何の意味があるの?マットレスを裏返して使用する意味って何?

マットレス・敷き布団

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マットレスを買う際には、適度に表裏を裏返して使用してくださいと言われることがあります。

でも実際マットレスの表と裏を裏返して使用するというのは、それなりに面倒です。

なぜマットレスは表と裏を裏返して使用していかないとならないのでしょうか?

ここではそんな、マットレスを裏返して使用する意味について紹介していきます。



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負荷がかかる箇所を動かすため

マットレスを裏返して使用する意味は、負荷がかかる箇所を動かすということです。

マットレスで寝ている人のほとんどは、ベッドフレームを使用しています。

そしてそのベッドフレームでは、頭と足がどっち向きか、なんとなく決まってしまっているものが多いです。

ということは当然、それで寝る際にはその向きに従うしかなくなります。

だから、いつも同じ向きで寝ることも多い。

でもそうしていつも同じ向きで寝ていると、マットレスはいつも同じところに負荷がかかることになります。

そうしていつも同じところに負荷がかかっていたら、たとえ反発力の高いマットレスでも、次第にそこが戻れなくなり、へこんだままになってしまいます。

これが低反発のマットレスだったりしたら、もっと早くそういう状態になってしまう可能性が高いです。

そうなったらやはりマットレスとしては、一つマイナスになりますから、そうならないように、裏返していくのです。

裏返していけば負荷がない面で眠れる

裏返していけば、まったく負荷がかかっていなかった面で寝ることになります。

そうしてまったく負荷がかかっていなかった面で寝ていけば、当然まだマットレスはへこんでもいません。

だから、しばらくは自分の負荷に耐えることができます。

そして、そんな風に裏面側に働いてもらっている間に、負荷をかけられ続けた反対側は、休むのです。

そうして休んでいると、次第に反発力が復活していくことが多いです。

休ませるのが遅すぎたりして、もう手遅れになってしまうこともありますが、そうなる前に休ませていけば、回復していくのです。

結果、マットレスの寿命が長くなることになります。

確かにマットレスを裏返すのは面倒です。

大きな手間になります。

でも結果マットレスの寿命が長くなるのであれば、それは自分の特になります。

やる価値はすごくあることなのです。



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湿度を逃がしていくため

マットレスを裏返していくことの意味として、一番大きいのはやはり、上記のようにいつも同じ個所に負荷を与えるということを避けるためだということになります。

でも、マットレスを裏返していくことの意味は、それだけではありません。

マットレスを裏がしていくことの意味には、湿度を逃がしていくということもあるのです。

マットレスは、片方の面がいつも体とふれていて、もう片方の面がいつもベッドフレームと触れています。

身体と触れている面は、朝起きたら体がどこかに行くので、その間に湿度もある程度発散できます。

でも、ベッドフレームと触れている方は、ずっと密閉されていることになります。

もちろんベッドフレームの形状的に、多少通気性が良いものもあります。

ですがそういうものでもある程度は密閉されているものです。

密閉されていると、やはりその分だけ湿度はたまっていきます。

その湿度からしっかりと解放してあげるために、裏返して使用するということもあるんです。

カビが生えることもある

そうでないと、裏側にはどんどん湿度がたまっていってしまいます。

結果、それによってカビが生えてしまうことも。

カビが生えてしまうと、当然ながらもはやそのマットレスを使用することは不可能になります。

別に気にしないのであればそれを使用していってもよいかもしれませんが、カビは肌にもうつるものがありますし、基本的にはそうしてカビが生えたものを使用するのはおすすめしません。

でも、だからといってすぐにマットレスを買い替えるのもすごく大変です。

マットレスが安く変える時代ならば良いですが、よほど劣悪なものでもない限り、基本的にはマットレスは高いです。

そんな高いマットレスを買うわけなのですから、できれば長く使えるように、裏返して使用するのが適切なのです。

汚れを落とすためでもある

マットレスを裏返して使用するのは汚れを落としていくためでもあります。

マットレスには、汚れがたまりやすいです。

たとえば髪の毛などもたくさん落ちてしまいます。

それだけではなく、当然ほこりもたくさんついてしまいますし、冬であれば、ニットの毛等もたくさん落ちていきます。

そういうごみがたくさんマットレスの上にたまっていても、なかなかそれを除去使用としないことも多いです。

ものすごく目立つ汚れであれば、手でつかんだりコロコロをしたりして、捨てるものです。

でも、あまり目立たない髪の毛くらいであれば、無視してしまうこともあります。

そうしてそれをためてしまっていると、それがダニの餌になったりして、マットレスが不衛生になってしまいます。

それはやはり避けないとなりません。

マットレスを裏返していけば、それにより強制的にマットレスの表面についていた汚れは下に落ちていくことになります。

あるいは、落ちてはいかないまでも、裏返すために持ち上げた際に、掃除はします。

だから結果そこで落とすことができるのです。

その為に裏返しているというところも、少なからずあります。

ダニがたくさん増えると肌トラブルにつながる

ダニたくさん増えてしまうと、それは肌トラブルになります。

たとえば肌に粥が出たり、あるいは赤くなったりして、見苦しくなります。

しかも寝ている間にそうなるわけですから、それは日々どんどん増えていく可能性が高いです。

そうなってしまってからではもう遅いです。

だからそうならないために、マットレスを裏返しにして、清潔な状態を保つようにしないとならないのです。

マットレスの状態確認のためでもある

マットレスを裏返すのは、マットレスの状態確認のためでもあります。

一度裏返そうとして持ち上げてみると、すごくへたっていることがわかったり、思ったより汚れていたり、裏面と比べて表面が黄ばんでいたりと、そういうことに気が付くことがあるのです。

それは、普通にマットレスを使用している限りではまず気が付かないことです。

でもそれに気が付かないでいたら、どんどんマットレスはダメになっていきます。

そうなる前にそれに気が付くために、定期的にマットレスを裏返していくのです。

状態が早めにわかれば対処もできる

もし悪い状態になってしまっていたとしても、その事実が早めにわかれば、まだ対処することが可能なこともあります。

でも、悪い状態になりすぎてしまっていたら、もうどうしようもなく、買い替えるしかなくなるのです。

それは人の病気と似ています。

もちろん人の病気は買い替えて治すことはできませんから、根本的には違いますが、早く悪いところに気が付くべきだというのは同じです。

定期的に裏返すという習慣があれば、少なくともその次の裏返しでは悪いところに気が付きます。

だいたい3か月に1回裏返すべきですから、3か月以内には悪いところに気が付くのです。

それならば長く使える可能性は高いです。

まとめ

マットレスを定期的に裏返して使用することには、このような理由があるのです。

一番大きいのは、負荷の位置を変えるということですが、いずれにしても、理由があるから裏返しているということは確実です。

なので、面倒だから別に裏返して使用しなくても良いやと考えるのではなく、定期的にきちんと裏返して使用していってください。