恥骨の緩みに合わせた骨盤ベルトといえば「トコちゃんベルト」
「トコちゃんベルト」は恥骨の状態に応じて使い分けができる骨盤ベルトです。
開いている場合は引き締めるために骨盤を後ろから前に向かって固定し、また開きが少ない場合は前から後ろに向かって骨盤を引き締めます。
妊娠初期から産後まで使用できるため、1つはもっていると便利でしょう。
またそのほかにも思春期から年配の人まで幅広く使えるものもあります。
「トコちゃんベルト」とは?
「トコちゃんベルト」は骨盤を矯正するためのベルトです。
特に妊娠、出産などによる骨盤の歪みに対応していますが、状況に応じて使い分けができるようになっているためしっかりとケアすることができるでしょう。
そのほかにも思春期や年配の人でも活用することができるため、幅広い年齢層に利用されています。
また骨盤矯正ベルトというとちょっと堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、「トコちゃん」というネーミングはとても可愛らしく、初めての人でも気軽に使う事ができるのではないでしょうか。
常に身に着けていられるような親しみやすさも感じます。
「トコちゃん」という名前には「お産」という意味の他、「トコトコ歩ける」といった意味も含まれており、使った人が快適に過ごせるよう考えられつくられたものです。
体の中心にある骨盤を矯正ししっかりと支えてくれるでしょう。
恥骨の緩み具合に応じてベルトを選ぶ
骨盤ベルトは骨盤の歪みを矯正するためにはとても有効でしょう。
ただ人によって歪み方にも違いがあるため、それに合わせたものを使う必要があります。
どの部分が歪んでいるのかをしっかりと把握し、歪んでいる部分を矯正するというのが効率的なやり方でしょう。
それにはまず自分の骨盤の状態を知る必要がありますが、主に恥骨部分に着目して自分の歪みのタイプを探していくようにします。
自分の骨盤の歪みはどのタイプ?
自分の骨盤の歪みチェックですが、
- かかとを付けて、脚を広げて立ちます。
- 両手の親指をおへそにつけ、4本の指を伸ばした状態でお腹にそっておろすと指先に骨があたりますが、それが恥骨です。
- 真ん中あたりの恥骨の状態がどうなっているかで調べますが、そこに空間がある場合とない場合とで骨盤ベルトのタイプも違ってきます。
また自己判断に加え、腰の痛み具合なども参考に自分に合ったものがわかりますが、ホームページなどでも質問形式で調べられるようになっていますので、気になる人は試してみるといいでしょう。
ベルトは3種類
「トコちゃんベルト」は3種類あります。
骨盤の状態に応じて使い分けますが、着用方法が違うため自分に合ったものを使うようにしましょう。
恥骨の状態や妊婦さんなどによっても使用できるものがわかれています。
間違ったものを使うと骨盤矯正になりませんので、最初はよく考えてから選ぶようにしましょう。
トコちゃんベルトⅠ
「トコちゃんベルトⅠ」は恥骨部分の開きが大きい人向けの骨盤ベルトです。
骨盤を後ろから前に向かってしっかりとホールドしてくれるため恥骨の緩みや開きを改善してくれるでしょう。
ギュッと引き締めてくれますので即効性もあります。
またよりしっかりと固定したい場合はこれに加えてさらに別の骨盤ベルトを使い、前から後ろに向かってダブルで引き締めるというのも効果的です。
妊娠すると骨盤の歪みなどが気になる人も多いですが、こちらのベルトは妊娠初期から利用することでそうした崩れを防いでくれます。
また出産後の体形の崩れを防ぐという意味でも産後2カ月くらいまでの人にもおすすめです。
トコちゃんベルトⅡ
「トコちゃんベルトⅡ」は恥骨部分の開きがあまりない人向けの骨盤ベルトです。
こちらはベルトを前から後ろに向かって装着することで骨盤を矯正していきます。
トコちゃんベルトⅠと同様、妊娠初期から産後2カ月くらいは活躍してくれるでしょう。
骨盤が歪むとヒップが大きくなったりO脚など様々な悩みが生まれたりしますが、しっかりと固定することでそうしたリスクを減らすことができるでしょう。
トコちゃんベルトⅢ
「トコちゃんベルトⅢ」は思春期から年配の人まで幅広く利用できる骨盤ベルトとなります。
骨盤の歪みというと妊娠の影響や普段の姿勢の悪さなどが原因として考えられますが、それだけではありません。
そのほかにも月経がはじまる思春期の頃からホルモンの影響によって徐々に緩み始めるため、このころから骨盤のケアが必要になってくる場合もあるでしょう。
また骨盤が緩むことで内臓が下におりてくるため、臓器を圧迫する場合もあり様々なトラブルが起こりやすくなります。
代表的なものだと頻尿があげられますが、そうした症状に悩む人にもおすすめです。
年齢に関係なく幅広い人に利用してもらえるのがトコちゃんベルトⅢでしょう。
装着する位置などにも注意
骨盤ベルトの場合は装着する位置などもしっかりと確認するようにしましょう。
ベルトと言われるとついウエストのあたりをイメージしてしまいますが、この場合は骨盤の矯正が目的です。
ウエストにいくら巻きつけても意味がありませんので、最初に使用する際は多少時間がかかっても位置確認は行うようにします。
骨盤はウエストにあるのでなくヒップの方になりますので、そのあたりを目安に装着をしていきます。
恥骨のあたりを通り、骨盤を引き締めているのかどうか確認しましょう。
ヒップのあたりは位置的にもどうしてもずれやすくなるため、最初のうちは使いづらいと感じるかもしれませんが、その場所でないと意味がありません。
最初のうちは違和感がありますが、骨盤をギュッと固定している感触を忘れずにいましょう。
また装着後は足の動かしにくくなっていないかもチェックしておくといいでしょう。
装着する順番について
装着する順番ですが、トイレの事などを考えるとできるだけ最後に装着したほうがいいでしょう。
矯正ベルトといわれるとつい最初に固定したくなりますが、それだと生活する上でやや使いにくいという場面もでてきてしまいそうです。
妊婦さんの場合は冷えを防ぐために腹巻を使っている人も多いですが、できれば①素肌に腹巻、②骨盤ベルト、③ショーツの順番にしておくようにしましょう。
最初に骨盤ベルトを装着してしまうとトイレなどに行った際、いちいちベルトを装着しなすなど何かと面倒なこともおこってしまいます。
特に妊婦さんの場合はかがむだけでも大変ですので、できるだけ負担を少なくしておくといいでしょう。
骨盤ベルトで固定することでお腹のハリも減り、状態も安定しやすくなります。
ただ締め付けすぎるとよくありませんので日々様子を見ながら調節してあげるようにしましょう。
自分にあったベルト選びをする
骨盤ベルトの場合は自分にあったものを使う事が大切です。
「トコちゃんベルト」の場合は恥骨の緩みに応じてベルトの種類も違うため、まずはそこらへんの見極めなどが大事になってくるでしょう。
またサイズについては立った状態で測ったヒップサイズが目安になります。
ウエストではなく、恥骨を通るヒップのあたりを測るようにしましょう。
サイズが小さすぎると苦しくて使えなくなってしまいます。
まとめ
骨盤ベルトの「トコちゃん」は3種類のものがありますので、状況に応じて自分にあったものを使うようにするといいでしょう。
また必要ならダブルで使うなどするとより効果も得られそうです。
骨盤部分にしっかりと装着できれば妊娠中でも安定してお腹のハリが減るなど何かと助かることもあるでしょう。
ギュッと引き締めてくれるため、骨盤の歪みが気になる人は試してみるといいかもしれません。