枕をクッション代わりにするのがいけないという理由とは?

まくら

枕は、適度な弾力性を持つものが多いです。

それは中には俗に言う低反発のような、すごく柔らかいものもあります。

でも基本的には、弾力性が豊かな物が多いです。

となると、何かあった時に、ついついソレをクッション代わりにしたくなることもあるでしょう。

でも、それはおすすめできないのです。

では何故それがダメなのでしょうか?



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頭の重さを想定して作られているから

枕をクッションとして使用することを割けないとならない理由は、やはり枕と言うのはそもそも頭の重さを想定して作られているからだと言えます。

頭は、確かに身体の中では重たい方だと言えるでしょう。

しかし、それが体の中で一番重たいかと言うと、そんなはずもありません。

例えば立っていたら、足は頭よりも確実に重たくなります。

そこには頭の重さもきているわけなのですから、頭よりも重たくなるのは当然なのです。

さらに言えばそれは、頭の重さだけではなく、身体全体の重さを含んでいるのですから、だいたい30キロ以上にはなるでしょう。

頭にそれだけの重さがあるわけもありません。

なので、頭の重さを想定されて作られているものというのは、そこまで重さに強くないと言えるのです。

お尻にも体重の重さがすごくかかる

枕をクッションとして使用する際、その枕クッションがどこに敷かれるのかと言うと、それはやはり、お尻の下であることが多いでしょう。

お尻の下に来るということは、それにはお尻の重たさの負荷がしっかりとかかることになります。

でも、このお尻と言うのが、意外とやっかいなのです。

お尻と言うのは、体重の重さがすごくかかります。

丁度身体の半分くらいのところになりますから、その下にクッションを敷いて座っていても、すごく重さがかかってしまうのです。

そうしてすごく重さがかかってしまうと、当然枕はつぶれてしまいます。

つぶれて戻らなくなる

最初のうちは、体重の重たさでしっかりとつぶされたりしても、持ち前の弾力性でなんとか元の形に戻ろうとしていたでしょう。

でもそれを何回か繰り返されてしまうと、戻ろうとすることもできなくなっていってしまいます。

つまり、つぶれたままになってしまうようになるのです。

枕は、つぶれてしまうと当然その能力が変わってきます。

たとえば高さがなくなることで、息がしづらくなったり、あるいは寝返りがしづらくなったりしてしまうでしょう。

もしそうなったら、やはり寝ていてもあまり疲れは取れなくなります。

それどころか、逆に腰痛になったり肩こりになったりすることも出てくるでしょう。

それは避けたいところです。

なので、枕はクッションにするべきではなく、きちんと枕として使用するべきだと言えるのです。



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湿度もこもりがちになる

また、枕をクッションとして使用しない方が良い理由として、湿度がこもりがちになるという事も挙げられます。

枕は、寝ている間に頭がおいてある時点で、それなりに高い湿度を保持していがちです。

でも、頭であれば、寝返りもしますし、そもそも枕に触れている面積もそこまで多くはないので、まだましだと言えるでしょう。

しかしこれがお尻だったらどうでしょうか?

お尻の場合は、それが触れている位置が動くという事はほぼほぼないと言えるでしょう。

それが触れている位置が動かないのですから、それはつまり、そこから湿度が抜けていく術がないということになります。

さらにいえば、お尻の場合は触れている面積も頭に比べるとグッと広くなります。

なので、湿度がこもりがちになる面積も広いと言えるのです。

そうなれば、その枕に湿度がこもるのも当然でしょう。

湿度がこもるとへたりやすくなる

そうして枕に湿度がこもることは、何がいけないのでしょうか?

枕に湿度がこもると、それによって枕はへたりやすくなってしまいます。

へたりやすくなってしまった枕は、当然寿命が短くなります。

凹んでしまい、元に戻らなくなるまでのペースが早くなってしまうのです。

また、カビなども生えやすくなるでしょう。

だから、枕には湿度をこもらせるべきではないのです。

でも、枕をクッションにしていると、それから逃れることは出来ません。

それを割けるためには、そもそも枕をクッションとして使用しないという事が一番なのです。

衛生的に良くないから

枕をクッションとして使用しない方が良い理由として、衛生的に良くないという事も挙げられます。

それは、何もお尻が汚れているからと言うことではありません。

それはたしかに、パンツ1枚で枕のクッションの上に座っているのであれば、お尻が汚れているせいで枕を衛生的に悪くしてしまう可能性もあります。

でも基本的に枕をクッションにする際にも、パンツの上に何かを履いていることが多いでしょう。

それならば、お尻にいる菌なども、枕まで突き抜けていく事は出来ないでしょう。

なので、ここで言う衛生的に良くないというのは、そういうことではありません。

では、どういう意味で衛生的に良くないと言えるのでしょうか?

枕をクッションとして使用するのが衛生的に良くないというのは、枕に何かをこぼしてしまう可能性が高くなるからです。

クッションの上では飲み食いすることも多い

クッションの上では、飲み食いすることも多いでしょう。

でもそうして何かを飲み食いすると、その破片などをこぼしてしまう事も多いのです。

そうしてソレをこぼしてしまうと、枕クッションにそれが付着することも出てくるでしょう。

でも、それが付着するのはやはり衛生的に良くありません。

というのも、もちろんそれがつくのも汚いのですが、それだけではなく、そうした食べ物や飲み物などが付着することによって、それがダニの餌となるのです。

それが良くないのです。

ダニがどんどん繁殖していったら、当然衛生的には悪くなりますし、誰だってそんな枕の上では寝たくはないでしょう。

でも、気を付けていてもこぼしてしまうことはあります。

だから、枕をクッションとして使用していたら、いつかはそうなってしまうのです。

それを避ける為には、そもそもそれをしないというよりほかありません。

風水的にも良くない

そうして枕をクッション代わりにするというのは、風水的にも良くないと言えます。

基本的には、寝具というのは、すごく神聖なものになります。

気を蓄えてくれて、そして身体の疲れもとってくれるわけなのですから、それが神聖視されるのも分かります。

そんな神聖なものを、お尻の下にしいてクッションにするというのが、風水的に良いワケがありません。

それをすることによって、運気を下げてしまうことにも繋がるでしょう。

もちろん、それが本当に運気に繋がるかどうかはわかりませんが、一応理屈としては通っていますし、運気だって意識しないよりは意識した方がよくなりやすいと言えるでしょう。

だから、そういうところから見ても、枕をクッションにするのはおすすめできません。

基本的にはクッションはクッションで別のものを買うようにしていきましょう。

ただ、そもそも枕をクッションとして使うつもりで買い、そして実際にそれをクッションとして使うのはアリでしょう。

まとめ

枕をクッションとして使うのが良くないという理由は、以上の通りになります。

どうしても枕をクッションとして使わないとならないという理由がある方も、まずほとんどいないのではないでしょうか?

それならば、枕をクッションとして使うのは、すごく残念です。

なので、枕をクッションとして使うのは避けて過ごすようにしていってください。






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