マットレスは厚いのと薄いのどちらが良い?それぞれのメリットとデメリット

マットレス・敷き布団

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マットレスによって厚さは異なり、厚さの違いによってマットレスの特徴は変わってきます。

そのため、マットレスを買う時は、厚さの違いによる特徴を把握し選ぶことが大切です。

では、厚いマットレスと薄いマットレスのメリットとデメリットとはどのようなことなのでしょうか。

マットレス選びで後悔したり迷ったりしないためにも、厚いマットレスと薄いマットレスのメリットとデメリットを知っておきましょう。



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厚いマットレスのメリットとは

厚いマットレスのメリットは、耐久性が高い・寝てる時の感じが良い・体圧分散性が高い、などです。

厚い分、マットレスの中の作りはしっかりとしており、薄いマットレスよりも耐久性は高くなっています。

マットレスの中の作りがしっかりとしていることは、寝心地の良さや体圧分散性の良さにも繋がります。

寝てる時の感じが良く、体圧分散性に優れていれば、睡眠中の身体にかかる負担は少なくなり、腰や肩などを痛めにくくなります。

寝心地の良さは睡眠の質にも深く関係しており、寝心地が良いほど質の良い睡眠を取りやすくなるため、寝心地の良い厚いマットレスには睡眠の質を高める効果を期待することができます。

厚いマットレスのその他のメリットとしては、寝ている時に床の埃などを吸いにくくなることです。

マットレスが厚いほど高さがでるので、睡眠中、マットレスが厚いほど床から離れることになります。

床から離れれば離れる程、床の舞った埃などを吸いにくくなります。



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厚いマットレスのデメリットとは

厚いマットレスのデメリットは、薄いマットレスよりも運びにくいことや、値段が高いことです。

基本マットレスは厚い分大きくなり、大きい分重くなります。

そのため、薄いマットレスよりも運びにくく、運びにくいことは手入れがしにくいことに繋がります。

風通しの良いところに立てかけるにしても、大きくて重いと立てかけるだけで一苦労です。

マットレスの清潔を維持したり、劣化を促進させないようにするには、定期的に手入れを行うことが大切ですが、手入れが面倒に感じてしまうことで手入れを怠りやすくなります。

それが、厚いマットレスのデメリットとなってしまいますそして、厚いマットレスの値段が高いというのは、ただ単純に厚いと中に入れる材料の量が多くなるからです。

薄いマットレスのメリットとは

薄いマットレスのメリットは、薄い分、持ち運びがしやすいことです。

厚いマットレスよりも持ち運びがしやすいということは、手入れがしやすいともいえます。

手入れがしやすいということは、清潔を維持しやすいということにもなります。

そのため、手入れがしやすいマットレスが良いという方や、持ち運びがしやすいマットレスが良いという方には、薄いマットレスはピッタリです。

その他の薄いマットレスのメリットは、敷き布団や他のマットレスと一緒に使いやすいことや、厚いマットレスよりも値段が安いことです。

薄いマットレスのデメリットとは

薄いマットレスのデメリットは、厚いマットレスに比べると耐久性が劣ること、体圧分散性が低いこと、床にそのまま置くと寝ている時に床の埃を吸いやすいことです。

薄いマットレス全てが耐久性が低いということは一概に言うことはできませんが、薄いマットレスは基本、厚いマットレスよりも耐久性は低くなっています。

マットレスが厚ければその分マットレスの中をしっかり作ることができますが、マットレスが薄いと、どうしても厚いマットレスよりもしっかり作ることはできません。

そのことが耐久性の差として出てしまいます。

そして、マットレスが薄いと反発力は弱く、底つき感がでてしまいます。

底つき感がでやすくなるということとは、マットレスが薄いことで床の硬さを感じやすくなることです。

反発力が弱いことや、底つき感を感じやすくなることは、上手く体圧が分散されないことに繋がります。

体圧分散性が低いと寝ている時に腰や肩などに負担がかかりやすくなり、朝起きた時に腰が痛かったり、肩こりを感じたりする原因になります。

床にそのまま置くと、寝ている時に床の埃を吸いやすくなるということは、高さがない分、寝ている時に床の埃を吸いやすくなるということです。

それら薄いマットレスのデメリットをまとめると、薄いマットレスは厚いマットレスよりも寝心地が悪いということになります。

そのことから、寝心地をあまり気にしなく、値段が安い方が良いという方には、薄いマットレスはおすすめです。

薄いマットレスの寝心地を少しでも良くするには

先程話したように、基本、薄いマットレスは厚いマットレスよりも体圧分散性が劣るため、厚いマットレスよりも腰痛や肩こりなどを起こしやすいといえます。

それを聞くと、薄いマットレスを使うのに抵抗を感じる方もいるかと思いますが、工夫することで薄いマットレスの寝心地を少しでも良くすることができます。

タオルをマットレスの上に敷く

薄いことで底つき感がでて寝心地が悪くなっているため、マットレスの上にタオルを敷けば良いのです。

そうすることによってマットレスに厚みが出て、寝心地を少し良くすることができます。

底つき感が軽減されるので、床を感じることによる身体の痛みをなくすことが可能です。

薄いマットレスの上に何枚かタオルを敷くだけなので、とても簡単でとても経済的です。

薄いマットレスの上に薄いマットレスを敷く

「薄いマットレスの上にタオルを敷いたが、あまり寝心地が変わらない」という場合や、「タオルだけでは満足できない」という場合におすすめな方法が、薄いマットレスの上に薄いマットレスを敷く方法です。

もう1枚薄いマットレスを購入し、2枚の薄いマットレスを重ねましょう。

そうすることにより底つき感はなくなり、寝心地は良くなることでしょう。

「その方法をするなら、始めから厚いマットレスを買えば良いのでは?」などと思う方もいることでしょう。

ですが、その方法は「薄いマットレスを使っている方が、寝心地を良くしたい」ための方法です。

そのため、マットレスの購入を検討していて、寝心地の良さを優先したいという方は、始めから厚いマットレスを買うと良いでしょう。

どちらかというと厚いマットレスの方がおすすめ

ここまで、厚いマットレスと薄いマットレスのメリット・デメリットを説明してきましたが、どちらかというと厚いマットレスの方がおすすめです。

使い方の違いによって選び方は変わってきますが、寝心地の良さや身体への負担の少なさなどを考えると、厚いマットレスを使った方が良いでしょう。

寝心地が悪いと睡眠の質が低下してしまう場合があり、睡眠の質が低下してしまうと疲れは取れにくくなります。

そして、身体に負担がかかりやすいと、腰や肩などを痛める原因になります。

つまり、健康のことを考えると厚いマットレスの方が良いのです。

薄いマットレスの寝心地を少しでも良くする方法として、薄いマットレスを2枚重ねる方法を紹介しましたが、その方法だとマットレスをメンテナンスする手間が倍になってしまいます。

ですから、マットレスの購入を検討していて、厚いマットレスか薄いマットレスか、どちらを買おうか悩んでいる方には、厚いマットレスを買うことをおすすめします。

まとめ

マットレスには厚いものと薄いものがあり、厚いものの方がおすすめと言いましたが、一番大切なことは自分に合うものなのかということです。

実際に部屋に置いて使用し、不満な点がなく自分に合っていれば、そのマットレスが薄くても問題ありません。

マットレスを選ぶ上で、マットレスの厚さによるメリットとデメリットを把握しておくことは大切ですが、寝心地を試せる場合は自分に最適な厚さを確認すると良いでしょう。