「まさかの」香り?ヴィレッジヴァンガードからおもしろ入浴剤のおすすめ
一日の疲れをゆっくりとりたいバスタイム。
湯船に体を浸せば、気分もほぐれてリラックスできますよね。
そんなリラックスタイムには好きな入浴剤を入れて、じっくりと癒されたいものです。
そんなリラックスバスタイムに、ちょっと変わった入浴剤をおすすめしたいと思います。
SNSでも話題をさらったヴィレッジヴァンガードの入浴剤とはどんなものなのでしょうか。
「ヴィレッジヴァンガード」って何?という人へ
若者なら知らない人はいないであろう「ヴィレッジヴァンガード」。
「ヴィレヴァン」の愛称でも呼ばれます。
しかし、年配の方などではご存知ない方もいるかもしれませんね。
ヴィレッジヴァンガードとは、全国にチェーンを展開する本屋さんです。
本屋さんなのに入浴剤が置いてあるの?
と言われそうですが、ヴィレッジヴァンガードのコンセプトは「遊べる本屋」。
ただ書籍を販売するのではなく、雑貨やニューメディア製品を融合的に陳列し販売しています。
ヴィレッジヴァンガードの創業の秘密
ヴィレッジヴァンガードは愛知県名古屋市天白区に第一号店を開店しました。
創業者は現会長の菊池敬一氏。
「自分が客だったら」という発想でお店をスタートしました。
場所は農業用の倉庫を利用した自由で開放的なロフト風。
また、社名の「ヴィレッジヴァンガード」はニューヨークのジャズクラブから拝借しました。
ジャズ好きの菊池氏は店内でジャズのライブを行おうとしましたが、ドラムの音が響きすぎ、うるさいため断念したとか。
ライブは断念を余儀なくされましたが、店内のBGMにはジャズを流すなどこだわりを持ち続けました。
ヴィレッジヴァンガードの特色とは
本屋というよりはおもしろ雑貨屋という雰囲気のヴィレッジヴァンガード。
宴会の受け狙いグッズや面白アイテムを探しに行く人も多いのではないでしょうか。
そんなマニアックな面白さは1号店から引き継がれてきたものです。
創業当時の1986年、ヴィレッジヴァンガードのようなマニアックな本屋は皆無でした。
現在でこそ異なる商材を陳列して販売する方式は一般的ですが、当時はその趣味性の高さから特定層から大変注目を集めました。
さらにヴィレッジヴァンガードの店員は全て元お客さんでした。
顧客からアルバイトを募り、さらに正社員候補、正社員と登っていくしくみです。
本当にヴィレッジヴァンガードを愛する人が正社員として働いているのです。
また、商品の陳列やレイアウトは担当者の裁量に一任。
そのため、店舗によって特徴や品ぞろえが異なるのも面白いところです。
書籍よりもポップでキッチュなインパクトある雑貨が多く、大人から子供まで楽しめる場所となっています。
ヴィレッジヴァンガードにしかない商品の秘密とは
「スライムカレー」や「勇者のティッシュボックス」など、ばかばかしいけれど楽しい雑貨。
こうした雑貨はヴィレッジヴァンガードでした見ることはできません。
そしてこのような雑貨がヴィレッジヴァンガードをスペシャルな場所にしているのです。
では、このような奇抜なアイデア雑貨はどのようにして生まれるのでしょうか。
それは、「天下一武道会」と呼ばれるヴィレッジヴァンガードの社内コンペティションと、「雑貨大賞」と呼ばれる社外コンペティションです。
このコンペで認められたアイデアが実際の商品となりその奇抜さからメディアに取り上げられ、売り切れになるほどの人気商品となることが多いのです。
社内コンペの「天下一武道会」は「ルールなし、役職立場一切関係なし、面白い商品アイデア募集」という企画。
全国の店舗バイヤーによる受注投票で、受注が集まれば生産が決定します。
ルールがなく、面白ければいいというコンセプトなので、他の会社では絶対に商品化にならないであろうものが選ばれたりしています。
オリジナリティを大切にするヴィレッジヴァンガードならではの企画であり、商品なのです。
ヴィレッジヴァンガードの不思議な入浴剤
前述の社内コンペ「天下一武道会」を勝ち抜き、商品化されたものにちょっと変わった入浴剤があります。
発売されるとSNSで拡散され、大きな話題となりました。
その他にもちょっと珍しい入浴剤が目を引きます。
ヴィレッジヴァンガードの面白入浴剤にはどんなものがあるのでしょうか。
だし汁バスパウダー
通常入浴剤といえばラベンダーやローズなどリラックスを目的とした癒しの香りが多いですよね。
ヴィレッジヴァンガードが発売した入浴剤はいわば「非リラックス系」とでもいうタイプです。
その名もずばり「だし汁パウダー」。
その名の通り、「だし」の香りの入浴剤です。
お湯に入れると一瞬でお風呂がだしの匂いに包まれます。
まさにだし汁に浸っているような不思議な感覚にしてくれる入浴剤なのです。
販売されているのは「カレーの湯」、「チゲ鍋の湯」、「味噌汁の湯」、「やきそばの湯」、「ラーメンの湯」、「牛丼の湯」など。
誰がそんなものに入りたがるのかと思われるかもしれませんが、このだし汁の湯は大好評を博しました。
オンラインショップでは売り切れが続出するほどで、一時は入手困難と言われていました。
グラビアアイドルが「牛丼の湯」につかっているところをツイートし、さらに話題に。
どれも再現度が高く具になった気分が味わえるそうですが、広報担当者のおすすめは「やきそばの湯」だそうです。
カップやきそばのソースの粉を全身に塗り込んだような感じが味わえるとか。
自分では使用しないけれど、受け狙いのプレゼントや景品として買い求める方が多いようです。
「ビールの湯」、「ギョーザの湯」、「枝豆の湯」などもあるので、おすすめです。
ジェリーバフ
こちらはヴィレッジヴァンガードのオリジナル商品ではありませんが、ちょっと変わった入浴剤で、お店で販売されています。
おふろに入れると、お湯がゼリーのようにぷるんぷるんに変化してしまうのです。
大人はともかく、子供達は大喜びしそうですよね。
ゼリーみたいになったら、お風呂がつまってしまう!
と心配する方もいるかもしれません。
しかし、付属の魔法の粉を振りかければまたお湯に戻ります。
ですから、つまりを心配する必要はないのです。
レッドとカラーチェンジの2タイプから選べます。
おすすめは色の変化を楽しめるカラーチェンジ。
コスミックイエローからギャラクティックグリーンへとゼリーが変わっていきます。
子供と一緒に楽しいバスタイムを過ごせますよ。
妄想クリニック処方湯科バカな上司に疲れた時の処方湯
お薬の袋のようなパッケージの入浴剤です。
どんな入浴剤かとびっくりしてしまいますが、パッションフルーツの香りが楽しめるリラックス系入浴剤。
ただし、パッケージにパンチが効いているので、忘年会や新年会等のイベント商品としておすすめです。
『会議がある日の朝出勤前あえて上司の目に見えるところに保管してください』と書かれています。
遊び心が分かってくれる上司ならプレゼントしても大丈夫かもしれませんね。
この処方湯シリーズは他にもあります。
「億万長者になりたい時の処方湯」、「飲み会で1人勝ちする処方湯」、「自分を変えたい時の処方湯」など。
気分に合わせて揃えておくのもおすすめです。
まとめ
面白グッズが所せましと並んでいるヴィレッジヴァンガード。
入浴剤もちょっと変わっていて面白いですよね。
特に「だし汁シリーズ」はその再現度の高さにはまる人続出です。
お風呂に入ったのに、出る前に体を洗いなおさないといけなくなるレベルだとか。
広報担当のおすすめは「やきそば」でしたが、「ピザの湯」、「パクチーの湯」も話題沸騰中です。
「パクチー」はあの青臭い匂いが見事に再現されており、パクチー好きを虜にしているとか。
ヴィレッジヴァンガードの面白入浴剤、お気に入りを探してみて下さいね。