マットレスで腰痛を予防する事は可能!そのポイントとは?

マットレス・敷き布団

腰痛には、様々な症状があって、マットレスによっては予防できる症状があります。

全ての症状を予防できる訳ではありませんが、健康に気を付けている方は、利用するべきマットレスの種類には注意しなければいけません。

そこで、腰痛の症状を予防しやすいマットレスのポイントについて紹介するので、気になる方は確認してみて下さい。



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マットレスで腰痛を予防

数多くあるマットレスの中には、腰痛を予防できる製品もあれば、腰痛になりやすい製品もあります。

それでは、どのような製品を選べば良いのか解説していくので、みていきましょう。

適度な硬さ

マットレスを選ぶ際に、最も注意して欲しいポイントが『硬さ』です。

なぜなら、硬すぎる寝具を選んでしまえば、仰向けになっている時に腰が痛く感じてしまうからです。

腰が痛く感じるようになったら、無意識のうちに寝返りを打ちたくなってしまって、寝返りの回数が多くなってしまいます。

寝返りの回数が多くなれば、腰だけではなく、肩や首にまで大きな負担をかけてしまう事になるので、注意しなければいけません。

そのような理由がある事から、腰痛を予防するためには、適度な硬さになっているマットレスがおすすめです。

通気性

私たち人間は、他の動物と同じで、眠る事によって体の疲れを取っています。

そのため、睡眠時間が足りなくなっていけば、体の疲労がたまってしまうので、体調不良に陥りやすいです。

睡眠不足になったら、腰に疲労がたまって、腰痛になる可能性が高くなってしまうので、睡眠の質をキープする事が重要です。

そのため、暑い夏場の季節には『通気性』が優れているマットレスを利用していなければ、睡眠の質が低下してしまうので注意して下さい。

保温性

夏場の季節であれば、通気性の優れたマットレスを選ぶ事が重要ですが、寒い冬場の季節には『保温性』が優れている製品も選ぶ必要があります。

もし、寒い冬場の季節に保温性が優れているマットレスを利用していなかったら、睡眠の質が低下するだけではなく、腰が冷えてしまうのです。

実は、腰が冷えてしまえば、腰付近の血管が収縮してしまって、体内で疲労物質がたまってしまうのです。

そのため、冷え性に陥りやすい方は、保温性が優れているマットレスを検討してみる価値があります。



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マットレスで対応できないケース

マットレスで、腰痛を予防できるケースもありますが、対応しきれないケースもあります。

そのような場合には、生活習慣や病院の診察などで対策を講じる必要があるので、詳しく解説します。

筋力の低下

学生の頃は腰痛になっていなかったのに、社会人になってから腰痛になってしまう方たちは多くいます。

なぜ、このようなケースが起きてしまうのかと言えば『筋力の低下』が大きく関係しているからです。

実は、大腰筋(腰の筋肉)は腰を支える働きがあるので、大腰筋の筋力が低下したら、腰痛になりやすいので注意しなければいけません。

筋力が低下した場合には、マットレスでは対応できないので、運動不足の場合にはウォーキングなど軽めの運動を行うようにしましょう。

デスクワーク

デスクワークの方は、工場や外で働いている方たちよりも、筋力が低下しやすい上に、腰にかかる負担が大きくなってしまいます。

このような事を聞いたら、工場で重い物を持っているほうが、腰にかかる負担が大きいように思ってしまうかもしれません。

実は、私たち人間は、座っている時よりも立っている時のほうが、腰にかかる負担が少ないのです。

なぜなら、立っている時は両足によって上半身の体重は分散していますが、座っている時は上半身の体重が分散されないからです。

デスクワークをする場合には、可能であれば、定期的にトイレ休憩をして、少しだけ歩いて腰にかかる負担を軽減してみて下さい。

内臓が腰を圧迫

日本で腰痛になっている方たちの中には、原因が不明なのに腰が痛く感じてしまうケースがあります。

外的要因がないのに、腰痛になってしまうのは『内的要因』が原因になっている場合があるからです。

実は、内臓の病気によっては、内臓が肥大化してしまって、腰を圧迫してしまう事があります。

そのような事になれば、腰痛になってしまうので、原因が不明なのに腰が痛い場合には病院で診察を受けたほうが良いでしょう。

睡眠の質を上げる方法

良質な睡眠を確保する事が、腰痛を予防するために重要なので、睡眠の質を上げておく必要があります。

そこで、どのような方法であれば、睡眠の質を上げられるのか紹介するので、確認してみて下さい。

食事のタイミング

寝つきの悪い方は、食事をした後にマットレスで横になって、眠りたくなるかもしれません。

しかし、食事をしてから、時間があまり経過していない状態で、眠ろうとしたら睡眠中に胃が消化活動を行なってしまいます。

そのような事になれば、睡眠の質が低下してしまうので、注意しなければいけません。

睡眠の質を上げるためには、食事をしてから、最低でも1~2時間まで待ってから、眠るようにしましょう。

目に与える影響を抑制

現代では、パソコンやスマホなどを利用している方たちは多くいますが、実はパソコンやスマホなどを利用していたら『ブルーライト』を多く浴びてしまいます。

ブルーライトは目に悪い影響を与えてしまって、睡眠の質を下げる原因になってしまうのです。

さらに、電気を付けた状態で、眠ろうとしたら、光が邪魔をして睡眠の質が低下してしまいます。

そのような事を考えたら、就寝前はパソコンやスマホの利用を控えて、電気を消してから眠るようにしたほうが良いです。

複数の寝具で腰痛を予防

1枚のマットレスだけでは、腰痛を予防できない場合でも、複数の寝具を併用する事により、腰痛の予防が可能になる場合もあるので詳しく解説します。

マットレスを重ねて利用

適度な硬さのマットレスを利用していても『ボリューム』が足りない場合には、底つき感が出てしまう事があります。

眠っている最中に底つき感が出てしまえば、腰痛になる恐れがあるので、ボリュームのあるマットレスを選ぶ必要があるのです。

しかし、ボリュームのあるマットレスは、重量が重くなっているので、持ち運ぼうとしたら腰に大きな負担をかけてしまいます。

実は、数多くあるマットレスの中には、他の寝具の上に重ねて利用できる製品もあるのです。

2枚のマットレスを重ねれば、ボリュームアップできて底つき感を緩和できる上に、持ち運ぶ際には腰にあまり負担をかけないで済みます。

布団の種類

保温性が優れているマットレスを利用していても、布団の保温性が優れていない布団を利用していたら、腰を冷やす可能性があります。

そのため、寒い冬場の季節には、保温性の優れている『羽毛布団』や『毛布』などを利用したほうが良いでしょう。

あまり値段の高い布団を購入できない場合には、エアコンを利用する方法もあります。

しかし、光熱費が増えてしまうので、少しお金をかける事になったとしても、保温性が優れている布団を検討してみて下さい。

まとめ

腰にかかる負担を軽減できるマットレスは、多く販売されていますが、確実に腰痛を予防できる訳ではありません。

あくまでも、腰痛の症状によっては、予防できる可能性が高くなるという事だけなので、あまりマットレスの効果を過信しないようにして下さい。

ただし、腰にかかる負担を軽減できれば睡眠の質をキープしやすくなるので、マットレスを購入する際には、腰にかかる負担を軽減できるマットレスを検討したほうが良いでしょう。

参考URL・参考文献・根拠など

https://futon-concierge.com/recommend-mattress/