オフィスワーカー・立ち仕事でお疲れの腰痛持ちさんへ…ソファーとの付き合い方についてあれこれ

ソファ

TEGOPO ソファ 2人掛け ファブリックタイプ 肘付き ブラック色 幅120cm*奥61cm*高70cm

腰痛に効く椅子=デスクチェア・マッサージチェア…というイメージが何となく浸透しているそうです。

なんとなくソファーを敬遠している人や、現状に満足できていない人もいるのではないでしょうか。

でも、夜のリラックスタイムや休日のダラダラタイムで、腰痛が改善する策は沢山あります。

ここでは、筆者の経験や・家族の腰痛体験を通して、お部屋でゆっくりできる様々な工夫・提案をお伝えしたいと思います。



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ソファーで腰痛を癒すポイント

腰痛もちさんにとって、ソファーの選び方・活用法は、実は結構難しいもの。

筆者の家族も、月に2〜3ペースで整体に通うほどのつらい腰痛持ちです。

ソファーを新調してリラックスしてもらおうと様々な家具店に通いましたが、なかなか決まりませんでした。

そうしているなかで、いくつかポイントに気づけたのです。

ポイントはヘッドレスト

痛いのは腰なので、腰の部分にクッションを置く・敷物をしてソファーの硬さ自体を調整してみる…最初に思いつきがちな策だと思います。

しかし、整体師さん・腰痛もちの家族などの意見をまとめると、「腰を直接落ち着ける部分」が必ずしも最大のポイントではないことに気づきました。

慢性的な腰痛が起こる仕組みとは何か。

すでにご承知のかたは多いと思いますが、

  • 姿勢(猫背・ストレートネックなど)
  • 骨盤の歪み

これらが主な起因になっています。

腰痛改善の情報を収集すると、とにかく姿勢良く座る方法に焦点が当てられがち。

要するにこれは、「腰にかかる上半身の負担を分散させる」というところがミソなのです。

では、上半身の負担とは何か。

それはずばり、「頭部の重量」なのです。

これをどこかに分散させてしまえば、腰にかかる負担は劇的に減ります。

ここまでが前置きとして、ヘッドレストの重要性を説くのはこういった理由なのです。

背もたれの低いタイプのソファーだと、頭の重心が不安定になり、座面の柔らかさ次第ですが背中全体〜腰に負担が集中してしまいます。

そこで、ヘッドレストなどのパーツなどを使って、頚椎から上をもたれさせてあげるのがリラックスのコツとなります。

筆者の家庭でも、備え付けのソファーにヘッドレストを設けるだけで、腰痛持ちの家族が座って過ごす時間が格段に長くなりました。

でも、ピンポイントでヘッドレストのあるソファーを見つける・パーツを探して取り付ける…なんてことはちょっと面倒ですよね。

そこで私が、これからソファーを買う人・買い換える人におすすめしたいのは、無印良品のソファーです。

デニム地の素材でちょっと汚れが気になるかもしれませんが、お好みでヘッドレスト込みで購入することができますし、デザインもお部屋に馴染みやすく安価…とメリットばかり。

お近くに家具を扱う店舗があれば、ぜひ一度座ってみてください。

ソファーベッドはアリ?ナシ?

単身のかたに人気の「ソファーベッド」ですが、これは腰痛持ちさんにとっては結構シビアなところです。

ベッドとしての寝心地とソファーの快適さを両立させるのは、実際に購入した人・使っている人の声を効くところによると、非常に難しいのだとか。

筆者の家族が通う整体師さんによると、「できればソファーベッドはおすすめしたくない」とのことでした。

腰痛の原因についても言及すると、前の項目であげたような身体のクセだけではなく、ストレスも一因としてありがちなそうです。

可能な限り、普段過ごす場所と眠る場所は、分けた方がいいのだとか。

しかし筆者が独自で調べたところ、海外のブランドで「ソファーベッド専門店」というのがいくつかあるそうです。

お値段は張りますが、国内メーカー製のものに比べると、過ごしやすさが段違いだとか。

インテリアへのこだわりがある人や、省スペース性も重視している人は、検討してみてもよいのではないでしょうか。



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おすすめ・1人がけソファー

ちょっとラグジュアリーな雰囲気の喫茶店にいくと、1人がけソファーがあってとても過ごしやすいですよね。

ご家庭用の安価な製品も、東急ハンズやロフトで大人気なんだとか。

少しだけその紹介をしてみたいと思います。

フィット感と万能さ

1人がけソファーの1番の利点は、腰回りのフィット感。

硬めの座り心地のものが多く、骨盤まわりをしっかりと支えて腰の負担を減らす効果があるのだとか。

背もたれが高いものも多く、頭までもたれかかってゆったりと過ごすこともできます。

また、最近流行している「置き型マッサージ機」をとの相性も抜群によく、拡張性もあります。

マッサージ機メーカーが出している、純正の1人がけソファーもおすすめ。

腰回りにエアークッション機構が備わっている製品があり、それだけでも腰を労ってあげることができます。

筆者の家族が通う整体院にも備え付けられていて、大好評なんだとか。

ハンズだと、定期的にメーカーがキャンペーンを行なっていることが多く、より安く入手するチャンスもあります。

ちょっとした贅沢をかねて、購入を検討されてはいかがでしょうか。

2人がけ以上のソファーで出来る簡単な工夫

2人がけ以上のソファーで腰を休める方法として筆者がイチオシするのは、「足置き」です。

腰の部分にクッションを置き・足を伸ばしてソファーに沈み込むことで、全身の重さを分散してあげることができます。

いかんせん場所をとるのがデメリットではありますが、ご家族の理解が得られるようであれば、お試しになってみてはいかがでしょうか。

これはNG!腰を労ろう

今ご自宅にあるソファーとの上手な付き合い方として、考えたいことがあります。

お仕事が忙しいと、ついつい体の急速について手を抜いてしまいがちになりますよね。

これだけは気をつけたい!

ということを、最後に述べていきたいと思います。

ソファー寝はやめよう

整体師さんが絶対NG!

と言うのは、「ソファー寝」。

ベッドや布団ではなく、ソファーで居眠りしてしまうと言う人は少なくないと思います。

かくいう筆者も、残業で遅く帰ってくると、お風呂前に居眠りしてしまうことも。

しかしこれが実は、全く良くないことなのだとか…ソファーの座面で寝てしまうと、頚椎〜肩の周辺が特に緊張します。

腕を乗せる部分を枕にして寝るスタイルでも、頭の位置が高くなりすぎて頚椎が真っ直ぐになり、その負担が最終的に腰に集まってしまいます。

習慣付くと、ストレートネックの進行・脊柱の歪みを招くような結果になることも。

腰痛だけではなく、肩こりや足のしびれなども起こしてしまう一因にもなるそうで、気をつけてくださいと家族が念押しを受けていた部分でした。

眠りという点についても述べると、就寝前のうたた寝は眠りの質を低下させ、疲労感を引きずってしまう遠因になります。

どうしてもソファーに座ると眠気がきてしまう!

というかたは、

  • デスク用の椅子を別に用意して趣味に打ち込む
  • 帰ってきたらすぐにお風呂に入る習慣をつけて、就寝時間までなんとか起きておく

などといったことを心がけるといいのではないでしょうか。

寒い時期は、ホッカイロを包んだネックピローを装着してリラックスするのもおすすめです。

まとめ

なにかとご多忙な腰痛持ちさんにとって、ソファーに腰掛けてゆるゆるする時間は大切です。

しかし、かえって腰の痛みがひどくなるので、ベッドに移ってしまう・デスクに移るというかたが多いのではないでしょうか。

安価で腰にいいソファーや、お手持ちの一台でも腰の疲れを癒す方法は沢山あります。

ちょっとしたヒントをいくつかあげましたが、ご参考になれば幸いです。






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