電子辞書のスタンダード「エクスワード」3製品を比較!

カシオ デジタル英会話学習機 EX-word RISE XDR-B20BU ブルー コンテンツ120

電子辞書のカテゴリーにおいて最も大きなシェアを誇るのがカシオの電子辞書です。

そしてその中でも長い歴史を持つ「エクスワード」シリーズは電子辞書の定番とも言える人気の製品で、愛好者が多い事でも知られています。

今回はこのエクスワードシリーズから特徴的な3製品をピックアップし、それぞれが持つ魅力について迫っていきます。

3製品のデザインを比較

エクスワード ウィズ XC-K40

カシオ 電子辞書 エクスワード コンパクトモデル JIS配列キー XD-C100E

2015年1月23日に発売された「エクスワード ウィズ XC-K40」は近代的なデザインが特徴的な電子辞書です。

本体のカラーにはホワイトとブラックの2種類が用意され、丸みを帯びたデザインはどこかAppleの製品を思わせる佇まいをしています。

「エクスワード ウィズ XC-K40」は受験と英検、そしてリスニング学習に特化した電子辞書なので、イヤホンを装着して電車内などで使用する事が想定された非常に小型の形状にまとめられており、想定利用者である高校生や大学生に受け入れられるような愛らしいデザインが最大の特徴となっています。

エクスワード XD-C100E

カシオ 電子辞書 エクスワード コンパクトモデル JIS配列キー XD-C100E

「エクスワード XD-C100E」の発売は2013年8月8日で、今回比較する3製品中最も古いですが、現在でもロングセラーを続ける人気の電子辞書です。

製品全体のデザインには一切の無駄がなく、過剰な装飾を排した本機からはまさに「質実剛健」といった印象を受けます。

さらに万が一の落下時の衝撃に耐えられるように「TAFCOT」と呼ばれる独自の技術が投入されているので、外出への持ち出し時に不安を感じる事はありません。

デザイン的には黒いボディに白いキーボードという明快なコントラストが視認性の向上に大きく貢献しています。

エクスワード ライズ XDR-B20

カシオ デジタル英会話学習機 EX-word RISE XDR-B20BU ブルー コンテンツ120

「エクスワード ライズ XDR-B20」は2017年2月14日に発売された英会話学習を主軸に据えたハイエンドな電子辞書です。

本製品では従来のブック型の発想が打ち破られ、スマホやタブレットのような外観へと変貌を遂げました。

普段はタッチディスプレイを使った直接入力を行い、デスクなどではキーボードをスライドして従来の入力方法に変えることも可能な本製品は、電子辞書の新しい姿を提示したと言っても過言ではないでしょう。

スマホなどのガジェットに慣れた人であれば一番手に馴染む電子辞書かもしれません。

本体のカラーにはワインレッドとネイビーブルーの2色が用意されており、男女問わず利用できる落ち着いた印象を受けます。

3製品の機能を比較

エクスワード ウィズ XC-K40

XD-Kシリーズに対応している本製品では、「ジーニアス英和辞典第4版」に収録されている英単語と和訳を一部転送して加える事が出来ます。

コンパクトに徹した設計なので、必要に応じて単語を転送する事でデータ容量を抑える事に成功している本製品ですが、この転送スタイルはiPodの曲転送の発想と似ているので、想定される若年層の利用者にはすぐに受け入れられる機能だと言えるでしょう。

単語の転送数に上限はあるものの、テストや受験の際に細かく切り替えて利用する事で「エクスワード ウィズ XC-K40」は格段の利便性を獲得します。

エクスワード XD-C100E

「エクスワード XD-C100E 」には「明鏡国語辞典 第二版」「漢字源」「使い方の分かる類語例解辞典」「現代カタカナ語辞典」「オーレックス英和辞典」「オーレックス和英辞典」「カタカナで引くスペリング辞典」「冠婚葬祭マナー事典」「手紙文例集」「スピーチ文例集」という計10種類のコンテンツが収録されています。

高校生から社会人、そしてシニアの方にも対応できるほど本製品の用途の幅は広いので、年代を問わず重宝する電子辞書だと言えるのではないでしょうか。

さらに文字サイズは3段階まで調節可能なので、小さい文字が苦手な方や普段老眼鏡が必要な方でも安心して利用する事が出来ます。

エクスワード ライズ XDR-B20

「エクスワード ライズ XDR-B20」には「国語系」「英語系」「英会話・トラベル」「学習」「生活・実用」「実務・情報」のカテゴリー別に計61もの大量のコンテンツが収録され、さらに日本文学2000作品と世界文学を1000作品同時収録しています。

これだけの量の辞書があれば、語学と文系の勉強で困ることはまず無いと言って良いでしょう。

そして本機には英語と日本語、その他外国語のネイティブ発音コンテンツが多数収録されているので、本格的な会話を学びたい人にとっては大きな味方になります。

さらに「English Training Gym」というカテゴライズ別になった学習機能を標準搭載しているので、ゲーム感覚で楽しく語学能力をレベルアップさせる事が出来ます。

膨大なデータ量とコンテンツを持つ「エクスワード ライズ XDR-B20」は、エクスワードシリーズのフラッグシップモデル的な存在です。

3種類の価格を比較

エクスワード ウィズ XC-K40

コンパクトで持ち出しに便利な本製品は価格帯もこなれた物になっており、最安で3000円台から販売されています。

その他では7000円前後の価格帯で落ち着いている状態です。

何れにせよ学生が気軽に購入出来る価格帯であるのは良い事です。

エクスワード XD-C100E

本製品は7000円前後での販売が一般的となっています。

発売当初は1万円ほどの価格だったので、発売から数年経過した今がお得に入手できるチャンスでしょう。

エクスワード ライズ XDR-B20

こちらは今年発売されたばかりの新製品なので。

価格は安定した状態です。

最安は2万5千円台から販売されており、あとは3万円前後の価格が目立ちます。

今回比較した中では最も高価な製品ですが、機能が充実しているので、相応の価格帯だと言えるでしょう。

買うならどの電子辞書が良いか

10代の学生や大学生におすすめできるのは「エクスワード ウィズ XC-K40 」です。

iPodを思わせるデザインは若い人が持つと一段と輝きます。

自宅で随時単語を転送して試験勉強に備えるという通学スタイルが良く似合う製品です。

「エクスワード XD-C100E」はある意味カシオの電子辞書らしいスタンダードな製品なので、全ての方におすすめできます。

敬老の日のプレゼントにも良いでしょうし、お孫さんの合格祝いに送っても喜ばれるでしょう。

もちろん遠距離通勤の会社員の方のお供にもおすすめです。

「エクスワード ライズ XDR-B20 」は語学習得に意欲を持つ人にとっては格好のツールとなるでしょう。

電子辞書というよりはスマホやタブレット的なデザインになっているので、英語が必要な立場にあるビジネスマンにも似合います。

さらに幅広いコンテンツを利用して国内外の文学への造詣を深める事も可能なので、文学に興味がある人にもおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

カシオの電子辞書は利用者数が多く、長い歴史も持っているので入門にはぴったりの製品です。

中でもエクスワードシリーズは利用者のスタイルや用途に合わせて様々な製品がラインナップされているので、自分に合った製品を探す楽しみがあります。

また、贈り物としても喜ばれる製品なので、親しい人にプレゼントしても良いでしょう。