お風呂でも腰痛対策!腰痛の人は風呂ではどんな椅子を使うべき?

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腰痛を抱えている人は、お風呂の時でもしっかりと腰痛対策をしていかないとなりません。

でも、腰痛の人はお風呂に入っている時にはどんな椅子を使うべきなのでしょうか?

それが分からないから適当な椅子で済ませているという方も多いのではないでしょうか?

そこでここではそんな、腰痛の人は風呂ではどんな椅子を使うべきかということについて紹介していきます。



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お風呂での椅子で低いのは厳禁

まず一点言えるのは、低い椅子は厳禁だという事です。

お風呂での椅子は、なんとなくすごく低いものも多い印象があります。

なので、何も考えないでお風呂で使う椅子をえらぼうと思ったら、腰痛の人もそうではない人も、高さの低い椅子を選んでしまう方が多いでしょう。

でも、腰に何もトラブルがない人ならばともかく、腰痛の人が高さの低い椅子を使ってしまうと、腰痛を悪化させる原因となってしまうでしょう。

腰痛の人は、ある程度の高さのある椅子を選ぶようにするのがおすすめです。

なぜ低いとダメなのか

でも、なぜ腰痛の人は低い椅子に座るのが厳禁となるのでしょうか?

それには二つの理由があります。

まず一点は、座るまでの動きが大きくなるという点です。

低い椅子は、それに座るまでにどうしても動きが大きくなってしまいます。

座るまでの距離も高い椅子にくらべると遠くなりますし、立ち上がる時もそれだけの高さを上げていかないとなりません。

ということは低い椅子から立ち上がるまでや座るまでの姿勢の中で、腰にかかる負担も増えていくでしょう。

それによって、腰痛がひどくなることがあるのです。

もう一点は、低い椅子に座ると姿勢が悪くなりがちだからという事が関係しています。

低い椅子に座ると、どうしても身体は猫背のような姿勢になるでしょう。

高さがたりないので、座っている時のバランスが悪く、どうしてもそういう姿勢になりがちになるのです。

でもそうして猫背のような姿勢になるというのは、腰にとって良くない事なのです。

猫背の姿勢でずっといると、腰にはどんどん負担がかかります。

シャンプーをしたりコンディショナーをしたり顔を洗ったり、ボディソープで身体を洗ったりというのは、意外と動きもありますから、猫背の状態でソレをすることによってもさらに負担がかかるでしょう。

なので、腰痛の人には低い椅子は不向きだと言えます。



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膝と並行位の高さが正解

では、腰痛の人がお風呂で使うべき椅子の高さはどのくらいが正解なのでしょうか?

腰痛の人がお風呂で使うべき椅子の高さは、膝と並行位の高さになります。

座って、お尻の高さが膝と並行位になれば、座っている時にも腰にだけ普段がかかるという事はなくなります。

だから、そのくらいの高さの椅子を買うようにすると良いでしょう。

足にも重さを逃がせる

でもなぜ、その位高さの椅子が腰痛に良いと言えるのでしょうか?

それは、足にも重さを逃がせるからです。

姿勢が悪く、腰の方が膝よりも低いような状態になると、身体の重みはほとんどすべてが腰にあたりに来るようになります。

その上で猫背のような状態で、腰に悪い姿勢をとるわけですから、負担はかなりのものとなるでしょう。

しかしこうしてそのうちの少しでも足の方へ逃がしていけるようになれば、腰の負担が軽くなるのも当然だと言えます。

しっかりと足を地面につけることも大切

そういう理由で膝と平行くらいの高さが良いのですから、座り方にもポイントはあります。

それが、両足をしっかりと地面につけて座るという事です。

もし両足を地面につけないでいたら、適切な高さの椅子に座っていても、その適切な高さが意味をなさなくなります。

しっかりと体重を逃がせるようにするためには、足は地面につけていないとなりません。

だから、椅子の高ささえ揃えていたら座り方は何でもいいとは思わない方が良いでしょう。

軽く背中をサポートしてくれるのが理想

腰痛の人がお風呂で使う椅子を選ぶ上で大切なのは、高さになります。

でも、もう一つポイントもあります。

それが、背中をサポートしてくれるかどうかです。

一般的に腰痛の人が使う椅子は、背もたれがついている方が良いと言われています。

それはなぜだかわかりますでしょうか?

それは、背もたれが背中がまっすぐになることをサポートしてくれるからです。

ようは、余計な力を入れなくても、背もたれが支えになることで、腰に良い姿勢をとれるようになるのです。

サポートが無いと、腰にとって良い姿勢をとろうと意識しすぎて、それによって腰に力が入ってしまう事が多いです。

でもそうして腰に力が入ってしまうと、それが腰痛の原因になります。

そうした負の連鎖を防いでくれるのが、背もたれなのです。

お風呂で使う椅子には背もたれがあるものはあまりないでしょう。

でも、ある程度姿勢をサポートしてくれるようなものはあります。

そういうものを選んでいくと良いでしょう。

ごく小さな背もたれのようになっているもの

では、お風呂で使う椅子で、ある程度姿勢をサポートしてくれる椅子とはどのようなモノになるのでしょうか?

それは、座るところの後ろの方が軽く立ち上がっているものです。

背もたれと呼べるほどに高くはないですが、骨盤を支えてくれるくらいの力は期待することが出来るでしょう。

だから、風呂場で使う椅子として、そういうものをさがしてみてください。

椅子を使わないのも手

もしそうして椅子が見つからない、或いは予算的にオーバーしてしまうというのであれば、あえて椅子を使わないというのもアリでしょう。

椅子を使わないでいれば、座っている時に猫背になってしまって腰痛が悪化するという事はありませんし、立ち上がったり座ったりするときの反動もほとんどなくなるので、それで腰が痛くなることもあります。

シャンプーやボディーソープ、或いは身体を洗うタオルなどが高い位置におけるようであれば、それらを使う際の腰への負担もかかりませんし、立って洗うというのはすごく効果的だと言えるでしょう。

ただ、たって洗う事にまったくデメリットが無いわけではありません。

足を洗う時が大変

それは、足を洗うのが大変だという事です。

もちろん座っていても足を洗う時には腰をある程度曲げないとならないことが多いです。

でも、少なくとも、座っているので立っている時は安定しています。

なので、洗いづらいは洗いづらいかもしれませんが、そこまで腰に強く負担がかかるという事もないです。

しかし立って洗う時には、バランスも悪いですし、足への距離も遠いの、足を洗う時にはかなり腰を曲げないとならなくなる可能性があります。

それは、当然腰へのかなり重たい負担になるでしょう。

なので、それがデメリットと言えばデメリットです。

長いタオルを使うという回避策もある

ただそのデメリットには、長いタオルを使うという回避策もあります。

長いタオルを両手で持ち、下の方を地面のあたりに置き、その上に足を置いたり、足の指でそのタオルを挟んだりしつつ洗っていくのです。

そうすれば腰は曲げなくて済むので、負担はあまりかかりません。

完璧に洗えるかどうかは怪しいところではありますが、そういう回避策もあるので、やはり立って洗うというのもアリでしょう。

まとめ

腰痛の人がお風呂で使う椅子は、まず低い椅子がNGで、膝が平行になるくらいの高さの椅子で、出来れば背もたれに近いような、腰をサポートする機能がありそうな椅子を使うのが正解になります。

是非こういう椅子を選んで、お風呂で腰痛が悪化することがないようにしていってください。

リラックスするべき癒しの場所で腰痛が悪化するのは残念以外のなにものでもありませんから。






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