安眠ができない、そんなあなたは 枕の選定方法が間違っている
なんだかよく眠れない、朝起きても疲れが残ったままだ。
しっかり睡眠時間は取っているはずなのになんだかスッキリしない。
会社や家庭のストレスは溜めないようにしているし、内科的に体調が悪いわけでもない。
そんなあなたが睡眠で疲れが取れない理由には、枕の選び方に問題がある場合が多いのです。
ここでは自身にあった本当の枕の選び方をお伝えしていきます。
肩こり・腰痛におすすめのまくら（枕）ランキングベスト３はこちら
枕があたえる身体への影響
枕の選定が悪いとさまざまな体調への影響が表れてきます。
イビキをかくようになる
枕の高さが高いと気道確保ができなくなり、ひいては狭くなった気道がイビキを誘発する原因ともなります。
首周りに皮下脂肪が多く乗った肥満気味の方などパターンはそれぞれで自身に合った気道確保が重点になります。
肩こりや腰痛など痛みを感じるようになる
枕が高いと首の頸椎を痛めてしまうことがあります。
頸椎が痛むと以下、下半身（頸椎より下全般）でどこかが痛みだすことがあります。
首には神経が集まっていますから、痛め方次第で足先や腰痛にだってつながることもあります。
スッキリ寝た気がしない
睡眠には「ねがえり」が伴います。
「ねがえり」は床ずれや体のゆがみを矯正していく身体の本能的（教わっていないのに働く）機能が働きます。
高さや固さが合わない枕は「ねがえり」を阻害し、体のゆがみはもちろん、身体疲労を回復させるのを阻害してしまいます。
どうも寝た気がしない！
という方は枕が自分に合っているかを疑いましょう。
体がけだるく思える
合わない枕が眠りを浅くしてしまい、結果、睡眠をとっても疲れが取れず気だるさが残るのです。
首から下にかけ血流も阻害し寝返りをできなかったうえに疲労回復が阻害されてしまいます。
肩こり・腰痛におすすめのまくら（枕）ランキングベスト３はこちら
専門家が語る枕選びのポイント
自身に合った枕を選ばないと安眠できるどころか最悪体調を崩したりもします。
どのようなポイントを注意して枕を選ぶのがいいのでしょうか？
専門家や寝具メーカーの意見を考察してそのポイントを並べてみました。
柔らかさや固さは自身に合っているか
低反発ウレタン：ゆっくりと沈み込んで頭を包み込むので心地よく眠ることができます。
高反発：これで寝る人は筆者が知る限り、使う人は最近ははあまり見ないですね。
羽毛枕：柔軟すぎる「ふかふか」さは頭をすっぽり優しく包み込み、実に抱擁感があります。
つつまれたまま、気が付いたらいつの間にか眠っていたというほど「つつまれた感」が売りの一品です。
低反発なウレタン枕や将棋盤と一緒に置いていそうな昔の竹籠のような固い枕、さらには柔らかい羽毛枕もあります。
これはやはり自身がフィーリングで気持ちいい！
というものを選ぶのが精神的にもリラックス効果があり疲労回復へ効果が期待できます。
なんにしても自身で選んでそれでOKでしたら、それに越したことはありませんよね。
ですが、好きなもので試し、疲労回復ができなかったり、首筋が痛くなるようでは残念ですが即座に変更しないと体調を崩してしまうことにつながります。
高さは自分に合っていますか
目安としては寝ているときに立って歩いているときと同じくらいの首の角度がいいと言われています。
１５°以内の角度がいいですね。
気道が圧迫されず、自然な呼吸の妨げとならないようにすることが大切です。
首周りにお肉が付いたぽっちゃりさんなど、体系別に考慮する必要がありますね。
首の治療中、そんなあなたへ おすすめの枕
首に何らかの障害や治療中であったりする場合、医師のアドバイスを受けたうえで適切な枕を選択するのがいいでしょう。
首に負担をかけないという意味で、障害や治療中の方へは「ストレートネック枕」がすすめられることがあります。
枕へこだわりの一品を、 そんなあなたへ おすすめの枕
ご自分が枕選びをする場合には、何を基準でどうすればいいものが選べるのか判断がわからない人は、そのような場合は「my 枕」のような店舗で専門のスタッフに聞けば、あなたに合う枕をカウンセリングしてアドバイスしてもらうこともできますよ。
最先端技術の枕が使いたい、 そんなサイバー志向なあなたへ おすすめの枕
「メリーさんの高反発枕」がいいかも？
NASAで開発されたと記載あるサイトがありますが、NASAは宇宙工学です。
果敢にも人間工学分野へも足を運んだNASA○○開発～製品というのはよく聞く言葉。
半分は詐欺製品であったり、製品にNASA関与をほのめめかし、「最先端技術NASA」だったらなんでもいいものだと勘違いする脳反応へうったえる「錯覚製品の売り込み」だったりしますので注意しましょう！
この「メリーさんの高反発枕」は整体師や柔道整体師の先生方が関与され、欧米で開発された枕は日本人体系へは合わないだろうと、日本人へ適した開発をされたメーカーさんの枕です。
公式サイトでは『NASAなどという詐欺めいた』記載はないですので正規な真面目な製品かもしれませんが、見抜くのは購入者のあなたですので自己責任で購入してください。
珍しいものや新製品は口コミや信憑性ある評価がないかぎり購入は控えまたほうが賢明です。
以下、購入判断の難しい製品に共通する注意点
製品の口コミにはステマや過剰表現、科学的根拠がない製品には見極めが必要になることがあります。
NASA開発や東大教授監修などと謳われている製品
まず詐欺製品として疑ってください。
冷静に考えても、NASAなど関係ない分野の製品でNASA（宇宙工学）に特化した技術屋の話が出てくる時点で不明瞭な点が多い。
なかにはそのもちうる最先端技術の「一部応用で」開発された立派なものが存在する場合がある。
スポ―ツ選手・オリンピック選手監修 / 推奨
有名人の名前や実際に使用した（使用したと言っていいですか？
という偽承認済み）製品。
実際にいい製品である場合もある。
ですが名前を拝借しただけで「○○さんが使っているなら、私もつかってみたい！」と思わせるものが大半。
これらは体感は個人差もあるので詐欺製品とはいえませんが、いいとは限らない製品もありますので注意しましょう。
実際に使用していいか悪いか判断するのは購入したユーザーさんの判断によります。
製品価格が高額である
Amazonなどで売られる大手量販店の製品とは違い、Amazonでも小会社の製品はあります。
新開発製品をいかに『いいものとして高く売りたい』という製品の発表後、将来的にはブランド的地位を獲得して一揆に成り上がりたいという企業思惑が込められた製品である場合が多いです。
なにせすでにある製品分野へ新参者として新製品を売りだすのですからその製品紹介が少々あやしくなってしまいがち。
むりやりスポーツ選手などへ使用感を求め、公認ファンとして登用してしまう。
売るための手段として人気タレント起用などは許せる範囲ですが、ここで「NASA, JAL, FIFA や東大教授」などとこじつけると、もはやいい製品であっても詐欺認定でOKです！
タレントやスポーツ選手起用は「大好きなタレントさんが使ってるなら、私も使いたい！」という気持を利用したもので愛情表現の視点の違いです。
ですが、NASAや教授監修というのは違う分野であったり、技術や学術の最高権威のお墨付きを掲げて、「この製品は認められたいいものだ！」と偽る行為や錯覚させる行為なので薬事法違反に似たようなことなのです。
実際のNASAや教授監修がなかった場合はもちろん詐欺発言にも問われます。
いい製品もありますのでステマに騙されず、見抜くことが購入ユーザーには問われます。
まとめ
単純に枕といっても選ぶにはいろいろ製品があって選択肢は多いですね。
ですが、基本「高さと柔らかさ」の２点です。
中には高機能かもしれませんが、過剰なタレント売込みなどには信用性が問題な製品もあるようです。
真の良さを見抜くのは購入者にゆだねられますので自己責任で事前リサーチしたうえで失敗のない購入をなさってください。