カビはベッドにも生える?マットレスとベッドのカビ対策方法

マットレス・敷き布団

よく、マットレスにカビが生えるから、マットレスはフローリングに直置きして使用するべきではないと言われます。

しかし、カビが生えるのは実はマットレスだけではありません。

カビは、ベッドにも生える物なのです。

なので、ベッドにマットレスを置いているからといって、カビ対策をしないで良いわけではありません。

そこでここでは、ベッドとマットレスのカビ対策方法を見ていきます。



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ベッドを壁に寄せないようにする

ベッドとマットレスのカビ対策の方法としてまず挙げられるのは、ベッドを壁に寄せないようにするという方法です。

ベッドを壁に寄せた方が、なんとなく落ち着いて寝られるものです。

だから、ついついベッドを壁にぴったりつけている方も多いと思います。

でも思いだしてみてください。

たとえばホテルなどで、ベッドがぴったり壁についていることがあるでしょうか?

だいたいの場合で、頭の方だけは壁についているかもしれませんが、横などはスペースが空いていたのではないでしょうか?

それは、壁につければつけるほどに、湿度が溜まりやすくなるから、離しているのです。

もちろんスペースを開けた方が動線を確保しやすいとか、そういう理由もあるかもしれませんが、やはりホテルにおいて寝具の管理はすごく大切です。

なので、防湿対策がとられていないはずもないのです。

だからベッドは基本壁から離されているものです。

自宅でもソレを真似して、ベッドを壁から離して配置していきましょう。

そうすれば、ベッドとマットレスのカビ対策がしていけるでしょう。

なぜ壁から離すと良いのか

でも、なぜベッドとマットレスを壁から離すと良いのでしょうか?

ベッドとマットレスを壁から離すと良いというのは、壁に近づけることで、空気が通りづらくなるからです。

たとえば布団を外に干す際、何故布団を外に干すのかと言うとそれは、空気を通して湿度を抜く為です。

つまり空気が通れば湿度は抜けていくのです。

ということはその分だけカビが生えづらくなります。

だから、べッドとマットレスは、なるべく空気が通るように配置するべきだと言えます。

なるべく空気が通るように配置するためには、壁から離すべきなのです。

壁に近づけていると、壁が邪魔をして、そこから向こうに空気が通ることが無くなります。

だから、たとえば部屋の真ん中にベッドとマットレスを置いている時に比べて、はるかに空気は通りづらくなってしまいます。

それを防ぐ為に、ベッドとマットレスは壁に寄せないのがおすすめになります。



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ベッドの下に除湿剤を入れる

ベッドは、だいたいの場合で下にそれなりのスペースが空いている物です。

完全に地面についているようなローベッドもありますが、多くの場合でベッドの下にはスペースが空いているものです。

そのスペースは出来れば有効活用した方が良いでしょう。

マットレスとベッドにカビを生えさせないためには、ベッドの下に除湿剤を入れるのがおすすめです。

除湿剤は、たとえばクローゼットやシューズボックスに入れて使用していることが多いでしょうが、それは別にベッドの下に入れるという使い方もアリなのです。

そういう使い方をしていけば、ベッドの下から、余分な湿度をしっかりと抜いてくれることでしょう。

なるべく下と離れているベッドを使用する事もポイント

そうして下に除湿剤を入れる為にも、そしてそもそも湿度が溜まらないようにするためにも、なるべく地面から高さがあるようなベッドを使用するという事も一つのポイントになります。

地面と近いベッドの場合は、除湿剤を間に入れる事が出来ない事もありますし、そして何より、そもそも湿度が溜まりやすいです。

それは壁に近づけない方が良いという理論と同じです。

空気は上から下にも抜けていきます。

なので、下にも上にもスペースがあった方が、空気は抜けていきやすいのです。

それなのに、下が詰まっていたら、下に向けて空気がぬけていくことはなくなります。

そうなったら当然、湿度はたまっていってしまいます。

湿度がたまりやすい環境では、いくら除湿剤を使用しても、そこまで湿度が抜けていかない可能性も高くなります。

それでは困りますから、そうならないように、なるべくベッドと地面が近くないものを使用するのがおすすめです。

除湿シートをマットレスの下に入れる

除湿の為には、除湿剤だけではなく、除湿シートも使用できます。

除湿剤は、ベッドの下に入れて使用するものでしたが、除湿シートは、マットレスの下に入れて使用するモノになります。

マットレスの下に除湿シートを入れていけば、マットレスとベッドの間にたまりがちな湿度が溜まりづらくなります。

マットレスとベッドの関係に置いて一番湿度が溜まりやすいのは、やはりマットレスとベッドの間になります。

もちろんマットレスの内部や、ベッドの下などにも湿度はたまるわけではありますが、一番こもりやすいのはどう考えてもベッドとマットレスの間になります。

だからそんなベッドとマットレスの間の湿度対策にはしっかりと気を遣わないとなりません。

そしてそのために出来るのが、マットレスの下に除湿シートを入れるという方法なのです。

ただシートを入れるだけで簡単に出来る対策になりますし、これはやらない手はないと言えるでしょう。

新聞紙などでも代用は出来る

除湿シートは、高くても1万円しないくらいで買うことが出来るでしょう。

安いものであれば、数千円から購入することが出来ます。

なので、金銭的にソレを買うのが厳しいということはあまりないでしょう。

でも、出来ればもっと安くカビ対策がしていきたいと考える方は多いかもしれません。

もし安くカビ対策をしていきたいのであれば、その除湿シートは、新聞紙などで代用することも可能です。

新聞紙には、意外と除湿効果があるのです。

だからソレをマットレスとベッドの間に敷き詰めて除湿していくというのはアリでしょう。

ただし、新聞紙よりも当然除湿シートの方が除湿力は高いです。

そのため、新聞紙では思うような効果が出せない事もあるので、やはりお財布としっかりと相談することをおすすめします。

マットレスを定期的に持ち上げる

マットレスとベッドのカビ対策として最後に言えるのは、マットレスを定期的に持ち上げるという事です。

マットレスとベッドは、基本的にはずっとぴったりくっついています。

そうしてぴったりくっついているものを、一度持ち上げてあげるだけで、そこの空気の通りはすごくよくなります。

だから、ちょっと持ちあげてしばらくおいておくだけでも、マットレスとベッドにたまった湿度はぐっと解放していくことが出来るでしょう。

持ち上げればほこりなども落とせる

またそうして持ち上げることには、ただ湿度を逃がしていくという事だけではなく、マットレスの上にたまった汚れを落としていくという意味もあります。

マットレスの上にほこりなどが溜まると、それが湿度をこもりやすくさせる事もあります。

だからそれは定期的に落として、掃除していくべきなのです。

もちろん掃除機などでも吸うことは出来るでしょうが、こうしてたてていけば、もっと奥深くのほこりなども落とせていけるでしょう。

まとめ

マットレスとベッドのカビ対策の方法としては、以上の通りになります。

これらの事を参考にして、しっかりとカビ対策をしていけば、マットレスにもベッドにもカビを生えさせないようにして使用していけるでしょう。

マットレスもベッドも高い買い物になりますから、カビを生えさせないでいられるのであればそれに越したことはありません。

なので是非参考にしてみてください。