マットレスを選ぶ際の4つのポイント!あなたの欲しい物が見つかる?

マットレス・敷き布団

Rani_Ramli / Pixabay

マットレスは寝心地を左右するものですが、自分の体に合う物を見つける事は簡単な事ではありません。

実際に、体重や体質によって、体に合う寝具は違ってきます。

そこで、体重が軽い方・体重が重い方・汗をかきやすい方・多くの方が利用しやすいマットレスを選ぶ際のポイントを紹介しましょう。

そのポイントを理解できれば、あなたの体に合う寝具を見つけられる可能性は高いです。



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体重が軽い方が選ぶポイント

体重が軽い方が寝具を選ぶ際には『低反発』と『フラット』などに注目する必要があります。

なぜなら、湾曲している腰が、寝心地と大きく関係してくるからです。

それでは、低反発とフラットが、どのような効果があるのか紹介するので参考にしてみて下さい。

低反発タイプ

体重が軽い方は、反発力が高くなっているマットレスを利用しようとしたら、体があまり沈み込まなくなります。

体の沈み込みを抑えすぎたら、湾曲している腰が寝具から浮いてしまいます。

腰だけが浮いていたら、腰付近の筋肉が緊張状態に陥ってしまうので、腰に疲労がたまってしまうのです。

そのような事になれば、睡眠の質が低下してしまうので注意しなければいけません。

低反発タイプの場合では、反発力が低くなっている事から、体重が軽い方でも腰が浮きづらいので寝心地がよくなります。

フラットタイプ

反発力が低くなっているタイプでも、特殊な形状になっているマットレスでは、腰が浮いてしまう事があります。

そのため、体重が軽い方はフラット(平らな形状)タイプの寝具を利用する事が重要です。

フラットタイプで低反発になっていれば、フィット感が優れているので、体に与える刺激も少なくて済みます。

低刺激の寝具であれば、睡眠の質をキープしやすいので、寝不足に陥る可能性が低くなります。

そのため、体重が軽い方で寝心地の良い寝具が見つからない場合には、フラットタイプで低反発タイプのマットレスがおすすめです。



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体重が重い方が選ぶポイント

体重が重い方は、軽い方とは違って『高反発タイプ』や『極厚タイプ』などが、おすすめです。

この2つのポイントを抑える事が、なぜ必要になっていくのか紹介するので、確認してみて下さい。

高反発タイプ

高反発タイプのマットレスは、腰が浮きやすくなりますが、体重が重い場合には、腰が適度に沈み込みます。

もしも、体重が重い方が低反発タイプの寝具を利用しようとしたら、重くなっている腰が沈み込みすぎてしまうのです。

腰だけが沈み込んでしまえば、そこの部分に体圧が集中してしまうので、腰痛の原因になってしまいます。

そのような事になれば、腰が痛く感じて、仰向けになる事が辛く感じてしまうので、できるだけ高反発になっている物を選んだほうが良いです。

極厚タイプ

反発力が高くなっているマットレスでも、妊婦さんのように体の一部が重くなっている場合には、体の沈み込みを抑えられない場合があります。

体の沈み込みを抑えられない場合には『極厚タイプ』を選ぶ事も重要です。

なぜなら、ボリュームが足りない寝具を利用している際には、体が少し沈み込むだけでも、ベッドと体の距離が短くなってしまうので底つき感が出てしまうからです。

底つき感を緩和するためには、高反発になっている上に、ボリュームがある物を選びましょう。

体重の重さにもよりますが、最低でも寝具の厚みは8cm以上になっている製品を選んだほうが良いでしょう。

汗をかきやすい方が選ぶポイント

汗をかきやすい方は、熱がたまりやすい寝具を利用していたら寝汗もたまってしまうので、健康面で悪い影響が出る場合もあります。

そこで、どのようなポイントを抑えたら良いのか紹介するので、みていきましょう。

薄型タイプ

極厚タイプのマットレスは、底つき感を緩和できるのは魅力的なポイントですが、寝汗や熱がたまりやすいので注意しなければいけません。

極厚タイプは重量も重くなっているので、立てかける事も容易ではないので、少し扱いづらい部分があるのです。

それに引き換え、薄型タイプの場合には、重量が軽くなっているので、簡単に寝具を立てかける事ができます。

寝具を立てかけられたら、湿気をある程度まで取る事ができるので、ダニの繁殖を抑えやすくなります。

軽量タイプ

体重が重くなっていて、汗がかきやすい場合には、薄型タイプを利用する事が難しいでしょう。

そのような場合には、ある程度のボリュームがあっても、重量が軽くなっている製品を選ぶ事が重要です。

実は、数多くあるマットレスの中には、軽めの中材を採用している製品もあります。

そのため、体重が重くなっていて汗がかきやすい方は、マットレスを選ぶ際には、重さと軽さのバランスを見てから購入するようにしましょう。

ボンネルコイルタイプ

高反発タイプは、体の沈み込みを抑えられますが、体に強い刺激を与えてしまうという問題点もあります。

もしも、硬めのマットレスが苦手な場合には『ボンネルコイルタイプ』を選ぶようにしましょう。

ボンネルコイルとは、コイル(スプリング)が連結しているので、体をしっかりと支えてくれます。

さらにボンネルコイルタイプは、不織布があまり被さっていないので、熱がこもりづらくなっているのです。

熱がこもりづらいので、湿気があまりたまらないので、利用しやすくなっています。

凹凸形状

ボンネルコイルタイプは、体圧を分散する事はできますが、寝返りを打つ際にコイルによって音が出てしまうケースがあります。

音に敏感な方の場合は、音が出る事によって、睡眠の質が低下してしまう事があるのです。

そのような場合には、コイルを採用していなくても通気性が優れている『凹凸(おうとつ)形状』を利用する必要があります。

実際に、マットレスの表面が凹凸形状になっていたら、凹んでいる所は体と接していないので、熱が放出されやすくなっているのです。

多くの方が利用しやすいマットレス

マットレスを購入する際には、体重が軽くなっている方でも、途中で重くなってしまう方もいるでしょう。

そのような場合には、最初に利用している時は寝心地がよくても、途中で悪くなってしまうので、多くの方たちが利用しやすい寝具も紹介するので確認してみて下さい。

通気孔を採用した極厚タイプ

極厚タイプのマットレスは、定期的に立てかけなければ、ダニが繁殖しやすくなりますが、力があまりない方は立てかける事が難しいでしょう。

そのような場合には『通気孔』を搭載している製品を選ぶようにして下さい。

実際に、ボリュームが10cm以上もある寝具の中には、10kg以上になっている製品も多い事から、寝具の側面に通気孔を搭載している製品がいくつもあります。

通気孔があれば熱を放出しやすくなっているので、あまり寝具を立てかけなくても湿気がたまりづらくなるのです。

折りたたみタイプ

ボリュームがあるマットレスでも『折りたたみタイプ」であれば、コンパクトなサイズに折りたためるので、寝具を立てかけやすくなっています。

さらに、折りたたみタイプは、コンパクトなサイズにして、外まで運びやすいというメリットもあるのです。

車の中に持ち運べば車中泊する事ができるので、遠い所まで旅行する際には、宿泊費を節約する事ができます。

まとめ

体重や体質によって、自分の体に合うマットレスは違うので、まずは自分の体に合う寝具の種類を把握する必要があります。

もしも、どの寝具を選べば良いのか悩んでしまう場合には、ボリュームがあっても湿気を取りやすくなっている製品を選ぶようにしましょう。

ただし、ボリュームがある上に湿気も取りやすい寝具は、値段が高い製品が多くなっているので、注意して下さい。