入浴剤で腰痛は改善できる?さらに効率的にするためには
腰が痛いとそれだけで憂鬱になってしまうのではないでしょうか。
特に体の中心にあるため、腰痛があると思うだけで気になって動けないという人もいるかもしれません。
ただ場合によっては自分で痛みを軽減できることもあります。
手軽にできるものだと入浴剤などもそのうちの1つですので、興味ある人は試してみるといいかもしれません。
腰痛の原因
腰痛に悩んでいる人もたくさんいると思いますが、原因もさまざまでしょう。
骨盤が歪んでいたり、筋肉の衰えなど人によって違うためそれぞれにあった方法で改善する必要があります。
また原因の違いによって痛む場所なども違いますが、特に急激な痛みを伴うようなものは自己判断せずに受診するほうがいいかもしれません。
間違った対処をしてしまうと悪化してしまう場合もありますので、いつもと違う痛みなど感じたら自己判断せずに病院に行った方が安心です。
これに対し温度変化によって生じる腰痛などもありますので、そうしたものの場合はある程度自分で対応する事も可能でしょう。
温度変化が原因の場合は日常生活で少し気を付けるだけで改善されることもあります。
まずは自分の腰痛がどういった時に起こるのか、痛みの具合なども含めて分析してみることが大切かもしれません。
冷えが原因の腰痛
腰痛の中でも温度変化によって生じる痛みに関しては、ある程度軽減することもできるでしょう。
特によくあるのが冬場など気温が下がっときに起こる腰痛です。
寒くなったと同時に腰痛が始まったという人もいるのではないでしょうか。
またすっかりそれが定番になり、そろそろ痛くなるかもと構えている人もいるかもしれません。
体が冷えると血流も悪くなりますし、筋肉もこわばって緊張状態となってしまいます。
その結果、筋肉が疲労を起こし腰痛が起こります。
ただこういった腰の痛みは主に冷えが原因ですので、ある程度は自分で対処できる場合も多いでしょう。
冷えによる腰痛を改善するためにいろいろなものが売られていますが、入浴剤などもそのうちの一つかもしれません。
入浴剤ならどこでも売っていますし、誰でも手軽に利用できるため便利でしょう。
いくつか常備しておくと安心かもしれません。
湯船で温まる
冷えが原因の腰痛の場合、温めることが一つの改善法になります。
いつもよりたくさん衣類を着こんだり、温かい食べ物や飲み物などで体の中から温度をあげるという方法もありますが、バスタイムを利用するというのもとても効果的でしょう。
お風呂の湯船にゆっくりつかることで体温もあがるため腰痛改善にもつながります。
たださらに効果を得たければ入浴剤を併用してみるのもいいでしょう。
今は腰痛に効く入浴剤なども売られており、湯船に入れるだけで痛みが軽減できるものもあります。
また中には普段シャワーしか浴びないという人もいるかもしれませんが、冷えによる痛みを感じている場合は湯船につかってしっかりと温まることも大切です。
腰痛で困っている場合は特にバスタイムを大事にしてみるといいかもしれません。
硫酸マグネシウム
冷えを解消するために湯船につかることももちろんいいですが、さらに効果を期待したければ入浴剤を使う事でしょう。
腰痛に効く入浴剤が売られていますのでそういったものがおすすめです。
普通のものと違い痛みを軽減してくれるものが入っているため、そこにつかっているだけで効果を感じることができます。
いろいろ研究などもされているようですが、例えば硫酸マグネシウムを含んだ炭酸が入っているものもいいようです。
湯船の中にいるだけで体の中まで温まり寒さで硬くなった筋肉を柔らかくしてくれるでしょう。
入浴剤を探す際は硫酸マグネシウムを含んだ炭酸などを探してみるといいかもしれません。
冷えに効くそのほかの成分
冷えを解消するための入浴剤の成分としてニンニクエキスや柑橘系エキスなどもあげられます。
体がじんわりと温かくなりますので、体の冷えもなくなり腰痛を軽減することができそうです。
またこのほかにもハーブの一種でタイムなどもそうした効果がありますのでおすすめでしょう。
入浴剤に含まれている場合もありますし、ないようなら自分で湯船に入れてみてもいいかもしれません。
こうした成分は自然素材でできているため、比較的安心して使えるのではないでしょうか。
身近にあるものばかりですので、工夫次第では自分で微調整できるかもしれません。
湯船の温度について
入浴剤を使う時ですが、温度などにも少し気を配るようにしましょう。
人によっては好みの温度などもあると思いますが、入浴剤の効果を最大限に発揮するためには温度設定も重要です。
また入浴剤によって使用する湯船の温度も違っている場合がありますので、違うものを使う場合はその都度確認するといいでしょう。
成分にもよりますが、だいたい41度くらいがいいという場合もありますし、逆にぬるめのお湯の方が適している場合もあります。
効果をしっかりと得るためにも説明書などをよく読んでから使用するようにしましょう。
10分はつかりましょう
湯船につかっている時間なども大切です。
入浴剤もいれたし温度設定もしたのだからそれで十分と思っている人もいるかもしれませんが、湯船につかっている時間もある程度は必要になってきますので、その辺も忘れないようにしましょう。
少なくても10分くらいはつかるほうが効果もあらわれやすくなるようです。
湯船の温度とも少し関係がありますが、熱めの温度設定にしている場合は10分くらいでちょうどいいのではないでしょうか。
またぬるめのお湯になっている場合はじっくりと温めていくため、もう少し長い時間湯船につかっている方がいい場合もあります。
普段あまり湯船につからない人にとっては少し長く感じるかもしれませんが、慣れてくるとそうでもなくなりますので最初のうちは少し我慢してみるようにしましょう。
好きな音楽を聴いてもいいですし、可能なら読書をしたり自分なりに楽しめるように工夫してみるといいのではないでしょうか。
また入浴剤によってはいい香りがするものもありますので、何もしないでのんびりとリラックスしながら待つのも一つの方法です。
柔軟体操などを取り入れて効果アップ
冷えからくる腰痛を改善するには入浴剤を湯船にいれると効果的です。
ただそれよりもさらに効果を得たい場合は、軽い柔軟体操をするのもおすすめでしょう。
冷えて硬くなっていた筋肉が湯船につかることで温まりほぐれてきますので、そこでさらに動かしてあげると効果的に腰痛を改善することができます。
ただお湯につかっていますので、あまり激しい動きをすると体に負担がかかってしまう場合もあります。
また腰痛の場合は無理をしないように動かすことも大切でしょう。
痛みを我慢して動かすというは少し困ります。
また柔軟体操ですが、できれば湯船の中で温まりながら行うようにしましょう。
好きな音楽を聴きながらでもいいですし、難しいものでなく誰でも簡単にできるようなものから始めます。
入浴剤を使いながら柔軟体操を取り入れれば効率的に腰痛を改善できる場合もありますので、可能なら取り入れてみましょう。
まとめ
冷えによる腰痛の場合は筋肉が緊張して疲労しているため、温めて柔らかくする必要があるでしょう。
そのためにはお風呂で湯船につかることが大切です。
またただ湯船につかるだけでなく腰痛に効く入浴剤を使用することでさらに効果も期待できます。
硫酸マグネシウムを含んだ炭酸や体を温めてくれる天然素材などが含まれているものを使用するといいでしょう。