入浴剤が腰痛改善に効果あり!?おすすめ入浴法や入浴剤を解説

入浴・入浴剤

腰痛に悩む方は年齢を問わず数多くいるのではないでしょうか。

病院に行くほどの痛みではないけれど腰痛が気になる、という時に気軽にできる治療法が入浴剤を使った入浴です。

どうして入浴剤が腰痛に効くのか、入浴剤を利用する上で注意点はあるのか、腰痛対策ではどの入浴剤がおすすめなのか、といった点を解説していきます。



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腰痛と入浴剤の関係

腰痛に入浴剤が効くというのは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

辛い腰痛に悩んでいる方は、本当に効くのか半信半疑であっても入浴剤を試してみたいと感じますよね。

まず、どうして腰痛に入浴剤が効くのかという点を解説します。

入浴剤の効果

入浴剤のタイプにもよりますが、基本的に入浴剤は皮膚の血行を促進してくれます。

例えば、炭酸ガスにより発泡するタイプの入浴剤は血行促進効果が高いとされています。

炭酸の泡が皮膚に微弱な刺激を与えることにより、血行が促進されるので、入浴後、通常よりも体がポカポカしますね。

また、入浴剤には香りがついていることが多く、リラックス効果も高いです。

身体の緊張だけではなく、心の緊張も解きほぐすという効果があります。

さらに、入浴剤には美肌成分が含まれているものも多数あります。

このように、入浴剤には好ましい効果が数多くありますね。

入浴剤で治せる腰痛

入浴剤の効果と腰痛のかかわりについて疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

実は、入浴剤で腰痛を治す、というのは入浴剤の血行促進効果に大きなかかわりがあります。

腰痛の原因は人それぞれで、すべての腰痛を入浴剤が治せるわけではありません。

例えば、筋を痛めてしまった、というような腰痛の場合は入浴剤を利用した治療がおすすめできるとは限りません。

ですが、運動不足による血行不良などが腰痛の原因である場合には、入浴剤が確実に効果を発揮します。

こまめに入浴剤を用いるようにすれば、身体の血の巡りが改善しますので、腰痛が和らいでくるはずです。

腰痛の原因が明確にわかっている方であれば、通院して医師の指示に従って治療を受けることが重要ですが、病院に行くほどではないが腰痛が気になる、という方には入浴剤での治療がうってつけです。



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腰痛解消効果を高める入浴剤の使い方

入浴剤はただ使えばいいというわけではなく、腰痛解消効果を高める使い方があります。

腰痛に悩む方にはぜひ効率的な方法で利用していただきたいです。

入浴剤を入れるタイミング

まず、入浴剤を入れるタイミングですが、入浴前に入浴剤を湯船に投入し、よくとけ切ってから入浴するようにしましょう。

入浴剤がとけきる前に入浴する方が発泡を感じられて効果がありそうに感じる、という方も多いですが、とけきる前では湯船全体に入浴剤が広がっておらず、実は効果的ではありません。

入浴剤を用いた入浴では、全身の血の巡りを良くすることが重要ですので、身体の一部の血管しか刺激できないような利用は好ましくないのです。

基本的には入浴剤のパッケージに記載されている方法で入浴するのが好ましいですが、パッケージに何も書かれていない場合には入浴剤を十分に溶かしてから入浴するようにしましょう。

お湯のつかり方

お湯にはある程度の時間つかることをおすすめします。

ある程度時間をとるからこそ、リラックスすることができ、血行を良くすることができるのです。

逆に、お風呂が苦手という方はお風呂の温度を熱めに設定して、短時間で出入りする方法をおすすめします。

2~3分ごとに何度か湯船に出入りすれば、お風呂が苦手でも辛く感じずにお風呂に入れるのではないでしょうか。

また、血行をさらに良くするために、湯船の中で軽いストレッチをすると効果的です。

入浴剤の効果で血行が改善されていますが、ストレッチは一層その効果を高めてくれます。

腰痛対策で入浴剤を使う時の注意点

上述のように、入浴剤には腰痛解消効果がありますが、利用上の注意点もあります。

注意点をしっかり守って入浴剤を利用するようにしましょう。

必ずしも入浴剤が効くタイプの腰痛とは限らない

入浴剤が効くタイプの腰痛は血行不良によるものです。

病気が原因のもの、けがが原因のものなど、入浴剤が効果を発揮しないタイプの腰痛もあります。

そのようなタイプの腰痛に対して入浴剤で対処しようとすると、かえって悪い結果を招いてしまうことも考えられます。

血行不良以外で心当たりのある場合は、入浴剤で対処するのではなく、医師に相談するようにしてください。

長時間の入浴は避ける

お風呂は気持ちがいいものですが、長く入れば腰痛が治る、というものでもありません。

腰痛改善に効果があるのは適切な時間の入浴による、血行促進です。

長風呂をすると湯あたりや体調不良の原因になります。

入浴時間は通常の入浴として適切な時間にとどめておくようにしてください。

おすすめの入浴剤

世間には多数の入浴剤が出回っているため、腰痛対策にどの入浴剤を選べばよいか悩む方も多いと思います。

入浴剤によっては腰痛改善に効果の薄いものもあるため、注意が必要です。

ここでは、特におすすめできる入浴剤について紹介します。

きき湯は入浴剤初心者にもおすすめ

きき湯 クレイ重曹炭酸湯 ボトル 360G 入浴剤 (医薬部外品)

バスクリンが販売しているきき湯はマグネシウム炭酸湯を楽しめる入浴剤で、パッケージにも腰痛改善効果が謳われているため、腰痛改善効果を期待できます。

きき湯の特徴は、香りが強くないことです。

入浴剤を試してみたいけれど人工的な香りが苦手、という方は多いと思いますが、きき湯の場合はかなり香りが弱いため、試しやすい商品です。

炭酸による血行促進効果もしっかり感じられるため、初めての入浴剤としておすすめしたい商品です。

また、かなりの人気シリーズであり、全国のドラッグストア等で見つけることができる商品です。

通販でしか買えない商品ですと、購入へのハードルが高いですが、きき湯は気軽に購入できるのでぜひ試していただきたいです。

バブメディケイティッド

バブ メディケイティッド 柑橘の香り 6錠入

「花王のバブ」というと入浴剤を使ったことがない方でもなじみがあると思いますが、バブメディケイティッドはバブの炭酸強化商品です。

通常のバブの10倍の炭酸泡が発生するため、血行促進に高い効果を発揮します。

入浴後も長い時間、体がポカポカするのを感じられるはずです。

また、炭酸泡は見た目も楽しいので、子供がいる家庭でも楽しく使える商品です。

薬治湯生薬風呂

薬治湯 生薬風呂 痛楽 25g×10包入

薬治湯生薬風呂はヘルスが販売している商品で、腰痛改善に効果が高いことで知られています。

名称からもわかるように、生薬由来の濃い成分が含まれており、香りをかいだだけでも効果の高さを感じられます。

一方、生薬のにおいが苦手な方には使いにくい入浴剤です。

また、きき湯やバブメディケイティッドに比べると取扱店舗が多くないため、店舗で見つけるのには苦労するかもしれません。

Amazonなどで取り扱いがあるため、インターネットで購入することをおすすめします。

生薬系の入浴剤を試してみたい方にはおすすめの商品です。

まとめ

入浴剤を用いて腰痛を治せば、精神的にもリラックスできて一石二鳥です。

入浴剤には腰痛改善以外にも美肌効果やリラックス効果など、素敵な効果が多数あります。

これまで入浴剤を使う習慣がなかった方はこの機会に入浴剤に親しんでみてください。

この記事を通じて入浴剤を好きになる方が増え、腰痛に悩む方が減ればうれしいです。






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