マットレスの黄ばみは汗や皮脂が原因!効果的な対策法とは?

マットレス・敷き布団

枕が黄ばんでしまうことがあるように、マットレスも黄ばんでしまうことがあります。

マットレスが黄ばんでしまうと衛生的に良くなく、気分的にも良くありません。

そのため、気持ち良く眠ることができず、睡眠の質に影響してしまうことがあります。

綺麗なマットレスで眠り、気持ち良く眠るためにも、ここではマットレスの黄ばみの原因や対策を紹介していきます。

マットレスが黄ばんでいる方は、ぜひご覧ください。



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マットレスが黄ばんでしまう原因とは

人間は睡眠中、知らない間にたくさんの汗をかいています。

大人は一晩にコップ1杯以上の汗をかくといわれており、子供は代謝が良いのでコップ2杯くらい汗をかくといわれています。

そのように、睡眠中たくさんの汗をかくため、マットレスにはたくさんの汗がついてしまいます。

また、汗だけでなく皮脂もついてしまいます。

その汗や皮脂が原因となってマットレスが黄ばんでしまうのです。

では、なぜ汗や皮脂がつくと黄ばんでしまうのかというと、汗や皮脂が空気に触れて酸化してしまうことにより黄ばみとなってあらわれてしまうのです。

睡眠中の汗や皮脂がマットレスの黄ばみの原因となっていることから、マットレスの黄ばみ対策をする場合は、汗や皮脂の対策をする必要があります。

分泌された汗や皮脂に対して対処することが大切

人間は代謝するので、汗や皮脂の分泌を抑えることはできません。

そのため、汗や皮脂の分泌を抑えてマットレスの黄ばみ対策をすることはできないということになります。

また、汗を抑えるために水分補給をしないでいると、健康を害してしまいます。

人間の身体は、胎児の体重の90%、新生児は75%、子供は70%、20歳以上は60~65%、高齢者は50~55%は水分でできています。

このように、身体の多くは水分で占められており、体内の水分量が低下してしまうと身体の機能が低下したり、最悪命の危険を感じたりすることになります。

そのため、汗対策として水分補給を控えることをしてはいけません。

睡眠中にトイレに行きたくなくて水分をとるのを控える人がいますが、そのことは身体によくありません。

水分補給を控えて睡眠中のトイレの回数が減っても、睡眠の質が悪くなってしまうので、水分はしっかりと取るようにしましょう。

これらのことから、汗対策として水分補給を控えることはおすすめできなく、汗や皮脂対策には、分泌された汗や皮脂に対して対処することが大切になります。



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シーツをこまめに取り替えること

マットレスの上に直に寝る人はいないかと思います。

基本、マットレスの上にはシーツをかけて使用します。

そのため、シーツには直接汗や皮脂がついてしまいます。

そして、シーツを通してマットレスには汗や皮脂がついてしまいます。

また、同じシーツを何日も使うことにより、シーツの黄ばみがマットレスに移ってしまうこともあります。

したがって、まずはシーツの清潔を心掛けることが大切になり、シーツはこまめに取り替えて洗濯しましょう。

通気性の良いシーツを使うのもおすすめ

こまめにシーツを取り換えることだけでなく、通気性の良いシーツを使うことも大切になります。

通気性の良いシーツを使うことによって、蒸れにくくなったり、汗や皮脂の分泌が多少抑えられたりします。

そのため、通気性の良いシーツを使うことによって衛生的になり、マットレスの黄ばみを抑える効果が期待できます。

これらのことから、シーツをこまめに取り替える以外にも、通気性の良いシーツを使うことも黄ばみ対策に有効となります。

厚めのシーツやマットレスカバーを使う

先程、通気性の良いシーツを使うことをおすすめしましたが、逆に、厚めのシーツやマットレスカバーを使うことも有効になります。

マットレスが黄ばんでしまう原因は、汗や皮脂がマットレスに染み付いてしまうことになります。

つまり、マットレスの黄ばみを防止するには、マットレスに汗や皮脂を染み付かせなければ良いのです。

そこで登場するのが、厚めのシーツやマットレスカバーになります。

シーツやマットレスカバーが厚めなので、汗や皮脂はマットレスに届きにくくなります。

そのことにより、マットレスが黄ばむ原因をなくすことが可能となります

防水のシーツやマットレスカバーを使う

シーツやマットレスカバーの中には、防水機能が備わっているものがあります。

その防水のシーツやマットレスカバーは、防水となっているため、寝汗やおねしょ、介護用などに効果的で、水分がマットレスまで届くのを防止します。

ですから、大量の汗をかいても、その汗がマットレスに付くのを防ぐ効果が期待できます。

汗や皮脂がマットレスに付かなければ、黄ばみを防ぐことができます。

防水と聞くと、ガサガサしてて質感が悪そうな気がしますが、質の良い物はそのようなことはなく、気持ちよく眠ることが可能となります。

もし、質感が気になるようでしたら、その上に質感の良い薄めのシーツをすると良いでしょう。

マットレスの黄ばみを防ぐには、とにかく汗や皮脂をマットレスまで届けないことが大切になります。

したがって、マットレスの黄ばみ対策をしたい方は、防水のシーツやマットレスカバーを購入することを検討してみてください。

中性洗剤を使う

素材がブレスエアーのマットレスなどは洗うことが可能ですが、洗えないマットレスも多くあります。

そのため、洗えないマットレスに黄ばみが付いたり、汚れたりしてしまうとショックですが、洗えないマットレスでも応急処置をすることはできます。

その方法とは中性洗剤を使うことになります。

中性洗剤を熱めのお湯で溶かし、そこに布を浸して絞ったものを気になるマットレスの黄ばみ部分に軽く叩きます。

黄ばみの部分に浸透したら、熱い蒸しタオルで黄ばみ部分にのせて放置します。

そして、蒸しタオルが冷めたら再び熱い蒸しタオルを黄ばみの上にのせます。

このようなことを数回繰り返して、もう黄ばみが取れないと思うような状態になったら乾燥させると良いでしょう。

黄ばみを完全に取ることは難しいので、ある程度黄ばみが取れたら終了し、しっかりと乾燥させるようにしてください。

完全に黄ばみを取ることができないのに、いつまでも行っていると時間の無駄になります。

皮脂の分泌が多い人は保湿をする

前述した通り、汗や皮脂が黄ばみの原因となりますが、汗を出さないようにすることは不可能に近く、制汗剤などで寝汗を抑えることは身体に良くありません。

しかし、皮脂の分泌が多い人の皮脂の分泌を少なくすることは可能となります。

体質により皮脂が多い人もいますが、肌が乾燥すると皮脂の分泌量が多くなってしまうことがあります。

それは、肌の乾燥により、乾燥を防ぐため身体が皮脂の分泌を促そうとするからです。

そのため、乾燥していると皮脂が過剰に分泌されてしまうことがあります。

皮脂は、バリア機能を発揮することや、潤いを維持するためにある程度必要なものになります。

ですから、肌が乾燥してしまうと、身体はバリア機能の低下や肌の乾燥を防ぐために、皮脂を多く分泌してしまうことがあります。

そのようになると、マットレスに皮脂が多くついてしまう可能性があり、黄ばみの原因となってしまいます。

そのため、肌が乾燥しやすい人は、毎日しっかりと保湿をして皮脂対策をすることをおすすめします。

皮脂が過剰に分泌されなければ、その分、マットレスの黄ばみを防ぐ効果が期待できます。

まとめ

マットレスの黄ばみは、汗や皮脂の酸化によるものです。

そのため、睡眠中に分泌される汗や皮脂に対して対処することがマットレスの黄ばみ対策となります。

マットレスは安いものではないので、黄ばみ対策をしっかりと行い、長く使えるようにしましょう。

また、マットレスを長く使うには、立てかけたり、日陰に干したりなど、定期的に手入れを行う必要があるので、面倒くさがらずに行うことをおすすめします。