たり前になっています。

コンパクトな機械に、大きな辞典が何冊分も入っているのですから、本当に技術の進歩には驚きます。

皮の表紙の英和辞典

私の高校の頃には、英語の辞典と言えば研究社や三省堂などの辞典が普通でした。

親にお願いして、皮の表紙の辞典を買ってもらって喜んでいたものです。

使い込んでいくと、皮の表紙が柔らかくなり、風合いが出てきたものでした。

重い辞典をカバンに入れて、大変な思いをして通学していました。

大学に入ってからは、それに加えてドイツ語の辞典も加わり、さすがに同時に2冊の自演をカバンに入れて歩くのは大変でした。

辞書のコンピュータ化

もう何年も前のことになりますが、シャープの電子辞書をゴルフのコンペの景品でもらったことがあります。

私がもらった時点では、コンペの景品として扱われるほどにお手軽なものになっていた訳ですが、それが私にとっての初めての「電子辞書」でした。

申し上げたように、紙の辞典で育ってきた私ですから、それは大きな驚きでした。

まるで電卓の大きさくらいしかない電子辞書に英語、ドイツ語、フランス語、中国語など、たくさんの辞典が入っており、さらには広辞苑まで入っていました。

技術の進歩を痛感

さっそくその電子辞書の取扱説明書を眺めてみて、使ってみました。

「おお!」と驚くことばかりでした。

我が家の本棚には、青春を共に過ごした英語とドイツ語の辞典はきちんと残っています。

しかし、目の前の電子辞書は、小さなプラスチック製で、その中には世界の主要言語を網羅した辞典がデータ化されているのです。

小さな画面に必要十分な情報が表示されています。

カルチャーショックでした。

さらに進化したモデル

先日、息子と海外旅行を紹介しているテレビを観ているときに、私が電子辞書の話をすると、息子から、今では、さらに進化しているという話をされました。

スマホのアプリでも、日本語や海外の言葉を翻訳するものがあると聞きました。

グーグル翻訳です。

これがあれば、世界各国の人と、スマホを通訳代わりにして、コミュニケーションできそうです。

ただ、海外では、スマホを使えない場合もありますから、実際に海外に出た時にネット環境が使えない場合には、機能も使用不可という訳です。

海外旅行に行くのなら

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息子は、仕事で海外に出向くことも有りました。

「今、俺が使っているのは使えるよ、海外旅行でも困らない」と言って教えてくれたのは、電子翻訳機でした。

言わば、電子辞書の進化型です。

グローバルトーカーGT-V7というタブレット型の翻訳機なのだそうです。

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これに向かって話すと、言語を自動認識して、指定した国の言葉に置き換えて音声で機械から発声するそうです。

「初めての海外旅行などには絶対におすすめだよ」と言ってました。

英語圏以外の国に行く場合には、息子も手放せないと言ってました。

これはもう、「辞書」というよりも「ロボット」のレベルだなあと思いました。

紙の辞典へのこだわり

しかし、本は今でも紙であるように、ときどきパラパラと、紙の辞書を広げるのも楽しいものだと思ってしまいます。

しかし、海外旅行には、私としても電子辞書の方が絶対におすすめですね。

日本語でタブレットに話しかけると、その国の言葉で現地の方に伝えてくれるのですから、「夢のような機械」ですね。

まとめ

辞典も紙から電子辞書のデータへと変遷しています。

これは、本全体がそうですから当然と言えば、当然ですね。

皮の表紙の風合いなどと言うのは、過去の話なのだな痛感しました。

小さな箱に、何冊分も入っているのですから素晴らしいことです。

まあ、古い人間に言わせれば、「味気ない」と言う気持ちもしないではありませんが、道具としての機能は、比較になりません。

技術の進歩はすごいと思います。