敷き布団なら何でも良いわけではない!腰痛改善の為の敷き布団の使い方のポイント

マットレス・敷き布団

腰痛を改善するためには、マットレスではなく敷き布団を使うのが良いと言われることがあります。

そういうことがあるので、腰痛改善の為にと、敷き布団を使用している方もたくさんいるでしょう。

しかし、腰痛改善のためには、敷き布団なら何でも良いというわけではないのです。

そこでここでは、腰痛改善の為の敷き布団の使い方のポイントについて紹介していきます。



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敷き布団は出来れば毎日干すようにする

腰痛改善の為の敷き布団の使い方としてまず言えるのは、敷き布団は出来れば毎日干すようにするということです。

敷き布団は、毎日干すようにしないと、直ぐに湿気が溜まってしまいます。

そして、敷き布団の湿気は、布団をへたらせてしまうものなのです。

へたってしまうと、当然ながら布団は凹みやすくなります。

というよりも、あまりかえって来なくなるのです。

そうして敷き布団がかえって来なくなると、やはり腰にとっては良くありません。



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地面の固さをダイレクトに感じるように

敷き布団のメリットは、あまり柔らかくないので寝返りの際に込める力などを吸収されないところにありました。

これがマットレスの場合、寝返りの為に込めた力はガンガンに吸収されて、全然上手く回れなくなる事があります。

しかし、敷き布団の場合は、あまり厚みがなく、かつ地面もある程度固いので、力をこめたらしっかりと反発して、簡単に回る事が出来たのです。

でも、それはあくまでもしっかりふっくらとした敷き布団での話になります。

湿気がたまりへたってしまった、凹んでいる敷き布団の場合は、そうもいきません。

凹んでしまっている敷き布団の場合は、厚みがますますなく、かつ反発力も全然ないので、地面の固さをダイレクトに感じてしまうようになるのです。

地面との接触で腰痛になることも

そうして地面の固さをダイレクトに感じてしまうと、地面との接触で腰痛になることも出てきます。

人は寝ている間に、特に腰のあたりに体重の負荷をうけます。

それはやはり上から押さえつけられるような負荷になります。

そんな上から押さえつけられるような負荷が掛かっている状態で、その下にある地面が固かったらどうでしょうか?

固い場所に身体を抑えつけていることになるでしょう。

そうして固い場所に身体を押し付けていたら、その押し付けられている箇所に痛みが発生する可能性もきわめて高くなります。

そんな風にして、腰痛になってしまう事があるのです。

痛くて結局あまり寝返りができなくもなる

また、敷き布団が凹んでしまい厚みが更になくなると、地面の固さをダイレクトに感じて、それが痛くてあまり寝返りができなくなる可能性も出てきます。

地面はすごく高いです。

その固い地面の上を寝返りするとなるとどうなるでしょうか?

それは当然肩やひざなど、骨ばっているところは特に痛みを感じやすくなるでしょう。

傷みを感じたら、やはり寝返りをしたいという気持ちもなくなっていきます。

そうして、寝ている間に自然と寝返りをしなくなる事があるのです。

結局それは腰痛に繋がります。

なので、やはり敷き布団はなるべく毎日干すべきなのです。

毎日干すとどうなるのか?

でも、そもそも敷き布団を毎日干すとどうなるのでしょうか?

敷き布団を毎日干すようにすると、それによって敷き布団から湿度が抜けていくようになります。

湿度が抜けていくようになれば、敷き布団はへたりづらくなります。

それどころか、外に干すことによって空気を含むことが出来るようになり、敷き布団は気持ちふっくらしていくと言えるでしょう。

ふっくらするとは言っても、あくまでも敷き布団の厚みになるので、そのせいで寝返りがしづらくなるといか、そういうことはまずありません。

そうではなく、ただただふっくらとしていくのです。

ふっくらした敷き布団は、ある程度体重を分散してくれつつも、身体をしずみこませすぎることはまずないので、寝返り等も制御しません。

なので、腰痛対策としてただただ良い状態になると言えるでしょう。

何故毎日干すのか

でも、別にそういうケアであれば毎日することはないのではないかと思う方もいるでしょう。

気が向いた時にだけケアしていれば、それで問題ないようにも思えるものです。

しかしそれではダメで、毎日ケアしないとならないのです。

でも、なぜ敷き布団は毎日ケアしないとならないのでしょうか?

それは湿気は毎日溜まるからです。

寝ている間はたくさん汗をかく

人は、寝ている間にはたくさん汗をかく生き物です。

しかも、寝るという行為は必ず毎日行うものになります。

毎日寝るのですから、当然ながら毎日汗が蓄積されることになります。

それを2日3日ほうっておいたらどうなるでしょうか?

まず間違いなく、かなりの湿度がたまってしまうと言えるでしょう。

だから、敷き布団を使用する時には毎日干すのが良いのです。

裏表を返して使うのもポイント

敷き布団を腰痛対策として使う時には、裏表を返して使うようにするのもおすすめです。

マットレスでは、適度に裏表を返して使用しているという方も多いでしょうが、あまり敷き布団ではそうしているという方もいなかったのではないでしょうか?

でも、マットレス同様に、敷き布団でも裏表を返して使用するのが効果的だと言えます。

では、裏表を返して使用すると、どんなメリットがあるのでしょうか?

へたりづらくなる

裏表を返して使用することのメリットは、へたりづらくなることです。

敷き布団は、やはりマットレスに比べると厚みもないですし、へたりやすい素材でできていることも多いので、比較的にすぐにへたってしまうと言えます。

でも先述の通り、へたると腰痛に繋がりますから、へたらせてしまうような使い方をするのは良くありません。

敷き布団を特にへたらせてしまうのが、毎日同じところに乗るようにするという使い方です。

同じ向きで布団の上に乗り、裏表も当然返さずに使う。

そうすると敷き布団の同じところに日々体重がかかるようになります。

となると当然、そこが次第にへたっていってしまい、凹んでしまうようになるのです。

それはやはり避けたいところです。

それを避けるためにするのが、裏表を返すということなのです。

前後も返すとさらに良い

裏表を返すだけでも、十分な効果は期待できるでしょう。

でも、さらにそれに加えて、前後も返すようにすると、益々敷き布団がへたりづらくなると言えます。

前後を返すようにすれば、敷き布団の上で腰がくる地位が逐一変わってきます。

やはり先述の通り、寝ている時に特に体重の負荷が掛かるのは腰になりますから、腰の位置がいつも同じだと、そこが特に凹んでしまいやすくなります。

でもこうして前後の向きを変えてみると、もともと腰があった位置は、だいたい背中のあたりに来るようになるでしょう。

だから、腰のあたりが凹みやすくなることはなくなるのです。

それでいてさらに裏表も返していけば、そうそう敷き布団は凹まなくなるでしょう。

腰痛対策として敷き布団を使っているのであれば、やはり多少面倒でもこういう使い方をしていかないとなりません。

まとめ

腰痛対策としての敷き布団の使い方についてはお分かりいただけましたでしょうか?

腰痛対策として敷き布団を使うのであれば、やはりこうしてしっかりと効果的になるようにして使わないとなりません。

せっかく敷き布団に変えたのに、効果が出るどころか逆効果になってはすごく残念ですから、そうならないように、是非参考にしてみてください。