ストレスが腰痛の原因に?気分のリフレッシュに最適な入浴剤の選び方
現代は仕事やプライベートなど、何ごともスピーディーな対応が求められる時代です。
気づかないうちにストレスが溜まっている方がいるかもしれませんが、ストレスが腰痛の原因になることがあるので注意が必要です。
ストレスによる腰痛が気になる時には腰にアプローチする対策をとることも大切ですが、毎日の中で気分のリフレッシュを図ることが大切です。
ここでは、気分のリフレッシュに最適な入浴剤の選び方をご紹介したいと思います。
ストレスが腰痛の原因になる理由とは
ストレスを溜め込むことで血行が悪くなる
多少のストレスは、気持ちにハリが生まれてヤル気に繋がる場合があります。
しかし、常に強いストレスを受けていると緊張して身体に力が入り筋肉が凝り固まってしまうことがあります。
このような状態が続くと全身の血行が悪くなるため、上半身を支える腰に負担がかかりやすくなり腰痛の原因になることがあります。
ストレスを受けることで傷みを感じやすくなる
リラックスした状態は脳の働きが高まり、脳に備わっている機能が十分に発揮されます。
脳は身体が痛みを感じている時の負担を軽減するために、痛みを抑制するドーパミンという物質を分泌しますが、ストレスを受け続けていると脳の働きが低下することでドーパミンの分泌量が減少することがあります。
1日中デスクワークに追われている方は特に腰に負担がかかっている状態ですが、強いストレスを感じることで痛みを抑制する働きが弱まり腰痛の原因になることがあります。
ストレスで効率良く行動できず仕事に時間がかかる
ほど良くリラックスした状態の脳で仕事をすると、効率良く作業を進めることができるので短時間で仕事を済ませることができます。
しかし、ストレスを感じ続けている状態では脳の機能が通常より低下することがあるので、作業効率が悪くなります。
仕事の効率が悪いことでデスクワークなど長時間の作業を続けていると、それだけ腰に負担がかかり腰痛の原因になってしまうことがあります。
ストレスで眠りが浅くなり身体の回復力が低下する
睡眠は脳と身体の機能を休めるための大切なものです。
質が良い睡眠をとることで、身体の疲れが癒され気分もリフレッシュされますが、ストレスによって眠りが浅い場合、身体の回復力が低下してしまうことがあります。
腰は上半身を支える役割を持っていますが、仕事などで長時間座っている状態が続くと腰に大きな負担がかかってしまいます。
ストレスによって質の悪い睡眠をとり続けていると、腰の疲れが取れにくくなるので腰痛の原因になってしまうことがあります。
ストレス解消に役立つ方法とは
ウォーキングなど軽い運動をする習慣を持つ
ストレスを溜め込んでいると、頭の中で悩みに関していつまでも考え込んでしまうことがあります。
そんな時は、頭で考える癖を一旦ストップして身体を動かしてみることが大切です。
仕事が終わった後、ウォーキングを兼ねて散歩をするなど軽い運動をする習慣を持つことで、その日のストレスを解消するのに役立ちます。
また、軽い運動は腰の血行を促すのに役立つので腰痛が気になる方におすすめです。
ストレスを感じていることを自覚して周囲に相談する
ストレスは軽いうちに適度に解消しておけば、眠れなくなるほどのストレスを抱え込むことが少なくなります。
しかし、自分自身でストレスを抱えている自覚がない場合、腰痛など身体に気になる症状が出ることでようやく気づくことがあります。
日頃からストレスを感じていないか冷静にチェックした上で、ストレスの原因となるものに関して身近な方に相談することが大切です。
ゆっくりと湯船に浸かって血行を促し気分を緩める
ストレスを感じている状態は、無意識に身体に力が入り緊張状態が続きます。
身体を緩めることはストレス解消に役立つので意識的にリラックスできる時間を持つことが大切です。
ストレスによる腰痛が気になる時には、バスタイムはシャワーだけで済ませるのではなくゆっくりとお湯に浸かって身体を温めると良いでしょう。
お湯に浸かることで腰周辺の血行が促されるだけではなく、気分がゆったりと緩むのでストレス解消に役立ちます。
香りの働きを生かして気分をリフレッシュする
香りは脳にダイレクトに働きかける特徴を持っています。
アロマの働きを利用することでこまめに気分のリフレッシュをしている方もいますが、お部屋でアロマを焚くだけではなく、バスタイムにもアロマを取り入れることで気分をリフレッシュすることがでます。
心地良い香りの入浴剤を入れたお湯にゆっくり浸かることで、リラックスした時間を過ごすことができるでしょう。
気分のリフレッシュに最適な入浴剤の選び方
身体を温める働きが期待できる入浴剤を選ぶ
入浴剤は豊富な種類がありますが、身体を温める働きが期待できる入浴剤を選ぶことで血行に働きかけることができます。
生薬や温泉成分配合の入浴剤を選ぶことで、お湯に浸かる時間をより充実させることができます。
身体をじっくり温めることで、日々の中で負担がかかっている腰を労ることができるでしょう。
アロマの香りが楽しめる入浴剤を選ぶ
入浴剤の中には本格的なアロマの香りを楽しめるものがあります。
ただのお湯に浸かっていると退屈してしまい、身体をゆっくり温めることなく短時間でバスタイムを済ませてしまうことがありますが、アロマの香りがする入浴剤ならお湯に浸かる時間がより楽しめるので身体をじっくり温めて血行に働きかけることができます。
また、アロマの香りは気分のリフレッシュやリラックスに役立つので、ストレスによる腰痛が気になる方におすすめです。
気分が落ち着くお湯の色が楽しめる入浴剤を選ぶ
色には気分を左右する働きが備わっていますが、気分が落ち着くお湯色が楽しめる入浴剤を選ぶことでリラックスしたバスタイムを過ごすことができます。
大自然を思わせるグリーンや夜空を思わせる深いブルーなど、気分がゆったりと落ち着く色に包まれる時間を持つことは、気分のリフレッシュやストレス解消に役立ちます。
ポプリ入りの自然の豊かさを身近に感じる入浴剤を選ぶ
入浴剤の中には自然の草花で作ったポプリを含むものがあります。
タブレット状の入浴剤の中に草花を含んだものや、ティーバッグタイプの入浴剤の中にポプリを含んだものなど豊富な種類があります。
ポプリ入りの入浴剤を入れたお湯に浸かって自然の豊かさを身近に感じることで、気分がリラックスするでしょう。
ストレスによる腰痛が気になる時の入浴方法
①お風呂に入る前にスマートフォンの電源を切る
スマートフォンをバスルームに持ち込む方がいるかもしれませんが、LINEの返信に気を取られるなど気分が休まる暇がありません。
ストレス解消のためにゆっくりお湯に浸かりたい場合には、スマートフォンの電源を切って気分を緩めることだけに集中すると良いでしょう。
②自分に合う入浴剤を選んでお湯に溶かす
お湯色や香りなど、自分に合う入浴剤をお湯に溶かしましょう。
お湯にしっかり溶かすことでバスルームに心地良い香りが広がり、リラックスした気分で入浴できます。
③バスルームの照明はやや暗めにしておく
身体を洗ったりシャンプーをする時などは通常通りのバスルームの明るさでも良いですが、お湯にゆっくり浸かって気分をリフレッシュしたい時には、お湯に浸かる時だけ照明をやや暗めにしておくと気分が安らぎます。
④38~40℃のぬるめのお湯にゆっくりと浸かる
寒くない季節であれば、38~40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かってリラックスした時間を過ごしましょう。
まとめ
腰痛は腰に直接負担がかかることでも生じますが、ストレスが原因となって生じることがあります。
ストレスは溜め込まずに日々の中でこまめに解消することが大切ですが、入浴剤を入れたお湯に浸かることは気分のリフレッシュになるのでおすすめです。
また、身体を温めることで腰周辺を含む全身の血行に働きかけることができるので腰痛予防対策をとることができます。