椅子に座って腰痛を感じたら腰痛用のクッションを使用?その前に腰痛のタイプを把握しよう

椅子

椅子に座って長時間過ごしていると腰痛がひどくて、という言葉はよく聞くものです。

床に座っても同じことで、腰痛の元はこの姿勢かと座るのが怖くなる人もいることでしょう。

確かに座る姿勢というのは、腰の部分に負担がかかるものです。

とは言え一言で腰痛と言っても部位もタイプも違います。

腰痛用のクッションで痛みを和らげるにしても、まず自分の腰痛がどの部分に出ているのかを、把握するの事から始めたいですね。



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一言で腰痛と言ってしまうけれど

腰痛と言われた時に、あの部分かと想像するのは実は人によって結構違います。

ウエストの部分、腰椎の辺りに痛みを感じているのかと思う人もいます。

実際この部分の痛みは、かなりの腰痛持ちが痛みを感じる部分です。

またその下、骨盤の後ろ側仙骨の部分に痛みを感じる人もいますね。

バレエなどだと腰痛と言うとこの部分です。

普通の人の腰痛という感覚よりも、下になるのです。

勿論バレエとかをやっていない人でも、この部分に痛みを感じる人は多いはずです。

また腰と言っても、お尻の部分坐骨に痛みを感じる人もいます。

長時間座ると一番体重のかかるところですね。

この坐骨に痛みが波及しての腰痛も勿論ありますし、ここもまた腰痛と言っても差し支えない部位です。

本当に、簡単に分けただけでもこれだけの種類の腰痛があるのですから、それに応じた手当をしたいものですね。



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腰痛を和らげるためのクッション

クッションと椅子の関係、もしくは床でクッションを使用した場合、これは腰痛の緩和にもなり逆に腰痛を引き起こすこともあります。

クッションを使用することで、骨盤から背骨のアライメントが崩れてしまい、負担が大きく腰の部分にかかってしまうと、結果腰痛を引き起こします。

一時話題になった、あまりに心地よく寄りかかれると評判だったものも、この危険性を含んでいました。

あまりに心地よく身体を預けられるので、全身の力が抜けてしまい、筋肉も休んだ状態に加えてアライメントもだらけてしまいやすかったのですね。

起き上がった時に腰痛を感じる人が多いと、ちょっとした話題になってしまいました。

短時間なら気持ち良いリラックスが出来るクッションでしたが、長時間使用するにはちょっとと言った感じだったのです。

それとは逆に、腰痛を持っている人や座っていると腰が痛くなる人に役立つクッションも、幾つも販売されています。

こちらはリラックス用というよりも、仕事などでの長時間座る姿勢を、サポートしてくれるものです。

長時間座らなくてはいけない仕事の場合、この手のクッションは大きな助けとなってくれるのですね。

腰痛が起きるのははこんな原因から

しかしどの部分に、主に何の原因で腰痛が起きているのか、これをまず把握しないとそれに合った腰痛クッションを選ぶことが出来ません。

ウエストの辺りに感じる腰痛

最も多いのがこのタイプ、腰椎の辺りに起きる痛みです。

姿勢の問題もありますが、座った姿勢の時に最も体重がかかりやすいのがこの部分です。

しかもこの辺りは、前側に骨が殆どありません。

つまり前側は腹筋なしでは支えるのが難しいということになります。

この腹筋が弱っていたり、もしくはウエストの後ろのS字カーブが逆カーブになったりすると、腰椎の部分に大きく負荷がかかって腰痛を引き起こします。

仙骨の辺りに感じてくる腰痛

腰の下側の部分です。

ちょうど骨盤の部分ですね。

骨盤という大きな骨で守られているのだから、安心な場所だと思ってしまいがちです。

しかしこの部分、前側はそれこそ腹筋しかありません。

おへそ周りには骨はありませんね。

つまりこのおへそ周りの腹筋がしっかりしていないと、骨盤の後ろ側の仙骨の関節部に負担がかかってしまいます。

お尻の下坐骨に感じる腰痛

ここの痛みは、どんな人でも長時間座っていると感じるものです。

椅子のクッションがかなり良くても、こればかりは体重が直接かかっている場所なので、どうにもなりません。

姿勢良く座っていても、どうやっても体重がかかってくるのです。

加えて姿勢が崩れれば、それこそもろに体重が坐骨にかかってきます。

痛まないほうが不思議、と言って過言ではありませんね。

タイプ別に腰痛用のクッションを選んでみよう

店頭にもネットにも、多くの腰痛用のクッションが出ています。

タイプの色々とありますが、腰痛の種類によって選んであげると効果は倍増します。

ウエスト部分の腰痛におすすめなのは

ウエスト部分の腰痛の場合、ウエストの後ろ側のえぐれたようなカーブが崩れて起きる、という原因がまず上げられます。

所謂猫背で首を突き出した姿勢の人が、この腰痛になりやすいのです。

なのでまず使用したいのは、ウエストの後ろに置く腰痛用のクッションです。

ウエストのカーブをキープするように、椅子の背に置いて使用します。

また座面にも、背筋を伸ばすような機能のついたクッションを置くと、一層効き目がおおきくなります。

まずはこのタイプの場合、座っている時の姿勢を良くすることで、腰痛緩和や回避につなげていきたいものです。

姿勢矯正機能のついているものが、おすすめですね。

そのためのクッションを、選んで下さい。

仙骨の部分に腰痛を感じる場合は

この部分に腰痛を感じる場合、実は結構姿勢はきちんとしている人が多いのです。

なので腰椎の部分にはあまり痛みを感じない、というケースもあります。

実は筆者はこれです。

腰椎の辺りの痛みは、まず感じたことがないのですが、仙骨の辺り特に仙腸関節部分に痛みを感じることがあります。

緩和するにはやはり、お尻全体とももの裏側までカバーするクッションで、体重を受け止める高反発のクッションがおすすめです。

低反発だとこの場合、仙骨に体重がかかる感覚があるので、できれば高反発もしくは硬めの低反発の素材がいいですね。

ただし素材については個人差がありますし、仙骨の部分はデリケートな部位でもありますので、実際に試用してからの購入がおすすめです。

坐骨部分に痛みを感じたら

坐骨部分に痛みを感じて辛い場合、ピンポイントでその部分だけカバーという手もあります。

お尻の部分だけ、カバーできれば痛みは軽減できます。

高反発や低反発、またジェル素材のクッションなど多くの製品が出ていますので、坐骨が椅子の座面に当たらないようなクッションを選んで下さい。

ドーナッツ型で、お尻が直に座面に当たらないように出来るクッションも、このタイプにはおすすめです。

硬い座面の椅子には、座らないようにしたいものですね。

他の腰痛に比べると楽で単純なタイプにも見えますが、これを放置しておくと座ることが出来ないような痛みに発展することもあります。

早めに手を打っておくのがおすすめです。

ほぼオールマイティに使用できるのは

腰痛のタイプ別に、おすすめのクッションはありますが、でも最もオールマイティに使用ができるのは、お尻部分からももの裏側までカバーできる腰痛クッションです。

これなら、体重分散機能もついていますし、殆どのものに姿勢矯正機能もついています。

坐骨の当たる部分に穴が空いているデザインのものもありますので、その辺りの痛みにも対応ができます。

欠点としては、サイズが大きめなので持ち運びに向かないという事が挙げられます。

また事務用の椅子の座面からはみ出してしまうことも、無いではありません。

それらの欠点を差し引いた場合、やはりこのタイプの腰痛クッションが最も、使い勝手が良いと言って過言ではありません。

まとめ

腰痛を簡単に誰かに言った場合、でも相手の人の感じる腰痛とは違っていることがあります。

このクッションは腰痛にとても効いたと言われて、ではと使用してみたらあまり効き目が無かったなどということはありませんか。

自分の腰痛は自分のオリジナルのようなものです。

それをまず把握して、その後対処できるクッションを選んで下さい。






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