会社勤めの人もだけど、自宅でのデスクワークも椅子に長時間!腰痛回避はどうしたら?
会社でのデスクワークも、椅子に座っての時間が長いので腰痛を起こしやすいですね。
またドライバー、職業ドライバーの人たちも、揺れる車の中で長時間座っていることになります。
これも車の振動まで手伝って、腰痛を加速させてきます。
こうした人達の辛さもですが、一見何とでもできそうな自宅でのデスクワーク作業中心の、椅子に長時間の姿勢からくる腰痛も何とか打開策、見つけたいですね。
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意外とではなく多い自宅デスクワークでの腰痛
会社の場合も長時間ですが、自宅でパソコン作業やそれに類するデスクワークをしている場合も、結構長時間作業してしまいます。
自宅でも、椅子に長時間座ったための腰痛、発症が多いです。
いや自宅なんだから、会社と違うから、折々にストレッチも出来るだろう、と言う意見もあります。
実際、会社で疲れたからと言って、職場の真ん中で大きく伸びをするのは、少々勇気の必要なことですね。
なのでストレッチなどは自宅なら、簡単にできそうに思えます。
また椅子に関しても、会社のお仕着せでなく自分で選べるのですから、それなりに腰痛緩和できそうな椅子を使えそうですね。
会社勤めの人からは、贅沢だと言われそうな感じです。
しかしそれでも、自宅でのデスクワーカーも腰痛とは縁が切れないのが現状です。
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自宅デスクワーカーの腰痛の起きる原因は
会社の中よりも自由の効くはずの自宅での作業です。
なのに腰痛が起きてしまうのは、なぜなのでしょう。
緊張感の違い
もともと椅子に座るのは、脚を休めるためです。
立っている時には緊張して力の入っている脚は、座れば休めます。
しかしこの時、ついでに上半身も休んでしまうのは、仕方ないと言えば仕方のないことです。
上半身の筋肉が休めば、腹筋や背筋も休憩することになります。
結果、腰椎のあたりに体重がまとまってかかってしまうのですね。
これが腰痛を起こす原因の一つです。
この緊張感、会社などの場合ある程度持続が出来ます。
何しろ周囲に人がいるので、それなりにだらしないところは見せられない、と言う感じである程度の緊張を保てます。
しかし自宅の場合はどうでしょう。
自分一人、もしくは家族が見ているだけです。
緊張感は低いですね。
結果、ダラッとした姿勢になってしまい、腰に負担が来るというわけです。
家なので動かなくても
会社や外部でのデスクワークの場合、結構立つ機会は多いものです。
トイレ休憩や、今は少なくなりましたが煙草休憩、飲み物を購入するために立ち上がるなど、そこそこ運動する機会があります。
しかし自宅ではといいますと、これが少ないのです。
まずトイレにしても、会社などとは移動の距離が違います。
豪邸でない限り、トイレまでは1分とかかりません。
またタバコにしても、自宅ならその場で吸うことも可能ですし、これまた立ち上がる機会が大してありません。
飲み物などは仕事前に、ポットごと用意すれば手を伸ばすだけです。
ちょっとした用事で立ち上がらなくてはいけない、と言う機会が少なく、移動距離も短いのが自宅作業の特徴です。
かくて座り続ける時間が長くなり、腰痛もひどくなってしまうのです。
集中しすぎても誰も止めてくれない
会社などなら、どんなに集中して作業していても、昼休憩など誰かが声をかけてくれます。
しかし自宅での作業だと、それこそ気がついたら夜明けだった、ということもありますね。
これが勿論、椅子に座る時間の限界を超えさせてしまう原因です。
夢中になりすぎてと言う不安があった場合、アラームなどセットしておくのがおすすめです。
できれば1時間、最低でも数時間に一度のアラームで、集中しすぎから脱却するのが腰痛回避や軽減に繋がります。
大体なんで座っていて腰痛が起きるのか
座っていて脚も身体も楽にしているのに、腰だけが痛むのか、ちょっと謎ですね。
問題は座っている時に、脚と身体が休憩していることなのです。
ちょっと矛盾して聴こえるかもしれませんね。
しかし脚と身体を休憩させる代わりに、体重をもろに受けてしまうのが腰の部分、腰椎のあたりなのです。
もともと腰椎のあたりには、他に骨はありません。
前側の肋骨も、その上辺りで終わっています。
後ろ側の腰椎だけで、後はその周辺の腹筋や背筋で支えているのが、いわゆる腰の部分なのです。
高齢者が腰痛を感じたりするのは、長期に渡って使用してきた筋肉が衰えたり、腰椎の関節部にトラブルが起きたりするからです。
経年劣化、とでも言ったらいいでしょうか。
しかし若い人でも、腰周辺のサポートが足りなければ、やはり腰椎にトラブルが起きます。
椅子に座って作業の時間が長いと、筋肉のサポートが受けられず、若い人でも同じく腰痛が起きるということです。
自宅でのデスクワークで腰痛を回避するには
自宅で一人で作業している場合、とにかく自分で管理して腰痛回避しなくてはなりません。
勿論椅子やクッションでのサポートも出来ますが、自助努力にまさるものはないのです。
椅子やクッションを利用する
幸い自宅の場合、会社のように会社側からの決められた椅子での作業ではありません。
機能性のある椅子の導入で、腰痛はある程度回避できます。
機能性デスクチェアとか、ゲーミングチェアの導入で腰痛はある程度緩和予防ができます。
実は結構おすすめなのが、ゲーミングチェアです。
身体にフィットしてしかも、筋肉サポートするように設計されていますので、デスクワーク時にもリラックスしすぎないで済むのです。
また腰痛クッションの使用で、姿勢を矯正するのもおすすめになります。
機能性の腰痛クッションなら、姿勢矯正の機能もついていますので、これを利用して下さい。
ちょっと大きめなので会社内での使用はためらわれるかもしれませんが、自宅なら大丈夫ですね。
緊張感を保つのも腰痛回避につながります。
人の目がない分だらけやすい自宅作業、椅子やクッションで、身体の緊張感も保つようにしましょう。
手元に食べ物飲み物を置かない
これが結構効き目があります。
つい作業前に、小腹が空いたときにとか、のどが渇いた時にとかで飲み物食べ物を置いている人、多いですね。
人によっては、作業デスクに飲料食料常備の人もいます。
これを止めるだけで、立ち上がる機会は増えます。
ついでにその時に背伸びなども出来るので、軽いストレッチで腰痛回避ができるわけです。
これ勿論、夏場の暑い日などは、飲み物は熱中症回避のためには、手元に置いてくださいね。
腰痛回避したけど、熱中症では目も当てられません。
多少行儀が悪くても
自宅でありがたいのは、姿勢を変化させるのは誰はばかること無く出来るということです。
これ会社では出来ませんね。
誰でもそうですが、椅子に座って同じ姿勢をキープ、脚の位置も変えないでというのは、人形でない限り不可能です。
ある程度脚の位置を変えるのは、もしくは貧乏ゆすりなどするのは、無意識にやっていますね。
自宅の場合例えば、椅子の上であぐらを組んでも誰からも文句は出ません。
片足あぐらも可能です。
まああぐらも、長時間経つと腰痛につながる姿勢ですが、これに姿勢を変えることでむくみなどの血行不良は回避できます。
この血行不良が腰痛を生むことがあるので、こうした脚の動きが大事になるのです。
家に1人だけで作業という場合、行儀よりも腰痛回避をとってみませんか。
まとめ
自宅での作業の場合、本当に歯止めが効かなくなることが多いのです。
ふと暗くなったのに気がついて、そんなに時間が経ったのかと立ち上がろうとしたら、腰が固まっていたという経験ありませんか。
自分の意志で回避しなくてはならないのが、この自宅での椅子に座っての作業の腰痛です。
自力だけでは難しいこともありますので、家具や小物の力も借りて、軽減させていきたいものですね。