よく休んだはずなのに腰痛が、それってやっぱり敷き布団が原因?
夜寝ている時に腰痛で目が覚めた、朝起きてみたら腰が痛いなど、結構寝ている時の腰のトラブルは多いものです。
敷き布団を変えたら腰痛が良くなった、などという話も聞きますので、腰痛改善できるなら新しい敷き布団をとも思いますね。
でも一体どういう敷き布団なら改善できるのか、これは本当に悩ましい問題です。
できるだけ自分にあったものを見つける、これが本当に難しいのです。
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目次
腰痛ってどうして起きるんだろう
だいたいこの腰痛、何が原因で起きるのでしょうか。
この原因もまた、あまりに多すぎて見当がつきづらいのですね。
ぎっくり腰だと思って様子を見ていたら、ヘルニアだったということもあります。
腰を捻りすぎて筋肉が炎症を起こしているのかと思ったら、逆にひねり運動が足りなくて筋肉が固まっての腰痛ということもあります。
勿論姿勢でも変化があります。
前屈、前に曲げるかがむなどすると起きる腰痛もあります。
逆に伸びをする、背中を伸ばすと痛む腰痛もあります。
まあ何れにせよ、生活にも支障が起きないとも限らない腰痛です。
できるだけ原因を突き止めて、退治してしまいたいですね。
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休息しているはずの睡眠時に
睡眠は人間にとって不可欠の行動です。
これがないと勿論、生きてはいけません。
身体も頭も休息できる、至福の時間です。
しかしこの睡眠時にも、腰痛が追いかけてくることがあります。
夜中に腰が痛くて目が覚めたり、目覚めて起き上がろうとしたら腰の痛みで悶絶、と言う人少なくありません。
しっかりと休息をした後やしている最中に、どうして腰痛が起きてしまうのでしょうか。
この寝ている時の腰痛に、敷き布団が原因の1つになっていることは、残念ながらあるのです。
休息の時間を本当に休息にできるか、痛みで辛いものにしてしまうか、その解決策の1つが敷き布団の選択です。
ちょっと昔の話ですが
敷き布団、ベッドで使用するマットレスものですが、今では素材がありすぎて何を選べば良いのか、本当に迷ってしまいますね。
昔の日本では、綿の入った敷き布団を誰でも利用していました。
長期に渡って使っていると、だんだん使用者の体重で布団が圧縮されてしまい、結果せんべい布団と呼ばれる状態になったりもしました。
圧縮されてせんべいのように薄くなった状態のことです。
お金のない人の場合、我慢してそのまま使っていましたが、余裕のある人の場合は打ち直しをしてもらったのです。
中身の綿を打ち直して、以前のようにふっくらした状態にしてもらうのですね。
これをふとん屋さんに、定期的にやってもらっていたわけです。
何しろ薄くなった綿入れの布団だと、畳に直接寝ているようなものなので、それこそ腰痛も起きることになります。
また冬などは、中身の綿がぺっちゃんこで空気を含んでくれず、そのため冷えることにもなりました。
打ち直しというのは、必須のものだったのです。
今では素材も多く金額的にも
それに比べると今では、布団もですがマットレスも多くの素材が利用されています。
綿は勿論自然素材で身体にいいのですが、結構ヘタレが早く来ます。
その欠点を補ってくれる素材も、多く開発されてきました。
自然値段の方も、かなり安く手に入る敷き布団が販売されるようになってきました。
とは言っても、やはりそれなりにお値段のするものです。
購入時にはできるだけ、コスパの良い長持ちする素材のものを選びたいものですね。
腰痛を改善もしくは予防するため素材に注意
そんな敷き布団選びですが、腰痛の問題を軽減するという点で選ぶには、どういった点に注意する必要があるのでしょうか。
腰の部分が沈み込みすぎないものを
腰、お尻の部分というのは仰向けに寝た場合、多くの体重がかかる部位です。
なので柔らかい素材のものだとここだけ沈み込んでしまう危険性があります。
勿論体型や体重によっても違いが出てきますので、一概には言えません。
しかし柔らかすぎる敷き布団の場合、腰が沈んで結果横から見ると、く、の字のようになってしまうことが多いのです。
これは自然の身体のアライメントを崩し、腰を曲げている状態で寝ることになりますので、腰痛の元になりますね。
反り返り過ぎもご法度
柔らかすぎる素材だと腰が沈む、では硬めの素材はどうだろうということになります。
これも実は、硬すぎる素材だと身体の反り返りと言う問題が起きてきます。
腰の部分が沈み込まないので、身体が反ったような状態になってしまうのですね。
身体を反らせたまま数時間と言うのは、腰痛の元になって当然です。
これもまた、避けたほうが懸命です。
使用者の身体の状態も
使用する人の年代や、筋肉によってもまた違いが出てきます。
若くて筋肉も強い人の場合、布団に対しても反発力がありますので、ある意味どんな布団でも対応できるところがあります。
しかし年令を重ねて、筋肉も弱ってきたりすると、寝返りも打ちづらくなってきます。
その辺も計算に入れなくてはいけません。
よくCMで、アスリートなどが勧める敷き布団がありますが、ではあれが高齢者にもおすすめかと言えば、これは断言できるものではありません。
世評に惑わされずに、自分に合った物を見つけることが大事です。
よく眠れて腰に負担をかけない条件は
腰に負担をかければ勿論、翌朝腰痛に悩まされます。
腰に負担の少ない寝方のできる敷き布団、どんなポイントで選べば良いのでしょうか。
それは寝返りです。
熟睡のために欠かせないのが寝返り
寝返りは一晩で、かなりの回数行われます。
起きた時に掛け布団がすごい状態になっていたら、一晩中寝返りをよく打っていたと思っていいですね。
この寝返り、自然に無意識にやっていますが、これがないと身体が辛くて目が覚めてしまうのです。
暴れているようで、実は熟睡を意味しているのがこの寝返りです。
腰痛回避にも寝返りを
同じ姿勢で何時間も寝ていると、重い腰の部分に負担がかかって腰痛を起こしやすくなります。
しかし寝返りをうっていれば、その心配もありません。
寝返りを打てるということは、結果腰痛を起こしにくくなるということです。
実際痛みのある時、腰痛だけでなく外傷とかのある時、寝返りを撃てばそこが痛むのでじっと寝ている状態になります。
結果、熟睡できずにしかも腰の負担が大きくなって、起きた時にまた腰痛となるわけです。
寝返りのしやすい素材選びを
硬すぎず柔らかすぎずの素材、というと本当にどれを選べば良いのかになってしまいますが、寝返りがしやすいとなると選択肢が狭まります。
専門店などで寝てみて、右に左にと身体を動かしてみてください。
軽く動作ができるものが、寝返りを打ちやすい素材です。
この時にできるだけ、力が入らないで済むことも条件の1つです。
よっこらしょ、などと掛け声をかけなくては動けないのでは、意味がありません。
軽く寝返りの打てそうなものを選んでください。
加齢とともにどうしても
たかが寝返りですが、加齢によって筋肉が弱ってくると、無意識のそれも少なくなってきます。
年取ったので睡眠時間が短くなった、などというのもこの、寝返り減少による熟睡ができなくなったことにもよります。
結果、それが腰痛につながってくることもあるわけです。
若い頃よりも弱った筋肉でも軽く寝返りを打てるような素材の敷き布団が、本当におすすめになります。
また若い人でも、運動不足などで筋肉が落ちてくると同じような状態になります。
同じく敷き布団選びには、注意したいものですね。
この寝返りに関しては、実は掛け布団にもちょっと気を配りたいと小ろです。
重すぎる掛け布団だと、寝返りが自由にできない可能性があります。
敷き布団を厳選したのに寝返りが少ない等の場合、掛け布団にも注目してみてください。
まとめ
寝ている時にも起きた時にも、腰痛は回避したいものです。
また予防ができればそれに越したことはありません。
様々な種類の敷き布団の素材がありますので、寝返りを打ちやすく症状にあった敷き布団を選ぶようにしてください。
またお気に入りの敷き布団でも何時かはヘタりますし、身体に合わなくなっても来ます。
そんな時には買い替えの勇気も必要だと、腰痛にならないためにも覚えておいてくださいね。