ダブルのマットレスがおすすめな理由と有効活用できるのはこんな人
ベッドで寝る人が増えた今日。
和室に布団で寝るときは1人用のものを人数分使うのが一般的ですが、ベッドのマットレスはサイズが豊富に揃っています。
自分に適切なサイズのものを選ばないと、快適な睡眠の阻害となる場合もあります。
ただし日本の住宅事情では、置けるスペースにも限界があることも。
自分と住まいに最も適したベッドマットレスについてダブルのサイズを中心にご説明します。
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ベッドマットレスの基本知識
布団と異なりサイズ展開が豊富なベッドマットレス。
メーカーによって多少の誤差はありますが、一般的に世界標準の規程サイズになっています。
ですから国内品も輸入品もあまり気にせず選べるのも嬉しいポイントですね。
まずは標準的なサイズについて知っておくと、選ぶときに間違えることがありません。
標準的なサイズとは
基本的に長さは1950mmが標準で、1m95cmということになります。
表記の仕方はメートルであったりセンチであったりすることもありますが、このようにミリで表記されていることも多いです。
メーカーによってサイズに多少誤差があり、2000mmの場合もあります。
どのメーカーのベッドフレームを使っても大丈夫なように、汎用性をもたせ、ベッドからはみ出さないように作られているのが一般的です。
1人用ベッドの幅
一番小さいのはシングルサイズだと思われがちですが、実際はもっと小さいSSサイズというのがあります。
こちらはベッド幅が850mm×長さ1950mmですので大柄な人には向きませんが、狭い部屋で重宝されます。
次に日本人にも馴染みの深いシングルベッドになり、幅970mm×長さ1950mmです。
その次に幅があるワイドシングルベッドというのが幅1100mm×長さ1950mmですが、日本ではあまり浸透していません。
次はセミダブルベッドですが、よく勘違いされていますが、ダブルと名前についていますが基本的には1人用となり、幅1220mm×長さ1950mmです。
2人用ベッドの幅
次に幅があるのが、今回フィーチャーしているダブルベッドで、幅1400mm×長さ1950mmになります。
まだあまり普及していませんが、ワイドダブルベッドというサイズもあります。
幅1540mm×長さ1950mmになるので、このダブルとの15cmで違いでかなり寝心地に違いが出ます。
ここからはかなり大きなサイズとなってきます。
日本でも愛用者の多いクイーンベッドは、幅1700mm×長さ1950mmです。
そして最も幅のあるベッドが、その名でも分かる通りキングベッド幅1940mm×長さ1950mm。
一般的にシングルベッドを2つ並べた幅と同じだといわれています。
高身長な方にはロングタイプも
ベッドの長さは基本的に1950mmとお伝えしましたが、欧米などでは2メートルを超える高身長の人も多いです。
そのためロングタイプというのが各サイズで作られています。
長さが15センチ長い、2050mmが一般的ですが、日本では需要が少ないためそれほど多くはありません。
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ダブルのマットレスがおすすめな理由
ダブルのマットレスはとても汎用性の高い幅だといわれています。
1つ小さいセミダブルや、1つ大きいワイドダブルまたはクイーンと迷ったときにはぜひメリットとデメリットを比べましょう。
1人でも2人でも使えるサイズ
1人用というとシングルを連想しますが、実はシングルベッドは寝返りするのには充分な幅があるとはいえまえん。
子どもにはちょうどよいですが、高価なマットレスは長く使いたいものですね。
その点ダブルにしておくと大人になってからはもちろん、結婚して2人で寝れるサイズになります。
カバーの種類が豊富
日本の住居ではクイーンやキングサイズは寝室の広さに合わないことも多いです。
一般的に、クイーンなら8畳以上、キングなら10畳以上の広さが理想的だといわれています。
その点ダブルであれば、6畳の部屋にも問題なく置けますので、日本では大変使いやすいサイズといえるでしょう。
1人で移動することができるサイズ
布団のように頻繁にとはいきませんが、ベッドマットレスも定期的に干すことが理想的です。
寝ている時にはたくさんの汗と湿気を吸収していますので、カビや雑菌の増殖を防ぐには日光に当てることが重要です。
クイーンやキングといった大きなマットレスは、かなりの大きさと重さになりますので、1人で動かすのは至難の技です。
ダブルであれば、大人1人で移動することが可能なサイズなので清潔さを保てます。
マンションのように日光干しが無理でも、定期的に上下左右を逆にして使うとバランスよい状態が保てます。
ダブルを2つ並べて使うのがおすすめ
シングルを2つ並べてキングにするように、ダブルを2つ並べて寝る家庭も増えています。
特に子どもができたらぜひ検討したいおすすめスタイルです。
ダブル2つを合わせて川の字に
子どもが幼いうちは家族で川の字になって寝る家庭も多いのではないでしょうか。
シングル2つの場合、必然的に掛け布団もシングル2つにするものです。
そうすると真ん中の子どもはどちらかに寄って寝ることになりますね。
その場合、大人1人と子ども1人であっても窮屈に感じるものです。
また中央に寝ると、マットレスの隙間の段差が気になり、身体の成長面でもよくありません。
その点ダブルのベッドであれば、大人1人と子ども1人が寝るのに充分な広さです。
子ども2人を両親ではさんで寝るときにも最適です。
ホテルのような快適なベッドルーム
ラグチュアリーなホテルのツインルームは、シングルではなくダブルベッドが2つ置いてあることも多いですね。
この2040mmもの広さがあれば、毎日がホテルの寝室のようにリッチな気分で快眠できます。
間にベッドサイドテーブルを置くのもおすすめです。
かなり部屋の長さが必要になりますが、12畳以上あればぜひ取り入れたいスタイルです。
ダブルを選ぶのに適しているのはこんな人
ダブルベッドを選ぶ前に、もう1度自分と家族の体型や部屋の広さに適しているか確認しましょう。
効果でもあり長く使いたいものですので、後悔しないことが大切です。
1人用として使うなら
ダブルは6畳あれば置けるものですが、ワンルームの1人暮らしの部屋であれば注意が必要です。
寝室とリビングが一体化していることもあり、ベッド以外にも家具や電化製品がいっぱいあることでしょう。
ワンルームであれば、少なくとも8畳以上の部屋がダブルにはふさわしいです。
それ以下であれば、細身の方はシングル、大柄な方はセミダブルも検討しましょう。
2人用として使うなら
ダブルは2人でも寝られるサイズですが、体型によっては窮屈です。
基本的には細身の大人2人までと考えた方が良いでしょう。
大柄な方はワイドダブルやクイーンを検討してください。
ダブルは大人1人と子ども1人にちょうどいいと考えておくと安心です。
また細身であっても、寝相が悪い相手と寝ると、ダブルでは夜中にぶつかることも。
子どもであればベッドから落下する恐れもありますので、寝相も考えて選んでください。
まとめ
ベッドのマットレスはさまざまなサイズがありますので、ぜひ自分や家族の体型や寝室の広さも考えて選びましょう。
特に2人で寝るときには、相手とぶつかってしまうと何度も目が覚めてしまい、快眠が得られません。
かといって狭い部屋にダブルを置くと、掃除がしづらかったり動線が途切れてしまったりするなどの不便もありますね。
ベッド選びはいろいろな側面から考えることが大切です。
皆さんがちょうどいいベッドサイズに出会えますように。