どっち向きが良い?まくらの向きにおける風水的な効果
まくらの向きは、昔から風水においてすごく大切だと言われてきました。
だから、まくらの向きを気にしている人も多いでしょう。
でも、どの向きにしたらどういう効果があるのかということは、あまりきちんと知らないものです。
そこでここでは、まくらの向きにおける風水的な効果について紹介していきます。
これらを参考にまくらの向きを決めてください。
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昔からよくないと言われる北枕
まず北向きにまくらを置くということから見ていきましょう。
北向きにまくらをおくというのは、昔から北枕と言われて忌み嫌われてきました。
北向きにまくらをおく北枕というのは、死者に対してのまくらの置き方と同じなのです。
だから縁起が悪いとされてしまっていたのです。
でも実は、風水的な観点で見ると北向きにまくらを置くというのは悪い事ではありません。
北から南にエネルギーが流れる
風水では、北から南にエネルギーが流れていくと考えられています。
北から南にエネルギーが流れていくのですから、当然、北枕で寝ていると、寝ている間に頭からたくさんのエネルギーを取り込むことができるという事になります。
だから、北枕というのは、風水では、疲労回復などに効果があると言われているのです。
また、それだけではなく、人間関係を良くしてくれる吉方だとも言われていますし、金運や健康運だってあげてくれるとされているのです。
なので、どことなく運気が良くないなぁと感じているすべての人におすすめできるまくらの向きだと言えます。
一度生まれ変わるような気持ちで朝目覚める事が出来るようになるでしょう。
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逆に良くないとされているのが南枕
北枕は、縁起的には良くないとされていますが、風水的にはすごく良い方角でした。
ではその逆の南向きにまくらを置いて眠るというのはどうなのでしょうか?
南向きにまくらを置くということこそ実は、風水的に良くないまくらのむきなのです。
というのも、南というのは先述の通りにエネルギーが抜けていく方角です。
だからそうしたエネルギーを上手く身体に取り込むことができないとされているのです。
それどころか、エネルギーの行く先を向いて寝ているので、そのエネルギーに感化されて、あまり熟睡できないようになるとも言われています。
疲れている時に南枕で眠ってしまったら余計に疲れてしまうでしょう。
その代わりに発想力が冴える
では、南枕というのは何一つ良いことはないのでしょうか?
いや、そんなことはありません。
南枕には南枕の良いところもあるのです。
それが、発想力が冴えていくという事です。
南というのは、直観力を養う方位だとされています。
だから、その南を向いて寝ていれば、寝ている間に直観力が呼び起されて、ふとした時に素敵なアイデアが生まれやすくなったりもするでしょう。
その他にも南は名声を得られる方位だともされているので、これから何か作品を発表しようとしているアーティストなどには、最適な方角になります。
何か芸術的な仕事をしていたり、芸能関係の仕事をしているという方にはおすすめできる寝方です。
ゆっくり休むことができる西枕
では、西枕はどうでしょうか?
西というのは、太陽が沈んでいく方角です。
なので、西側というのは、一日の終わりをあらわします。
その方角にまくらを向けて眠ると、一日の終わりという事をしつかりと感じられて、特にしっかりと休むことができるようになるでしょう。
なので、この方角にまくらを向けて眠るというのも、北枕同様に疲れている人におすすめできます。
しかし、西枕で眠ることは、その高いリラックス感ゆえのデメリットもあります。
西枕はやる気低下につながる
それが、西枕はやる気の低下に繋がるという事です。
想像してみてください。
何処かの国ですごくリラックスしている自分を。
そのタイミングで急に仕事をしないとならないという連絡が入ってきました。
そんな状況でやる気を奮い立たせることはできるでしょうか?
いや、それができるという人はほとんどいないでしょう。
リラックスすることはすごく素敵なことです。
それなしでは人間の人生は上手く回らないと言えるくらいに大切なことだと言えるでしょう。
でも、リラックスすることは唯一、何かへのヤル気を起こさせるという事にはつながらないのです。
だから、たとえばこれから何かやる気を出して取り組まないとならない仕事があるという方や、既にやる気が低下しがちだという方にはこの方角を向いて眠ることはおすすめしません。
あくまでも本当に疲れている人だったり、あるいは翌日は休みでやる気を出さなくても問題ないという人がこの向きでねむるべきでしょう。
やる気がみなぎる東枕
最後に東枕です。
東向きにまくらを向けてねむるという事には、風水的にどのような意味があるのでしょうか?
東向きにまくらを向けて眠るとまず、やる気がみなぎると言われています。
西枕の反対向きですので、東枕は、太陽が上ってくる方角を向いて眠るという事になります。
太陽が挙がってくる方角ということは、一日のスタートです。
一日のスタートのイメージと言えば、やはりやる気に満ちたエネルギーです。
だから、東向きのまくらは、やる気が起こしやすい向きだと言われているのです。
仕事運のアップにも最適な位置
また、東枕は、仕事運のアップに最適です。
太陽が挙がってくることのイメージはやる気に満ちたエネルギーだけではなく、これから上っていく自分をも示します。
だから、仕事運がよくなるイメージを抱くことができるようになり、仕事運のアップにもつながるのです。
若返りの方位とも言われる
さらに東というのは、若返りの方位とも言われています。
太陽がまだ若い状態なので、若返りの方位とされているのでしょう。
そうした若返りの方位にまくらを向けて眠ることは、美容にも効果を表します。
さらに朝が苦手な人にもぴったりな方位
さらに、この東枕というのは、朝が苦手な人にもおすすめな方位です。
東枕で寝ていると、朝光がすぐに身体に入ってくることになります。
なので、それの光によりすっきりと目覚めやすくなるのです。
人は、光を浴びればすっきりと目が覚めるようにできています。
なので、東側から上ってきた太陽をすぐに浴びることができるこの向きであれば、たとえ朝があまり得意でない人であっても、すんなりと起きる事が出来るようになるでしょう。
すんなり朝の起きることができるようになったら、朝、自分の為に使う事が出来る時間が増えていきます。
使える時間が増えていけば、その分だけ仕事をすることができるようになるでしょう。
そうして仕事をする時間が増えるから、仕事運が上がるという事もあるでしょう。
朝起きるのが苦手でダラダラと起きてしまい、結果会社についてもまだ寝ぼけ眼だという人よりも、すっきり目覚めて朝の時間を有効活用し、かつ出社してからはすぐにテキパキと仕事に取り組む人の方がまわりの人にも信頼されるというものです。
東枕の人の仕事運は、このように、上がるべくして上がるのだと言えるでしょう。
まとめ
まくらの方角は、それぞれに良い点が有ります。
北枕でも南枕でも、東枕でも西枕でも良い点があるのですから、それぞれのメリットやデメリットをしっかりと見比べて、今の自分の状態ならばどの方角で眠るのが一番良いのかを良く考えて眠るようにしてください。
そうして風水も利用して、少しでも自分の運気を上げていってください。