妊娠中の腰痛対策にも!快適に過ごせるマットレスとは

クッション

妊婦初期はつわりなどで体調不良に襲われなるべく寝ていたかった私ですが、中期には体調も落ち着き食事も取れるようになると体重も順調に増えてきました。

そうなると身体も重くなり少しの運動でも疲れるようになってきました。

腰痛が辛くなってきたのは妊娠6ヶ月目を過ぎた頃でした。

少しずつ重くなった身体は予想以上に腰への負担がかかっていたようです。

臨月になる頃には腰痛はどうしようもなく激しく痛み、痛みが和らぐ体制を探す日々でした。

特に起床した後は腰痛も激しく、色々と調べるとマットレスを変える事で腰痛が和らぐという事を知りました。

妊娠中の腰痛の原因、おすすめのマットレスをまとめます。



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妊娠中の腰痛の原因

妊娠中はお腹が大きくなるので眠る時の体制は腰に大きな負担が掛かります。

よって特に早朝に腰痛がひどくなるというケースが多いです。

妊娠後期では寝返りが打てないほどお腹も出てくるので腰への負担はより大きくなります。

また妊娠初期のお腹が出ていない状態でも腰痛を感じる事もあります。

妊娠3ヶ月ほどになるとホルモンが分泌され骨盤が緩んできます。

その緩んだ骨盤をお尻の筋肉や腰が支えようとして腰痛を起こす事もあります。

後期は特に姿勢にも変化が起こりやすく、お腹が出て前に重心がかかりやすくなるので無意識で後ろへとバランスを取ろうとします。

後ろへ体重が掛かると背中が張った状態になり腰痛がひどくなってしまうのです。

このように妊娠中の腰痛といっても時期によって原因は異なります。

妊娠後期に関しては体重が集中してしまう事が腰痛の一つの原因なので夜眠る体制を改善することで腰痛が和らぐことが期待できます。



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マットレスの種類

まずはマットレスの種類と特徴を知りどのようなものが合うのか知りましょう。

ボンネットコイルマットレス

ボンネットコイルマットレスは螺旋状に巻かれたコイルスプリングスを連結させたマットレスです。

他のマットレスと比べ安価で、適度な硬さと弾力があり畳で眠るのと似た感覚があります。

コイルの中が空いているので通気性はよく湿気がこもりにくいというメリットがあり、面で支えるタイプなので硬めが好きな方や初めてベッドを購入する方に最適です。

しかし、面で支えている為、腰への負担はかかりやすいと言えます。

コイルが並べられているので、動くと揺れるのが気になる方もいます。

ポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスはコイルスプリングス一つずつを小さな袋に入れて敷き詰めたものです。

ボンネットコイルマットレスが面で支えるのに対してポケットコイルマットレスは点で支えるのでフィット感が良く寝心地も良いです。

コイルスプリングスが袋に入っていることでベッドの横揺れも少なくダブルベッドなどで二人で眠る場合も後からベッドに入る時に眠っている人を起こす心配もありません。

点で支えることで身体に掛かる圧も分散してくれるので腰に掛かる負担も少なく済みます。

メリットの多いポケットコイルマットレスですが、デメリットとしては割高なのと、袋に入っているのでボンネットコイルマットレスよりも通気性には劣ります。

体重の重たい方は沈み過ぎてしまいやすいので注意しましょう。

高密度連続スプリングマットレス

高密度連続スプリングマットレスとはコイルを高密度に配置したマットレスで、横揺れが少なく耐久性に優れています。

丈夫な作りなので多くのホテルで使用されています。

かなり硬い寝心地でポケットコイルマットレスのように体重で沈み過ぎてしまうのが気になる方におすすめです。

低反発マットレス

低反発マットレスは重みが加わるとゆっくりと沈み身体が包み込まれるような寝心地です。

身体が圧迫される事がないので寝返りをする回数が減り柔らかめの寝心地で質の良い睡眠を取ることが出来ます。

床崩れも防げるので長時間使用する医療現場でも多く使われています。

デメリットは通気性が悪い事や、身体に密着しているので夏場は暑くなってしまうことです。

高反発マットレス

高反発マットレスは耐久性に優れていて寝返りを補助してくれる役割もあります。

適度な硬さで身体の圧を分散させてくれるので理想の姿勢で眠る事が出来ます。

有名アスリートも使用していると言うことでメジャーになりました。

デメリットはウレタン性だと通気性は良くないです。

通気性が良いものは樹脂素材のもので、夏場涼しく冬は暖かいとメリットが多いです。

デメリットは価格が高い事や耐久性はいまいちな事。

季節によっては高反発の性能が落ちやすいです。

特に夏場などの暑い季節には力が発揮しにくいです。

妊娠中におすすめのマットレスとは

上記にまとめた通り、マットレスには様々なタイプのものがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ボンネットコイルマットレスや高密度連続スプリングマットレスは硬く腰への負担が大きく妊娠中には向いていません。

ポケットコイルマットレスは腰への負担は軽くなりますが、体重が増加しやすい妊娠中はマットレスに身体が沈み過ぎることもあり、気になるという方もいます。

低反発マットレスと高反発マットレスは腰への負担も少なくおすすめです。

しかし低反発マットレスは夏場が暑いというデメリットもあり、特におすすめなのが高反発マットレスの樹脂が入った素材のマットレスです。

樹脂が入ったことで通気性も良く快適に過ごす事が出来ます。

高反発マットレスは他のマットレスと比べ、値段は高いので予算が合えば是非検討してみましょう。

妊娠中にもおすすめな高反発マットレス

腰への負担も少なく、妊娠中に体重増加してしまってもマットレスに身体が沈み過ぎず、質の良い睡眠が取れる高反発マットレスは妊婦さんにもおすすめです。

では、特にどのようなものが良いか紹介します。

素材

上記でも少し触れましたが、高反発マットレスにはウレタン素材のマットレスと樹脂素材のマットレスとがあります。

ウレタン素材は通気性が良くないというデメリットがあり、高温多湿な日本では特に夏場になると暑さがこもりやすく、寝苦しく感じることもあります。

また湿度が高いとカビやダニが発生しやすくなり、出産後に赤ちゃんも寝転ぶと考えると衛生的にも通気性は重要視した方が良いです。

値段は高価ですが樹脂素材のものか、抗菌防臭や防ダニ加工されているものを選ぶと赤ちゃんの為にも良いでしょう。

海外製と日本製

マットレスの購入を考える際、海外製と日本製があり迷われる方も多いでしょう。

マットレスは安い物から高い物まであり、安易に安い物にしてしまうとすぐにカビが生えてしまったりということもあります。

生産国で選ぶよりはメーカーの機能面を知り検討するのが良いです。

しかし、多くの日本製の商品は日本の機構や体格を考えて開発されています。

例えば日本は高温多湿な機構で、通気性が悪いとカビが生えやすいです。

マットレスの素材で多いウレタンは通気性には優れないので日本のメーカーは通気性に関しても研究・開発しているところが多いです。

有名マットレスメーカー

エンジェル・サポートマット

多くの産婦人科でも使われているそうです。

寝具の老舗「西川リビング」が妊婦さんの為に研究・開発されたマットで腰痛がなくなり朝までぐっすり眠れたという方が多くいます。

妊娠中一番負担のかかるお腹の部分が柔らかく作られているのが一般的なものとの違いで安心して使用出来ます。

高弾性フォームが下層にあり柔らかいだけでなく体重で沈みすぎず、寝返りをサポートしてくれ寝心地も良いです。

モットン

こちらは90日間のお試し期間がついています。

マットレスが合うのか心配という方にも安心です。

ウレタンフォームという素材を使っていて通気性が良くカビやダニにも強く、洗う事で清潔さを保てます。

雲のやすらぎ

最も特徴的なのが17センチの極厚構造です。

それぞれ機能を持った素材が5層重ねられていて、快適な眠りにつけるよう考えられています。

5層構造の表と裏は違う素材が使われていて、両面使うことが出来ます。

季節によって使い分けることで冬は暖かく、夏は涼しく快適に過ごせます。

まとめ

妊娠中の体重増加や姿勢により多くの方が悩まされる腰痛。

夜眠る姿勢は特に大きなお腹だと寝返りが打てなかったりと腰への負担も大きくなってしまいがちです。

そんな時に試したいのがマットレスを変えてみることです。

様々なタイプのマットレスがありますが、妊娠中に特におすすめなのが高反発マットレスで適度な硬さで寝返りをサポートしてくれ、体重で沈みすぎない事で妊娠中の腰痛も軽減することが期待出来ます。

妊婦用に研究・開発されたものもあったりと腰痛に悩まされている方は試してみる価値がありそうです。






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