マットレスを使うときの軋み音はどう防ぐ?4つの対策

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マットレスは、毎日ぐっすり眠るための必需品ですが、音には注意が必要です。
使っていると、ギシギシと軋む音が響き、かなり気になってしまうことがあります。
そんなときは、気持ちよく眠れなくなってしまうものです。
余計なストレスを防いでしっかり熟睡するためには、なんとかして音を抑えなければなりません。
では、おすすめの対策について、詳しく説明していきましょう。



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軋みやすいタイプは避ける

マットレスには、軋み音が出やすいタイプと、出にくいタイプがあります。
不快な音を防ぐためには、そうしたタイプの違いに注目して、なるべく音のデメリットが少ないものを選んでおくべきです。
音が出にくいものなら、寝返りをうっても簡単には軋まないため、静かに眠ることができます。

ボンネルコイルはNG

静かなマットレスを選ぶときに避けておきたいのは、スプリングが鳴りやすいボンネルコイルタイプの製品です。
ボンネルコイルの特徴は、内部のスプリングがすべてつながっていることです。
全体でひとつの大きなバネになっており、しっかりと面で体を支えてくれます。
適度に硬い感触になっており、変に沈みすぎるようなことがなく、すんなりと寝返りをうてる点もポイントです。
しかし、静音性に関してはあまり期待できません。
スプリングが連結されているため、どこか一部分に負荷をかけると、その影響が全体に及んでしまいます。
そうなると、ギシギシという軋み音が出やすくなってしまうのです。
余計な音が少ない点に注目して選ぶなら、ボンネルコイルは選択肢から除外しておきましょう。

軋みにくいポケットコイル

スプリングが入った製品で音のデメリットを防ぐなら、ポケットコイルの方が適しています。
ポケットコイルタイプのマットレスは、スプリングのひとつひとつが袋に覆われています。
ボンネルコイルのように連結されておらず、なおかつ布の緩衝材がある状態なので、負荷をかけてもあまり音は出ません。
また、つながっていないスプリングが体の形に合わせて沈むため、心地よいフィット感もあります。
静かに気持ちよく眠るためには、ぜひポケットコイルを試してみてください。

コイルがないタイプ

寝るときの軋み音を確実に防ぐことを重視するなら、スプリングにこだわらず、ノンコイルマットレスにも注目してみましょう。
ノンコイルマットレスというのは、内部にスプリングが入っていないウレタンマットレスなどのことです。
ウレタンの高反発マットレスや低反発マットレスは、スプリングをまったく使っていないため、軋み音が出ることはありません。
衝撃吸収や体圧分散の効果も高いので、快適に眠ることができます。
ポケットコイルは、スプリングが入っているために値段が高くなりがちです。
出費を抑えつつ音も防ぎたい場合は、ノンコイルの製品から選ぶようにしましょう。



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使う面を入れ替える

マットレスの軋み音は、スプリングの劣化で起こることもあります。
劣化が進むと、ちょっとした負荷でも大きな金属音が出るようになるため、寝返りのたびにストレスを感じてしまうのです。
ポケットコイルタイプを選んでいても、ひどく劣化した状態だと、音を抑えきれないことがあります。
そのような事態を防ぐためには、マットレスのダメージを軽減することが大切です。
ダメージが大きくなる使い方をしていると、スプリングの劣化が激しくなるため、軋み音も大きくなっていきます。
劣化を早めないように注意して使っていれば、音の悪化を防ぐことができるのです。

負荷の集中を回避する

マットレス敷き方を常に固定していると、体重をかける部分がいつも同じになります。
同じ面だけに負荷をかけ続けていれば、スプリングへのダメージも大きくなってしまうので、偏った使い方は避けるようにしてください。
そのために必要な対策が、定期的に使う面を入れ替えることです。
裏表を入れ替え、どちらの面も同じように使っていれば、極端な負荷の集中は起こりません。
そのため、スプリングの劣化を遅らせるためには、敷き方をしっかりローテーションさせるようにしてください。
裏表に加えて上下の入れ替えも行うようにすると、負荷を分散させる効果が高まり、へたりを防ぐこともできます。

湿気対策にも

敷き方のローテーションは、負荷の分散だけでなく、湿気の蓄積を和らげるためにもおすすめの方法になります。
マットレスの同じ面だけを使い続けていると、裏になって隠れる面がまったく変わらないことになります。
裏は通気性がよくないので、そのような使い方をしていると、どんどん湿気がたまってしまうのです。
ジメジメしたマットレスは、カビが生えたり、嫌な臭いがしたりするので、湿気の蓄積には十分注意しなければなりません。
いくら静かなマットレスでも、そうしたデメリットがあると、快適に眠ることはできなくなってしまいます。
それを防ぐためには、ローテーションを行い、マットレスを動かしながら使ってみてください。
裏と表が入れ替われば、たまった湿気を逃がすことができます。
軋み音と湿気をどちらも軽減して、ぐっすりと眠れるようにしましょう。

上に立たない

マットレスの上に立つような使い方をすると、スプリングの劣化を早めることになってしまいます。
足裏の狭い範囲に負荷が集中するため、通常よりも大きなダメージを与えてしまうのです。
そのため、劣化による軋み音を防ぐなら、踏み台にするのはやめてください。
高いところにあるものを取りたいときなどは、マットレスがちょうどよい踏み台に見えることがあります。
しかし、上に立ったときのダメージを考えれば、安易に乗ってしまうのはよくありません。
間違った使い方は避けて、睡眠のためだけに使うようにしましょう。
きちんと本来の用途で使っていれば、劣化が進んだりせず、不快な音も発生しにくくなります。

ベッドフレームのネジを締める

マットレスを使っているときの軋み音は、マットレスそのものではなく、組み合わせるベッドフレームから聞こえている場合もあります。
ネジがゆるんで部品同士が擦れやすい状態になっていると、静かなマットレスを使っていても、不快な音が発生してしまうのです。
そのため、ベッドのネジはときどきチェックしておくことをおすすめします。
長く使っていると、いつの間にかゆるくなっていることも多いので、しっかり締め直すようにしましょう。
きつく締まっていれば、部品が擦れにくくなるため、軋み音を抑えることができます。

強く締める

ネジを締め直すといっても、穴が広がっていたりすると、遊びが大きすぎてうまく締まらないことがあります。
そんなときは、ゴムワッシャーを使ってみましょう。
ただ締めるのではなく、ゴムワッシャーを噛ませた状態で締めるようにするとと、隙間が埋まり、より強くがっしりと固定することができます。
ゴムワッシャーはホームセンターなどで手に入るので、締めにくいときは試してみてください。

組み立て直す

組み立て式のベッドの場合、部品同士の合わせ方が悪いために、ネジを締めても音を抑えられないことがあります。
その場合は、いったん解体して、もう一度丁寧に組み直してみましょう。
部品が正しく噛み合うように、慎重に組み直していけば、余計な音が発生することはなくなります。

まとめ

マットレスを使うときの不快な軋み音は、眠りを妨げる要素のひとつです。
騒音のような大音量でなくても、動くたびにギシギシ鳴るようだと、妙に気になってしまうものです。
夜は昼間と違って周囲の音が少ないため、余計に目立ってしまうこともあります。
それを防ぐためには、ここで紹介したような対策を行ってみましょう。
軋み音の発生につながる要素を潰していけば、静かな環境で眠ることができます。

参考URL(文献)・根拠など

https://hineru.com/bed-creaking-sound/
https://www.laana.jp/bed/15793
https://www.nitori.co.jp/customersupport/faq/9914/






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