メンテナンスは大変!?マットレスの手入れの仕方とは?

マットレス・敷き布団

質の良い睡眠をとるには、寝る前にパソコンやスマートフォンをしないことや、寝る2、3時間前に食事を終了させることなどが大切になりますが、睡眠環境を整えることも大切になります。

睡眠環境を整えることに関係しているのは、部屋の温度や湿度、音や暗さ、匂いや部屋の色などになりますが、寝具を清潔にすることも関係しています。

そして、寝具の中でもマットレスを清潔に保つ方法が分からないという方はいるかと思います。

マットレスに手入れをして清潔にしないと、ダニが増えたりカビが生えたりしてしまい、睡眠の妨げになってしまうことがあります。

ここでは、マットレスの手入れの仕方を紹介するので、マットレスの手入れの仕方が分からないという方はぜひご覧ください。



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マットレスの手入れの必要性

マットレスの手入れの仕方を紹介する前に、マットレスの手入れの必要性について話していきます。

マットレスは敷き布団と違い手入れをしにくいので、マットレスはあまり手入れをしないという方はいるかと思います。

しかし、マットレスを手入れしないと、劣化しやすくなったり、不衛生になったりしてしまいます。

劣化しやすくなるというというのは、反発力がなくなってしまうことです。

マットレスは反発力のある物で、その反発力によって身体を深く沈み込ませないようにして、身体にかかる負担を少なくしており、寝返りをしやすくしています。

しかし、マットレスの手入れを怠り反発力が低下すると、身体は沈み込みやすくなり、体圧が分散されにくくなります。

そのため、寝返りは打ちにくくなり、身体には負担がかかってしまいます。

身体に負担がかかると腰痛になったり、疲れが取れにくくなったりします。

そのため、寝返りをすることは大切なことで、人間は1回の睡眠で18回~25回くらい寝返りを打ちますが、マットレスが劣化して反発力が低下してしまうと寝返りの回数が減ってしまいます。

また、マットレスの手入れを怠ることにより、ダニが増えたりカビが生えたりしてしまいます。

不衛生なマットレスを肉眼で見てもダニは見えませんが、たくさんのダニが生息しています。

そのようなマットレスの上で眠るのは当然体に良くないし、気分は悪いものです。

以上のことから、マットレスは定期的に手入れを行う必要があります。



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定期的にマットレスを立てかける

マットレスの劣化や、ダニやカビが発生する原因は湿気になります。

湿気があると、マットレスの劣化は促進されやすくなり、反発力がなくなりやすくなります。

そして、ダニやカビは湿気のあるところが大好きなので、マットレスに湿気が溜まるとダニやカビは発生しやすくなります。

これらのことから、マットレスに湿気を溜めないことが大切で、湿気を逃がしてやることが必要になります。

その方法が、マットレスを立てかけることになります。

マットレスを立てかけることにより、湿気が逃げやすくなります。

マットレスを立てかけることは面倒かもしれませんが、頑張って行いましょう。

2、3ヶ月に1回は太陽の光に当てる

できたら2、3ヶ月に1回は、晴天の日にマットレスを壁に立てかけて干してあげましょう。

こうすることにより、湿気を逃がす効果をかなり高めることができます。

マットレスを干すことが困難な場合は、部屋を喚起して扇風機を使い湿気を逃がしてあげましょう。

部屋とマットレスの湿気をぬくことによってダニやカビが発生するのを抑えます。

ダニのフンや死骸には掃除機が効果的

手入れをするためにマットレスを立てかけることは、意外と大変なことになります。

そのため、立てかけることをしない人は多くいます。

しかし、マットレスの手入れをしないと弾力性は低下し、ダニやカビは増えていきます。

マットレスを立てかけて手入れを行っていてもダニがいることが多く、マットレスにはダニのフンや死骸が存在します。

ダニのフン、ダニの死骸などを除去するには、掃除機が効果的になります。

生きているダニはマットレスの繊維につかまっているので、掃除機では完全に取り除くことができませんが、マットレスの表面にあるダニのフンや死骸を取り除くには掃除機が有効になります。

マットレスに掃除機をかける際は、縦や横にゆっくりとかけることが大切になります。

そして、マットレスの頭や足元はダニが多くなりやすい部分になるので、その部分はしっかりと掃除機をかけましょう。

また、縫い目のへこんでいる部分もしっかりと掃除機をかけることをおすすめします。

使用する掃除機は、できるだけ吸引力に優れたものを使いましょう。

布団専用の掃除機があればそれがベストになりますが、なければ普通の掃除機でも良いでしょう。

ダニ捕りシートを使う

先程説明した通り、ダニのフンや死骸は掃除機で吸い取ることができます。

しかし、ダニは繊維にしがみつきやすい足をしており、生きているダニはマットレスの繊維につかまっています。

そのため、掃除機でダニを完全に吸い込むことは難しいことになります。

では、生きているダニはどのようにして除去すれば良いのでしょうか。

生きているダニを除去する方法として、「ダニ捕りシート」という物があります。

マットレスなどの上に置いておくだけで、ダニを誘いこんで捕まえるシートになります。

気になるところに置くだけなので、誰でも手軽に使用することができるのでおすすめです。

マットレス以外にも、カーペットやペットの家など気になるところにも使用することができます。

埃の中にもダニはいる

ダニやカビはマットレスだけではなく、埃の中でも増えます。

そのため、埃が溜まりやすいベッドの下をフローリングワイパーなどで掃除するようにしましょう。

ダニは湿度が高いと増えやすくなるので、マットレスの下に防湿シートや湿気とりを敷いて湿気が溜まりにくくすることをおすすめします。

マットレスの上下や裏表を変更する

マットレスを上下、または裏表を変えるのもマットレスの手入れ方法の一つになります。

では、なぜこのようなことが有効なのかというと、部分的な劣化(へたれ)を防ぐためです。

マットレスの上下や裏表を変えないと、同じ箇所に負担がかかりやすくなります。

同じ箇所に負担がかかり続ければ、当然その部分は劣化しやすくなり弾力性は低下していきます。

つまり、体圧がかかりやすいお尻の部分などは、へこみやすくなります。

へこんでしまうと寝返りがしにくくなるため、体には負担がかかってしまいます。

体に負担がかかると腰痛や疲労が取れない原因となるので、マットレスの上下や裏表を変えるようにしましょう。

食べこぼしなどで汚してしまったら

マットレスの上で雑誌や漫画などを読みながら食べ物を食べていると、マットレスの上に食べ物がこぼれてしまうことがあります。

また、犬や猫などのペットや子供がおしっこをしてしまう場合もあります。

このようなことが起こると、ダニやカビが発生する原因になります。

もし、このようなことが起きたら、タオルを水で濡らしてよく絞り、汚れた部分を叩きましょう。

そのようにすることで、汚れをいくらかタオルに移すことが可能となります。

タオルで叩いた後は、中性洗剤を薄めたものをマットレスの汚れた箇所に染みこませます。

そして、しばらく置いて拭き取りましょう。

この汚れを取る方法は、とりあえず行う処置になるので、その後の汚れや臭いなどが気になるので、心配な場合は、クリーニング専門の業者に頼むと良いでしょう。

まとめ

以上、マットレスのお手入れの方法を紹介してきましたが、いかがでしたか?

質の良い睡眠をとるには寝具を清潔に保つことが大切になります。

気持ち良く眠るためにもマットレスを定期的にお手入れして、ダニやカビから守りましょう。

マットレスは気軽に買える物ではないので、長持ちさせる意味でもお手入れをすることは大切になります。