枕あれこれさまよった結果は?筆者も本当に悩んだ枕の選び方

まくら

1日のうちの4分の一程度は人間、睡眠をとっていることになります。

つまりバッドなり布団なりに横になって、枕を使用しているわけですね。

この枕、昔は大して問題にもされませんでしたし、あるもので充分という感じで使用していましたが、今ではこれが睡眠の要と言うほどにクローズアップされてきました。

筆者のこの枕については、かなり悩んだほうなのでその経験を少々お話して行きます。

枕選びの参考になれば、幸いです。



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実は子供の頃は枕とは

筆者、物心ついた頃には枕とは縁がありませんでした。

これが何故なのか後に親に聞きましたところ、頭が扁平にならないように枕無しで寝かせていたそうです。

まあこれが功を奏したのか、元々の遺伝なのかは謎ですが一応筆者、頭の形は良いそうです。

それはともかくこの枕なしの生活、確か高校生くらいまで続いたと記憶しています。

修学旅行とか行った時、用意されていた枕を外して寝たのを覚えています。

枕なしの生活で肩こりとか不眠があったかと聞かれれば、まあ自覚はなかったと答えるしかありません。

どのみち若いということは、その辺り気にせずに暮らせる眠れるということに他ならないのも、また事実かもしれませんね。



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枕を使用し始めたのが大体のところ

何時枕を使用し始めたのか、実ははっきりした記憶が無いのですが、多分学校の旅行などで用意されていた枕を使ったら結構いい感じだったのが、きっかけだと思います。

加えて高校生の時に引っ越して、自分の部屋がもらえて、ベッドを購入してもらったのもまたきっかけだったでしょう。

確か初めは適当に、家にあった枕を使っていました。

お客さん用の枕を、もらったと記憶しています。

ごく普通のそば殻枕でした。

使用感はサクサクした感じで、夏でもそこそこ涼しく感じられたのが、嬉しかったです。

布団に直接頭を置くと、結構夏は暑く感じたのでこのそば殻枕、結構愛用しました。

しかしこのサクサクが、寝返り打った時に耳障りであったのも事実です。

それもあって枕を変更となったわけです。

次に使用したのは、綿素材の枕だったと思います。

海外での枕の使用は

その後海外でしばらく暮らしましたので、しかも家具付きのアパートだったので、、勿論枕も用意されていました。

それ以前にも旅行でホテルに泊まった時に、欧米では当たり前の大きな羽根枕、最初は使い方に戸惑ったものです。

でもなれてきて、これ頭を乗せるのではなく肩の辺りまで乗せてしまうといい感じに安定すると解ってからは、使い勝手が良くなりましたね。

逆に帰国した時に日本風の小さな硬い枕が、頭にあたって辛く感じたものです。

まだ低反発ウレタンの枕も、高反発ウレタンの枕も店頭にはなかった時代のことです。

この頭から肩までの安定という点では、大きめの枕は本当におすすめです。

その後日本に帰国して後は

海外から引き上げてきて、日本で再び生活始めた辺りで、実は色々と問題が起きてきました。

新しい仕事はうまく行っていたのですが忙しく、時間がほとんど取れませんでした。

結果、かなり疲労していた時期です。

それに加えて介護の問題も出てきました。

帰宅しても気持ちも身体も休めないという、本当にきつい時期になってしまったのです。

なので睡眠が充分にとれなくなってしまったのです。

入眠障害も起きてきました。

夜中に目が覚めることも多く、覚まされることも多くなりました。

あまりの寝苦しさに枕をあれこれ変えていったのも、この頃のことです。

ちょっと自分でも枕のせいにしすぎと思うほど、枕をあれこれ変えていましたね。

その最もきつかった時代に使用した枕達

枕遍歴とも言っていいその頃、使用した枕をご紹介します。

一長一短あるので、本当に遍歴してしまいました。

特に夏場の暑さに対抗できる枕を探して、かなり散財してしまいました。

低反発ウレタンの枕

割と初期に購入したのが、この低反発ウレタン使用の枕です。

まだ店頭に出始めた頃で、種類もあまりなくほとんどあるブランドの専売状態でした。

お店で試用させてもらったところ、結構気持ちよかったのでこれなら眠れるかもと、早速購入しました。

実際寝違えなどはほとんど起きなくなって、それだけでも購入したかいがあると思ったものです。

頭が沈み込む感触と、肩を支えてくれる安定感が嬉しくて、愛用しました。

しかし夏の暑さで、夏場の使用がきつくなってしまったのです。

パイプ枕パイプが出し入れできるもの

夏の寝苦しさに、パイプが素材として入っている枕ならちょっとはマシかな、と思って購入した枕です。

パイプの出し入れが出来るので、高さ調節も自在にできるだろうと期待したのですね。

実際低反発素材に比べると、頭の熱の問題はかなり解決できました。

しかし柔らかさに慣れた自分には、パイプの硬さが頭にカリカリという風に当たって、どうも落ち着かなかったのです。

加えて、肩のあたりの支えが心もとなかったのも、いささか不満でした。

保冷剤を使用できる枕

パイプ枕はともかく、低反発素材に保冷剤の使用はちょっと拙いだろうと、保冷剤の付属された枕を購入したのもこの時期です。

不眠の最たるものはやはり、頭の暑さ熱です。

これを何とかしようとして、保冷剤に行き着いたわけです。

保冷剤を使用しても大丈夫な素材と、カバーに付属の保冷剤を入れられるポケットの付いた枕でした。

これなら何とかなるかと思ったのですが、やはり素材に馴染め無かったのと、保冷剤があっという間に溶けてしまって入眠に間に合わなかったのです。

結果、こちらもクローゼットの肥やしになりました。

竹で作られた枕

竹で編んだ枕もありますが、これは竹の小片をつないだものでした。

竹と、つなぎに使用してある素材のおかげで、頭を乗せると結構気持ちよく沈むということでした。

特にこれ、内部が空洞なので夏向きと思って購入したのですが、思ったほどに柔軟性がなく高さの問題で首が痛くなってしまいました。

後にばらして、夏用のクッションに乗せたりしています。

タオルを丸めて首枕

今でこそ首枕が店頭に並んでいますが、その当時はまだ見つかりませんでした。

なので自作したのです。

頭は暑いし、首のサポートが普通の枕では不満だったのが、これを作るきっかけになりました。

加えて整体の治療師にこれを勧められたことも、1つのきっかけでした。

大きめのタオルを強く丸めて縛って、首と頭のラインがストレートになるようなサイズに作ります。

下に1枚タオルを敷いて汚れ防止にしました。

これ結構楽なので、今でも時々使用しています。

旅行先で枕が合わない時にも、これはおすすめです。

最終的にたどり着いた枕

あれこれとさまよった結果ですが、まあその後介護の問題も何とかなり、精神的に落ち着いたこともあると思います。

何とか1つの枕に安住が出来ました。

低反発の枕です。

やはり何と言っても頭と首のラインに沿って沈み込んでくれるのと、肩の部分を支えてくれるというのが大きなメリットでした。

そのせいか、他の枕にすると寝違えが起きるのに、低反発の枕だけは寝違えとは無縁でいられるのです。

最も大きな問題だった夏の暑さですが、髪の毛をショートにしたことによって改善されました。

また前述した竹の小片の枕、あれを分解した後に出来たシートを乗せると、かなり入眠時の頭の熱が除かれます。

こういった工夫のおかげで、低反発枕の使用で落ち着くことが出来ました。

時にタオル丸めた首枕も、まだ使用しています。

首の安定が安眠につながるのは、かなり確実ですのでお試しください。

まとめ

結局筆者が使用していないのは、高反発素材の枕だけですね。

特に訳があったのではなく、当時はまだ販売自体されていなかったと言うだけです。

その後は低反発素材のもので何とかなっているので、購入する機会がないだけのことです。

次の購入時には選択枝に入れようと思っていますが、何よりも1回試用してみたいですね。

いろいろと試して気がついたことは、やはり枕は試用した後の購入が一番だということです。

お試しせずに購入したものは、結果的に使わなくなってものが多いのです。






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