快眠のために必要なのはマットレスの選び方と部屋の環境?

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マットレス ポケットコイル EN101P (ダブル(幅140cm)) ベッド ベッドマットレス

マットレスで横になって眠ろうとしても、翌朝になった時に、あまり眠った気にならないケースがあります。
睡眠時間を確保しても、眠った気になれない場合には、睡眠の質が低下している可能性が極めて高いです。
実際に、マットレスの選び方によって、睡眠の質が低下してしまうのです。
そこで、少しでも寝心地の良いマットレスを探している方のために、マットレスの選び方や、快眠のために必要なポイントなどを紹介するので、確認してみて下さい。



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マットレスの種類

マットレスは、様々な種類があるので、快眠になりたい場合には、その種類の特徴や違いを知る事が重要です。
そこで、反発力・コイル・形状などから、マットレスを選ぶポイントを解説しましょう。

反発力の違い

反発力は、大きくわけて『高反発タイプ』と『低反発タイプ』などがあります。
高反発タイプは、反発力が高くなっている事から、体の沈み込みを抑えてくれるので、隣のほうへ寝返りを打ちやすくなっているのです。
それに引き換え、低反発タイプは反発力が低くなっているので、体が寝具に沈み込みやすくなっていますが、ソフトな使用感になっています。
体重が重くなっている方の場合には、体の沈み込みを抑えやすい高反発タイプのほうが合いやすいです。
体重が軽い方が高反発タイプを利用したら、寝具に体がフィットしづらいので、腰が寝具から浮いてしまいます。
そのため、体重が軽い方は、低反発タイプのほうが、体に合いやすいです。

コイルの違い

コイル(スプリング)を採用しているマットレスも2種類まであって、それが『ポケットコイル』と『ボンネルコイル』などです。
ポケットコイルは、コイルが1本ずつ独立していて、体圧を分散しやすくなっているのです。
ボンネルコイルは、コイルが連結されているので、体の沈み込みを抑える事はできても、少し寝具が硬く感じてしまいます。
しかし、ポケットコイルは、1本ずつのコイルに不織布が覆われているので、通気性が悪いというデメリットもあります。
そのため、ソフトな使用感を重視する場合にはポケットコイルを選んだほうが良いですし、通気性を重視している場合にはボンネルコイルのほうがおすすめです。
ただし、ポケットコイルを採用しているマットレスの中には『通気孔』を搭載する事によって通気性をよくしている商品もあるので、通気孔があれば、それほど気にする必要がありません。

形状の違い

多くのマットレスの中材は『フラットタイプ』になっています。
フラットタイプは、平らな形状をしているので、体が寝具にフィットしやすくなっていますが、反発力が低くなっていたら、体が沈み込みやすくなってしまうので注意しなければいけません。
それに引き換え『凹凸(おうとつ)タイプ』もあって、体を面ではなく『点』で抑える事ができるので、反発力が低くなっていても、体の沈み込みを抑えやすくなっています。
反発力が高くなっていたら、寝具が硬く感じてしまうので、体が少し痛く感じてしまう方がいるのです。
そのような場合には、低反発の凹凸タイプのマットレスを選んだほうが良いでしょう。



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マットレスのメンテナンス

自分の体に合うマットレスを購入したとしても、定期的に『メンテナンス』を行なっていなければ、途中で寝心地が悪くなってしまいます。
そこで、どのようなメンテナンスを行えば良いのか紹介するので、参考にしてみて下さい。

寝具の向き

マットレスで横になった時は、最も重くなっている部分が『腰』です。
マットレスを毎日利用していたら、腰を支えている部分がダメージを受けてしまうので、その部分ははへたりやすくなってしまうので、注意しなければいけません。
へたってしまったマットレスを利用していたら、腰が沈み込みやすくなってしまうので、最悪のケースでは腰痛になってしまう事があるのです。
へたり対策を講じるためには、定期的にマットレスの向きを変えてみて下さい。
そうすれば、腰を支えている部分を変える事ができるので、ある程度まで、へたり対策を講じる事が可能です。

湿気対策

私たち人間は、一晩の間に、多くの寝汗をかいてしまって、その量は『コップ一杯分』にも相当します。
多くの寝汗がマットレスに染み込んでしまいますし、体温も加わって、寝具には『湿気』がたまっていくのです。
湿気がたまっていけば『ダニ』が繁殖していくので、ダニアレルギーを発症したり肌を刺されたりするので、寝心地が悪くなってしまいます。
そのような事態を避けるためには、定期的にマットレスを立てかけて、湿気を取るようにして下さい。

快眠をするために必要なポイント

部屋の環境によって、寝心地が悪くなってしまう事があるので、快眠にこだわる場合には、部屋の環境にも注意しなければいけません。
どのような環境にすれば、寝心地がよくなるのか説明するので、みていきましょう。

部屋の温度

日本は、四季のある国なので、季節によってエアコンを利用する事が重要になります。
冬場の季節であれば、部屋が寒くなっていたとしても、窓やカーテンを閉め切っていれば、布団とマットレスで気温に対応する事が可能です。
ただし、夏場の季節は注意しなければいけません。
布団とマットレスだけでは、暑く感じてしまうので、エアコンを利用するようにして下さい。
エアコンの冷房を利用したら、眠りやすくなりますが、起きる時間の2~3時間前にタイマーで切るようにしましょう。
体温が少しずつ上昇していくので、あまり無理をしないで、起床時間に起きられるので、翌朝にはしっかりと眠れた気分になれます(気温や個人差によって違いがあるので注意)。

音と光

寝つきが悪い方は、テレビや電気を付けた状態で、眠ってしまうかもしれません。
確かに、テレビや電気を付けたほうが、眠りやすい場合もありますが、途中でテレビの音や電気の光で、目覚めてしまう事があるでしょう。
実は、音と光は睡眠の質を低下させる原因になるので、まずはテレビや電気を消してから、眠るようにして下さい。

快眠のメリット

今まで、快眠について説明してきましたが、どのようなメリットがあるのか分からない方もいるでしょう。
そこで、快眠のメリットについて説明するので、確認してみて下さい。

体と脳の疲れを軽減

私たち人間は、睡眠によって、体や脳の疲れを取っているので、睡眠の質が低下していたら、疲れがたまりやすくなってしまいます。
体に疲れがたまるようになれば、頭痛・眼精疲労・肩こり・首こり・腰痛・こむら返りなどが起きる可能性があるのです。
全ての症状が起きる訳ではありませんが、これらの症状の中で、どれか1つの症状を発症する可能性は極めて高いので、快眠をするメリットは大きいです。
ただし、これらの症状の中には、睡眠以外の問題でも、発症してしまう可能性があるので注意して下さい。

翌日の集中力

睡眠の質が低下している状態が続いてしまえば、日中の集中力が低下しているので、会社または学校で思わぬ失敗をしてしまう事があります。
事務作業や机に向かう授業の場合であれば、集中力が低下していても、怪我をする可能性は低いです。
しかし、肉体労働や体育の授業・部活動では、集中力が低下していたら怪我をする可能性があるので、良質な睡眠を確保する事は重要です。

まとめ

睡眠の質が低下している場合には、体に合わないマットレスを選んでいる可能性が高くなっていますが、部屋の環境が悪い可能性もあります。
そのため、睡眠の低下がしている場合には、マットレスが体に合っているのか確認した上で、部屋の環境にも注意して下さい。
快眠には多くのメリットがあるので、睡眠の質が低下しないように気を付けましょう。

参考URL・参考文献・根拠など

https://my-nemuri.jp/recommended-mattresses
https://sleep-natura.jp/howtoselect/bed_matress
https://www.nishikawasangyo.co.jp/column/sleep/20180210220000/
https://fuminners.jp/kaimin/item/8917/






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