マットレスにカバーをつける理由って何?カバーは必要?
マットレスは、別にそのまま裸で使用することもできるものです。
でも、多くの人がカバーをつけて使用していますし、実際にカバーを推奨されることも多いですよね。
しかし、どうしてマットレスにはカバーをつける人が多いんでしょうか?
カバーをつけることにはどんな意味があるのでしょうか?
ここではそんなマットレスにカバーをつける理由や必要性についてみていきます。
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マットレスにカバーをつけるのは汚れ防止のため
マットレスにカバーをつけるのは、汚れを防止するというのが一番の理由です。
カバーをつけることによって、たとえば皮脂などの汚れはまずそのカバーにつくようになりますよね。
勿論そこからすり抜けてマットレスが汚れる可能性がないわけではありません。
でも、何もつけていない状態と比べると、はるかにカバーをしている状態の方が汚れづらいことは間違いないんです。
そしてそれは快眠につながります。
清潔なところの方が気持ちよく寝ることが出来るのは当然
当たり前の話ではありますが、不潔なものよりも清潔なものの方が人は良い印象を抱きます。
それは寝具であっても同じです。
なので、汚れてしまっているマットレスよりも、清潔な状態のマットレスの方が気持ちよく寝ることが出来るんです。
たしかに、マットレスの上にカバーをしたところで、カバーは汚れてしまいます。
でも、カバーは洗うことが出来るんです。
それに対してマットレスは洗うことが出来ません。
だからこそ、マットレスは汚さないほうが良いということもあるんです。
洗えないということは、汚れがだんだんと蓄積していくということ。
マットレスなんて、10年くらいは使う方が多いです。
それなのにその間に年々汚れが蓄積していったら、割と序盤で不快な睡眠しかもたらさないものになってしまいますよね。
それではすごくもったいない。
だからそうならないように、カバーをして清潔な状態を保てるようにするべきなのです。
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カバーは質感を保つためでもある
マットレスにカバーをつけるのは、汚れ防止のためだけではありません。
それだけではなく、マットレスの質感を保つためにカバーをしているということもあるんです。
マットレスの質感を保つとは、簡単に言えば弾力性をキープするということ。
なぜ、カバーをしたくらいでそんな効果があるのかわからないという方も多いでしょう。
確かにカバーをしたくらいでは、一見そういう意味はなさそうに見えます。
でも意外と重要なのです。
カバーが汗などを吸収してくれる
というのも、カバーには吸湿性に優れたものが多いから。
吸湿性に優れているということは、たとえば寝る時にかいた汗などを、カバーが吸収してくれるということになります。
マットレスは、すごく湿度に弱いです。
汗などで湿度を加えられると、そのせいで弾力性が失われることがあるんです。
なので適度に干していきたいのですが、やはりそのサイズ感から、簡単に干すことはできません。
1年くらい外に出していないということも、往々にしてあるのがマットレスなのです。
なので、できれば少しでも湿度を与えないようにしないとならない。
カバーがあれば、それが出来るようになるんです。
服の下に着る下着のようなもの
カバーなよりマットレスが濡れてしまうことを防ぐというのは、下着を想像すると分かりやすいのではないでしょうか?
たとえばシャツを着て汗をかくというシーンを想像してみてください。
下着を着ていると、最初の汗はその下着が吸収してくれることが多いですよね。
その結果、多少汗をかいていても、シャツに汗染みが出来たりすることを防いでくれるようになります。
勿論、下着がびしょびしょになるくらいに汗をかいてしまうとなれば話は違ってきます。
それでは結局シャツも汗で濡れてしまいますが、少なくとも多少のあせであれば下着は吸収してくれるんです。
それは吸湿性が高いから。
それと同じことが、マットレスのカバーでも起こるんです。
マットレスにカバーをつけると、そんな風にマットレスにかかるはずの湿度を多少ガードしてくれるんです。
気分を変えることもできる
マットレスのカバーは意外なところで言えば気分を変える効果もあります。
というのも、やっぱりマットレスのカバーにはいろいろなものがあるんです。
たとえば色柄が派手なものや落ち着いたもの、そして肌触りの良いものや、あえてゴワゴワしたものなど。
色を変えれば気分が変わるのは当然ですし、肌触りが変わればそれで気分も変わります。
カバーをつけていないと、いつも同じ気分になりますが、カバーを変えることで、気分を変えることもできるんです。
それもまたカバーの魅力であることは確かです。
寝具の与える影響は大きい
そうして気分を変える際に、寝具が与える印象というのはすごく大きいです。
というのも、寝具はすごくリラックスしているときに使うものですよね。
だからそれが与える心境の変化もすごく心にすっと入ってくるんです。
うまく気持ちをコントロールすることが出来ないという人や、メンタルに不安があるという方は、マットレスにカバーをすることはすごくおすすめできます。
温度感をコントロールすることもできる
もう一つ、マットレスにカバーをつけるメリットはあります。
それが、温度感をコントロールできるようになるということ。
マットレスのカバーにはいろいろなものがあると紹介してきましたが、その中には接触冷感のような寝苦しい時に気持ちよく寝ることが出来るようにしてくれるものもあれば、その逆で寒い夜に触れる面を温めてくれるようにしてくれるものもあります。
つまり、カバーによって温度感をコントロールできるようになるんです。
マットレスが裸のままだと、特にそういう効果はありません。
電気代の節約につながる
マットレスが裸のままだと、寝苦しい夏にはクーラーをつけっぱなしにしないといけなくなりますし、冬には暖房をつけっぱなしにしないとなりません。
それだとどうしても電気代がかかりますよね。
夏にはそれでも大した金額にはならないこともあります。
いくらなんでも16度くらいにして寝るという方はいないでしょうから。
温度差はせいぜい5度から10度くらいになります。
でも冬は話が違ってきます。
冬の夜には外の気温が0度くらいになることも珍しくありません。
それに対して暖房を20度にしていたら、温度差は20度です。
それだけの温度差で夜通しつけているという日が続けば、電気代はかなりのものになるんです。
一人暮らしでも1万円を超えてきてしまう可能性が出てきます。
それはすごく高いですよね。
でも、マットレスに暖かいカバーをつければそうならないようにもできるんです。
もちろんマットレスだけではなく、全部の寝具でカバーは必要になります。
マットレスだけ暖かくても、布団が冷たいようでは結局寒いですから。
ただ特に重要なのはやっぱりマットレスなのです。
一番体に触れるといっていいですから。
温めたり冷たくしたりしてくれるというだけでも効果的なのに、それ以外にも役立つわけですから、マットレスのカバーは必要性が高いと考えてよいです。
まとめ
マットレスにはカバーが必要だというのがここでの結論になります。
カバーをすることでより快適に眠れるようになったり、マットレスの寿命を延ばしたりすることが出来るだけではなく、電気代の節約にもなるわけなんですから、すごく効果的です。
今まで裸の状態だったという方は、是非今からでもマットレスのカバーを買ってみてください。