マットレスと敷き布団の違いを紹介! 寝心地にこだわる方は必見?
寝具を購入する際に、マットレスと敷き布団のどららのほうが、寝心地がよくなるのか悩んだ事はないでしょうか。
それぞれ特徴や使い方が違うので、明確にどららのほうが優れているとは言い切れません。
しかし、2つの寝具の違いを知る事ができれば、あなたに合う寝具が分かるはずです。
そこで、マットレスと敷き布団の違いや、抑えておくべきポイントなどを紹介するので、確認してみて下さい。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
マットレスと敷き布団の違い
マットレスと敷き布団が違っているポイントは大きく分けて、4つのポイントがあります。
それが、ボリューム・湿気対策・床との相性・中材の種類などです。
これらのポイント理解できたら、2つの寝具の特徴が理解できると思うので、詳しく紹介しましょう。
ボリューム
多くのマットレスは『ボリューム』があって、極厚タイプにもなれば10cmを超える製品まであります。
それに引き換え、敷き布団の場合にはボリュームが足りない製品が多くて、背中や腰が痛く感じてしまうケースが多いのです。
実際に、ボリュームが足りなかったら、体と床の距離が近くなっているので、仰向けになっていたら背中や腰が痛く感じてしまって、必要以上に寝返りを打つ場合があります。
これは、体重と寝具の厚さによって違いがあるので、敷き布団を利用しても痛く感じない場合がありますが、覚えておいたほうが良いポイントです。
湿気対策
私たち人間は眠ろうとしたら、一晩の間にコップ一杯分もの寝汗をかいてしまうので『湿気対策』を講じておかなければ、ダニが繁殖していきます。
しかし、マットレスの場合には、多くの製品は立てかける事によって、湿気を取る事が可能です。
それに引き換え、敷き布団は押入れに上げる方法と、ベランダまたは庭の物干し竿で干す事になります。
敷き布団よりもマットレスのほうが、重くなっている製品が多いので、少し辛く感じてしまう方は多いでしょう。
しかし、マットレスの場合には、毎日湿気対策を講じる必要がないのです。
湿気の取りやすさを重視する方は敷き布団のほうを選んで、湿気を取る回数が少ないほうが良い方はマットレスのほうを選んだほうが良いでしょう。
床との相性
敷き布団を利用する際は、多くの方が畳の上に敷いて利用するでしょう。
昔から、敷き布団は畳の上に敷いて利用してきた歴史があるので、その相性は悪いものではありません。
それに引き換え、日本国内では、ベッドを利用している歴史は浅くて、ベッドとマットレスの相性に気を付ける必要があります。
実際に、日本人は収納性の高いベッドを好む方はいますが、収納性が優れているベッドは湿気がたまりやすい製品があるので注意して下さい。
もしも、通気性が優れているベッドを利用したい場合には、隙間が出来ている『すのこベッド』が、おすすめです。
中材の種類
敷き布団の多くは、綿を中材として利用していますが、マットレスの場合には、ウレタンやコイル(スプリング)などを中材として採用しています。
中材の種類は2倍程度しか違わないと思うかもしれませんが、ウレタンの種類の中にはフラットな形状もあれば、凹凸(おうとつ)形状もあります。
コイルの場合には、ポケットコイルやボンネルコイルなどがあって、利用者の体に合うように、様々な中材があるのです。
中材の選択肢の広さで考えたら、敷き布団よりもマットレスのほうが、優れていると言えるでしょう。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
極厚タイプを選ぶ際のポイント
マットレスだけではなく、敷き布団にもボリュームのある製品はあります。
しかし、極厚タイプを選ぶ場合には、覚えておくべきポイントもあるので、詳しく解説しましょう。
寝具の重量
極厚タイプの寝具は、重量が重くなっているので、湿気対策を講じる事が難しくなっていますし、引っ越しの際には運びづらくなっています。
そのため、極厚タイプを選ぶ場合には、重すぎない寝具を選ぶ事が重要です。
実は、極厚タイプになっている寝具でも、それほど重くない製品もあります。
ただし、寝具をあまり持ち運ぶ予定がない場合であれば、重さよりもボリュームのほうを重視しても、それほど問題はないでしょう。
寝具の通気性
ボリュームのある寝具は、湿気がたまりやすいので『通気性』が優れている製品を選んだほうが良いです。
実は、極厚タイプのマットレスの中には、本体の側面に『3Dメッシュ』を備えている製品もあれば『通気孔』を備えている製品もあるのです。
側面から熱を放出しやすくなっている寝具であれば、ボリュームがあっても、湿気がたまりづらくなっています。
さらに、中材が凹凸形状になっていれば、へこんでいる所から熱が放出されていくので、側面に何も工夫が施されていなくてもダニが繁殖しづらくなっています。
マットレスと敷き布団を併用
マットレスと敷き布団は全く違う寝具のように感じるかもしれませんが、実は併用する事もできます。
併用できる寝具は限られていますが、2つの寝具を併用したら、様々なメリットを得る事ができるので、詳しく紹介しましょう。
ボリュームをアップ
敷き布団の厚みが、わずか6cmになっていて、底つき感が出てしまう場合でも、その上にマットレスを敷けば、ボリュームアップする事ができます。
湿気対策を講じる際には、寝具を2つに分けて運ぶ事ができるので、眠っている時にボリュームがあって、湿気対策を講じる際に重量を軽くする事ができるのです。
ただし、マットレスは体を直に支えるように作られているので、その上に敷き布団を重ねて併用しないほうが良いでしょう。
へたり対策
寝具を利用していたら、体の重さによって、へたっていく時があります。
へたってしまった寝具を利用しようとしたら、多くなっている腰が沈み込みやすくなるので、隣のほうへ寝返りを打つ事が難しくなってしまうので注意しなければいけません。
そうなれば、寝心地が悪くなってしまって、睡眠の質が低下してしまいますが、敷き布団の上にマットレスを重ねたら、へたりをカバーする事が可能です。
へたりをカバーできたら、腰が沈み込みづらくなるので、睡眠の質をキープしやすくなります。
寝具を選ぶ際のポイント
敷き布団とマットレスの違いを理解できてもらえた所で、次に寝具を選ぶ際のポイントを紹介するので、どの寝具を購入したら良いのか悩んでいる方は、みていきましょう。
寝具の柔らかさ
体重が重くなっている方は、寝具に体が沈みこんでいくので、柔らかい寝具よりも硬い寝具のほうを利用したほうが良いです。
それとは逆に、体重が重くなっている方が、硬い寝具を利用してしまえば、湾曲している腰が寝具から浮いてしまいます。
腰が浮いてしまえば、体が緊張状態に陥ってしまうので、疲労がたまってしまうので注意しなければいけません。
そのため、体重が軽くなっている方は、硬い寝具よりも柔らかい寝具のほうを利用したほうがいいです。
中材の効果
マットレスだけではなく、敷き布団でも、最近では凹凸形状になっている中材を採用している製品が増えてきました。
実は、凹凸形状の中材は、体を面ではなく点で支える事ができるので、体圧を分散しやすくなっています。
体圧を分散できたら、重くなっている腰が沈み込みづらくなるので、寝返りを打ちやすくなるのです。
ただし、ウレタンを採用している寝具は、少し特殊な匂いがするので、匂いに敏感な方はウレタンよりもコイルを採用している寝具のほうがおすすめです。
まとめ
マットレスと敷き布団は、ボリューム・湿気対策・床との相性・中材の種類などに大きな違いがあります。
そのため、マットレスのほうが体に合う方もいれば、敷き布団のほうが体に合う方もいるのです。
そのため、どちらの寝具が、自分の体に合っているのか知りたい場合には、2つの寝具の特徴を把握したほうが良いです。
自分の体に合わない寝具を購入した場合には、2つの寝具を併用する方法も検討したほうが良いでしょう。