まくら選びには素材も重要!7つの素材それぞれのメリットデメリット
まくらの中身に使われる素材には、本当に色々な素材があります。
そしてその素材それぞれに、メリットやデメリットがあるのが特徴です。
まくらを選ぶ際には、その素材一つ一つのメリットやデメリットを知っておかないとならないでしょう。
そこでここではそんな、まくらの素材一つ一つのメリットとデメリットを紹介していきます。
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目次
通気性がよく夏に合っているそばがら
まくらの素材として昔から定番となっているのがそばがらです。
そばがらのまくらのメリットは、何と言っても通気性が高いことです。
そばがらのまくらには、まくらの中にそれなりのスペースがあると言えます。
だから、当然ダウンなどの羽で出来たまくらにくらべて通気性が良いのです。
そしてそばらは、吸湿性も高いです。
だから、夏にはすごく重宝されるまくらなのです。
また、夏以外でも、よく汗をかくという人にはおすすめできる素材です。
そばがらのデメリットは管理が大変なこと
ではそんなそばがらのデメリットは何になるでしょうか?
そばがらのまくらのデメリットは、何と言っても管理が大変なことです。
そばがらのまくらは、管理が甘いと虫が湧いたりすることがあるのです。
湿度が高い部屋に住んでいたり、あまりまくらを干したりする余裕がない場合には、それがすごく危険でしょう。
また、そばがらのまくらは洗うことができないことも多いです。
なので臭いがついたりしやすいでしょう。
それもデメリットと言えます。
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コスパで勝負のポリエステル綿
最近よくまくらに使われている素材として、ポリエステルわたというものもあります。
ポリエステルわたというのは、人工繊維のことです。
人工繊維ですが、弾力がありふわふわしているのでまくらにはぴったりなのです。
また、当然人工繊維なので安くつくることができます。
なので、ポリエステル綿のまくらの一番のメリットは、コスパが優れていることです。
しかし持続性がない
ポリエステル綿のデメリットは、持続性がないことです。
ポリエステル綿は、安値でしかも弾力がありふわふわしていると紹介してきましたが、それは使い続けているうちになくなります。
なので、しばらく使っていると薄っぺらくなっていってしまうのです。
もちろん他の素材にも寿命はあります。
でも、ポリエステル綿のまくらの寿命は、特に短いと言っても過言ではないでしょう。
パイプ素材は洗えるし通気性も良い
パイプ素材のまくらのメリットは、洗えるという事です。
他にも洗うことができるまくらの素材は有りますが、パイプ素材はガシガシあらってもあまりへたれることはありません。
なので、ずっと清潔かつ良い状態をキープできると言えるでしょう。
それでいて、パイプ素材なので密集感がなく、通気性が抜群です。
そばがらまくらからデメリットを外したようなものだと思っておけば良いでしょう。
寝心地がいまいちな事がある
ではそんなパイプ素材のまくらのデメリットはどこにあるでしょうか?
パイプ素材のまくらのデメリットは、寝心地がいまいちな事があるという事です。
そばがらは、多少気持ちよい質感で出来ているので、通気性があっても寝心地は悪くないですが、パイプ素材は人によってはガラガラして嫌だと感じる人もいるでしょう。
もちろんそのあたりは人の好み次第なので、むしろこれくらいの質感が好きだという人もいるでしょう。
でも間違いなく、万人受けするタイプの質感ではありません。
低反発素材のまくらはリラックス感がメリット
まくらの素材としてすごく人気なのが、低反発素材です。
押したらそのかたちのままキープされるような柔らかさが最大の魅力で、それによって頭を包まれるというその寝心地が最大のメリットでしょう。
すごくリラックスして眠ることができるはずです。
デメリットは寝返りが打ちづらい可能性があること
一見完璧に見える低反発まくらですが、デメリットもあります。
まず一つは、寝返りが打ちづらいということです。
低反発素材は、先述の通りに押したらおしたままの形をキープします。
だから、頭がそのままその場所で固定される可能性があるのです。
そうして頭がまくらに固定されてしまうと、寝返りが打てなくなります。
寝返りが打てないと、それによって肩こりが起こり、さらにはそれが頭痛を引き起こすこともあります。
値段が張るのもデメリット
また、低反発素材は、他の素材のまくらにくらべると値段もなかなか張ります。
まくらにはそこまでお金をかけたくないと思っている方も少なくはないでしょう。
そういう方にはこの低反発枕は合わないことが多いです。
羽毛素材はバランスが良い
まくらに使われる素材の中でも特にバランスが良いのは、羽毛素材です。
羽毛素材とはその名の通り羽素材で、いうなればダウンの中身でまくらを作ったというようなものです。
だから、当然弾力がすごくあり、あたまを乗せていて気持ちよいと感じるでしょう。
さらに、羽素材は意外と通気性や吸湿性にも優れているので、夏でも冬でも使う事ができます。
それでいてそれなりに寿命も持ちます。
ダウンジャケットは一度買えば5年くらいは良い状態をキープします。
まくらだってそれと同じことです。
もちろん毎晩ハードにつかう分寿命は速くはなりますが、3年程度は使うことができるでしょう。
デメリットは洗えないこと
ではそんな羽素材のデメリットは何でしょうか?
羽素材のまくらのデメリットは、なんといっても洗えないことです。
まくらの素材の中には洗えないものは多いですが、羽素材も御多分にもれず洗うことができません。
また、ときたま羽が飛び出してきたりすることがあります。
それも一つのデメリットでしょう。
ビーズ素材は安値で頭にフィットする
ビーズ素材のまくらは、安値です。
安値の割には頭にフィットするという事がそのメリットでしょう。
低反発素材程ではないですが頭にフィットしますし、それでいてやすいのですから、もう少し庶民的にした低反発素材のようなものだと思っておくとわかりやすいでしょう。
吸湿性や通気性が悪い
ビーズ素材のデメリットは、通気性や吸湿性が悪いという事です。
だから、夏場などにはすごく暑さを感じるでしょう。
日本の夏はただでさえビックリするくらいにアツいです。
その環境の中で、頭のあたりが蒸れると想像してみてください。
それがいかにデメリットとなるかは想像できたでしょう。
そういうことがあるので、夏場に使うまくらとしてはあまりおすすめできないものではあります。
ウール素材は暖かさが魅力
まくらの素材には、ウール素材もあります。
ウール素材はニットなどに使われるものですから、当然そのメリットも、暖かいという事になります。
ニットをまくらにして寝ていると思えば、その暖かさはわかるでしょう。
また、ああいう素材なので、弾力性もあり、寝心地もまずまず良いです。
これも熱がこもる
でもウール素材も、熱がこもります。
なので、まず夏には向かないでしょう。
冬と夏でまくらの素材を変える人には、すごくおすすめできるものではあります。
まとめ
まくらによく使われる素材7つのそれぞれのデメリットやメリットはお分かりいただけましたでしょうか?
まくらに使われる素材にはどれもメリットやデメリットがあるのですから、自分の中でしっかりと選び方の軸を決めて、それとメリットやデメリットを見比べて決めていくというのが正解になるでしょう。
そうすれば失敗することはありません。