横向き寝は健康に良くないというのは本当?横向き寝専用まくらのおすすめ4点

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おすすめのまくらの情報を見ると、大抵仰向け寝が対象になっています。

しかし横向きでないと眠れない、仰向けで寝ても睡眠中に横向きになってしまうという人もいらっしゃるでしょう。

以前は横向き寝は正しくない寝方であるという説が多かったのですが、最近は横向き寝の健康メリットが見直されて、横向き寝専用のまくらも発売されています。

横向きで寝る方のために、横向き寝の情報とおすすめの横向き寝まくらをご紹介します。



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横向き寝はいけないのか

時々「横向き寝はいけない」という情報を目にしますが、本当でしょうか?

「横向き寝は肩こりや腰痛を起こす」「横向き寝は骨盤のゆがみを作る」「横向き寝は内臓に良くない」などと言われます。

しかし「肩こり、腰痛、骨盤のゆがみ、内臓の不調...」などは、横向き寝でも仰向け寝でもなる人とならない人がいて、どちらの寝方にしたから治るというものではありません。

実際は半数近い人が横向きで寝ていて、仰向けで寝る人も睡眠中に横向きになることがある人がほとんどです。

睡眠中の無意識の状態で横向きになるというのは、身体がその体勢を本能的に求めているからで、自然なことと言えるでしょう。

人間以外の動物はすべて横向き寝です。

仰向け寝が正しいと言われがちなのは「大の字になって寝る」ということが健康的なイメージにつながるためもあるでしょう。

横向き寝が健康に悪いという説は根拠に乏しく、最近の研究では横向き寝のメリットが発見されています。



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横向き寝のメリットとデメリット

横向き寝のメリット

横向き寝には以下のようなメリットがあります。

●腰痛対策になる
●内臓に負担をかけない
●いびき、睡眠時無呼吸症を防ぐ
●脳の代謝を高めて認知症を防ぐ
●妊娠中は負担にならない

腰痛対策には普通は横向き寝が勧められます。

仰向けで寝ると背骨のS字の寝具についた部分が圧迫される上に、腰の浮いた部分が不安定になって筋肉に余計な力がかかります。

東洋医学では、右下にして膝を曲げたS字型の横向き寝が内臓に負担をかけない正しい姿勢であると言われます。

こうすると重い肝臓を下にして心臓に負担をかけないうえに、胃の噴門の向きに合っているので消化器にも負担がかからず楽です。

仰向けで寝ると舌の付け根が落ち込んで気道を塞いで、いびきや睡眠時無呼吸症の原因になりますが、横向きだと防ぐことができます。

横向き寝は、アルツハイマーの原因になるアミロイドβの排出を促して認知症を防ぐことが最近の研究でわかりました。

横向き寝のデメリット

横向き寝のデメリットは以下のようなことです。

●肩に負担がかかる
●骨盤がゆがみやすい
●顔にしわができやすい

横向き寝は体重で肩を圧迫しやすく、肩の関節に負担がかかります。

肩こり、肩関節痛、肩甲骨の痛みなどが起こりやすくなります。

横向き寝を続けると骨盤がゆがみやすく、血液やリンパの流れが滞って、新陳代謝低下、むくみ、冷えなどが引き起こされます。

横向け寝は顔にしわができやすく、ほうれい線も濃くなります。

横向き寝のデメリットをまくらで補う

横向き寝も仰向け寝もそれぞれメリットとデメリットがあります。

どちらにしなければならないというものではありません。

結局「人それぞれ楽で快適な睡眠が取れる姿勢で寝れば良い」ということになります。

横向きでなければ寝られないという人も多いことでしょう。

そういう人のために、横向き寝のデメリットを補って快適な睡眠をサポートする「横向き寝専用まくら」が作られています。

今まで多くのまくらは仰向け寝を対象に作られていましたが、最近は横向き寝専用のまくらが多く作られていて、様々な製品の中から合っているものを選ぶことができます。

横向き寝専用まくらの選び方

横向きで寝る人がまくらを選ぶときのポイントがあります。

●横向き寝専用に作られたまくらであること
●寝返りを助ける構造であること
●首や肩を支えて体のゆがみを補正する構造であること
●清潔が保たれるまくらであること

横向き寝と仰向け寝では、姿勢や体重のかかり方が全く違うので、横向け専用に作られたまくらを使うのが望ましいです。

人間は血液やリンパの流れを滞らせないように、睡眠中に自然に寝返りをうちます。

その動きを妨げず助けるような働きをするまくらを選びましょう。

頭、首、肩の骨がゆがまないように補正して、背骨から骨盤までゆがみを直すようなまくらなら理想的です。

横向け寝は仰向け寝に比べて枕と顔の距離が近いために清潔であることが重要です。

洗うことができたり、ほこりが溜まらないなど清潔が保たれる機能をチェックしましょう。

横向き寝専用まくらのおすすめ4点

YOKONE

横向き専用まくらの代表格といえば「YOKONE」です。

硬すぎず柔らかすぎない適当な硬度を保ち、頭の重みを分散させるリラックスウレタン素材です。

横向き寝の姿勢に合わせて設計されていて、頭、首、肩、腕の4点を支えてゆがみのない姿勢を作ります。

新型のYOKONEはさらに機能を加えています。

上部が羽状の形になっているので、就寝前の読書をするときに使えます。

高さ調整板が2枚含まれていて、高さを3段階に調整できます。

まくらカバー素材は「冷感素材」です。

「頭寒足熱」という言葉のように、四季を通じて頭を冷やすことが快眠につながることから採用した素材です。

首元は冷えないように保温素材を使用してます。

幅63㎝、奥行き37㎝、高さ12㎝(調整可)で、横向き寝に適した広さと高さのまくらです。

硬さは「硬め」と「柔らかめ」からお好きな方を選べます。

スリープバンデージ

フランスベッドの横向き寝専用まくらで、楽天のベストセラーになっています。

フック型の特殊な形状で、横向き寝の頭、首、肩、背中をしっかりサポートします。

肩の負担を減らし、背骨が床面と平行になるので正しい自然な寝姿になります。

「耳用くぼみ」があるので、横向きで寝ても耳が痛くなりません。

ロングテイルを前にして使うと抱きまくらになります。

本体はつぶ綿をミックスしたポリエステルの詰め物が入っています。

まくらカバーは取り外して洗えます。

ユニークなフォルムに加えてピンク、ブルー、グリーンと3色揃った鮮やかなカラーで、インテリアオブジェとしても楽しめます。

もっと横楽寝

西川の横向き寝専用まくらです。

「医師がすすめる健康枕」というキャッチフレーズがついていて、特に横向き寝の人に合わせて作られた枕です。

中央部分が凹んだ3点支持理論形状で、首と肩にやさしくフィットして横向き寝を安定させます。

男女で高さが分かれていて女性用はやや低めのピンク色、男性用はやや高めのブルーがありますが、その上さらに高さを調整することもできます。

備え付けの高さ調整シートで左右の高さを調整することができ、補充パイプで全体の高さを調整することもできるので、ニーズに合わせた細かい高さ調整が可能です。

本体の詰め物はポリエステル、枕カバーは柔らかなキルティング加工です。

楽だ寝え

Ω型の枕です。

短時間は快適ですが寝返りをうつのが困難なので、昼寝用のまくらです。

横向きに寝ても「メガネが邪魔にならない」「音が聞こえやすい」ということを考えて作られました。

マッサージ用にも使えます。

中央のくぼみに頭をのせて使用します。

うつぶせ寝や仰向け寝にも対応します。

弾力があるウレタンフォームでできていて、中央部分は硬く芯があるウレタンフォーム、顔や肩が触れる部分は柔らかいウレタンフォームを使用しています。

まとめ

横向き寝は良くないという説もありましたが、最近は腰痛や睡眠時無呼吸症を防ぐなど、横向き寝の健康上のメリットが見直されています。

今までまくらは仰向け寝のみ想定されて作られていましたが、実際は横向き寝の人が多いために、最近では横向き寝専用の枕が作られています。

横向き寝は決して間違った寝方ではありません。

横向きで寝る人は、自分に合った横向き専用に作られたまくらを選んで快適な睡眠を心がけましょう。






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